ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2013年5月20日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

東タク協・通常総会 結実を期す4期目へ
       富田昌孝会長〜3期・6年を振り返る

 東京乗用旅客自動車協会は今年4月に一般社団法人化を果たし、その名称も「東京ハイヤー・タクシー協会」に変更した。今月24日には一般社団法人化後初の通常総会を開催する。今年は任期満了に伴う役員改選の年にもあたり、さる1日の東タク協理事会では富田昌孝現会長の再選に向けた推薦もすでに決定している。そこで、本紙は富田会長に就任からの3期6年を振り返り、この間印象に残った出来事などについて語っていただくことにした。

―東京乗用旅客自動車協会は今年4月1日をもって、一般社団法人へ移行するとともに、名称も「東京ハイヤー・タクシー協会」に改めました。

富田 名は体を表すとも言いますし、分かりやすくなって良かったと思います。先日、東タク協としての米・ニューヨーク公式訪問を経て、あちらでの広報体制の充実なども報告されていますが、まずわれわれの協会が何ものであるのか、かつての名前では少々分かりにくかったということはあるでしょう。これは全国団体にも当てはまることで、全国乗用自動車連合会では分かりにくく、「全国ハイヤー・タクシー連合会」と一足早く改められていたわけです。
 今、私どもの業界では適正需給、適正運賃を求めてタクシー関係3法案の今国会成立を求めて運動していますが、各党のタクシー議員連盟の幹部を務められているような一部の先生方を除けば、○○乗用旅客自動車協会とか言っても何の団体なのか即座にはピンときませんね。これまでの3期6年間は政治活動のほか、物価安定政策会議をはじめ交通政策審議会などで学識者や消費者代表の皆さんに向けて自己紹介する際にも、われわれがどういう団体なのか説明することから始めなければなりませんでしたが、今回の改名で随分話が早くなりました。

「タクシー」にプライドを
 これまでの協会の名称に直接「タクシー」と付かなかったのは、業界自身が何か劣等感のようなものを持っていたのかもしれません。経営者も乗務員ももっと、タクシーということにプライドを持つべきなんです。無理して難しい名前を付けて、名称だけよく分からない高級感のようなものを持たせて―ということではなくて、実質、中身を高級なものにしていけば良いんだと思います。業界外の方々に、愛されるタクシーになるためにも、分かりやすい名前に変えたことは良かったと思うんです。

―今月24日に通常総会を迎え、会長職に就かれて3期6年が経つことになりますが、この6年間で特に印象に残っていることがあればお聞かせください。

富田 そうですね、毎日毎日が記憶に残ることばかりなんですが(笑)。

―確かに就任1期目にタクシー適正化新法が成立し、それを実行に移すという意味は日々、未経験のことが続くという状態にありました。

富田 まず、最初に直面した問題は東京の場合、運賃改定ですね。物価安定政策会議を2回開くということは非常にパンチのある出来事でした。最終的には政府として運賃改定認可を決断していただくことになりましたが、タクシーに関する諸問題をさまざま提起されることになり、それが交通政策審議会のタクシーワーキンググループ(WG)の開催へとつながりました。

「一生忘れられない」7.11通達
 交政審WGではタクシー問題について、いろいろな議論が展開されたわけですが、諸問題の中でもタクシーの問題のかなりの部分が供給過剰に由来するとの中間とりまとめを出していただけたことは非常に良かった。これと前後して、国土交通省からいわゆる「7.11通達」を発出していただいた。このことは一生忘れられないことですね。
 この通達によって、実質的に新規参入、増車はストップしたわけですが、じゃあそれで一件落着かと言えば、そうではなくて、やはり需要に合わせた供給としなければタクシーに関する諸問題は根本的に解決しない。運賃改定だって、乗務員の賃金を改善していかなければ業界は良くならないということから出発しているわけですから、供給過剰を直すためにはどうすれば良いか?やはり減車問題は避けて通れないなということになったわけです。
 当時、タクシー乗務員の賃金は約30年前の水準に落ち込んでいると言われていたわけですが、業界の歴史を振り返れば、これに対する処方箋としてはただひたすら運賃値上げを繰り返す―というやり方のほかなかったわけですね。近年はデフレ不況の時代に入っており、その中で運賃改定することの妥当性ということを考えれば、もう少し早く供給過剰解消に動けていれば―という思いはあります。
 減車をするということを行政も業界も深く考えたことはなかったわけで、結局常道とも言える運賃改定をすることになったんですが、結果から言えばそれがタクシー適正化新法につながり、減休車に取り組むこととなったのは良かったと言えるんじゃないでしょうか。

―タクシー適正化新法の成立、施行で、地域協議会が開催され、個別事業者においても特定事業計画を作成し、事業再構築=減休車に取り組みました。東京業界ではまず特別区・武三交通圏で20%減休車に取り組んだわけですが、取り組んでみた結果についてどうご覧になりますか。

富田 タクシー適正化新法はそもそも内閣提出法案でしたし、物価安定政策会議からの流れもあって、運輸行政は非常に積極的に協力していただけたと思います。この法律は供給過剰の解消にあたって強制力に欠けるという意味で、内容に不満がないわけではないのですが、当時の政治状況の中、また、時代としての感覚の中で、できるだけのことはやっていただいたと思いますし、あれだけお世話になった以上は、その恩返しとしてもできるだけのことをやらなければ次のステップへ進めないなと考えていたわけです。
 東京の場合ですと、結局のところ自分の協会の会員を信じ、自社でやるべきことをやれば良いんだ―と。そうすれば、皆さんが自分で判断してしっかりした対応をしてくれるだろうと。もちろん、全事業者代表者会議を開催するなどの努力はしましたが、多くの皆さんにご理解をいただき、その結果、今日までに特別区・武三交通圏では18.5%までの減休車が進んだわけですね。

「捨てたものじゃない」東京の事業者
 前にも申し上げたことがあったかもしれませんが、「東京のタクシー事業者はやっぱり捨てたものじゃないな。素晴らしいな」と思いましたし、今も思っています。理性的かつ合理的に物事を判断していただけていると思うんです。まあ、全社というわけにはいきませんでしたが、ここまでできたのは、「自分の事業は自分で守る」という共通認識ができたからなんだと思います。このことはたいへん有り難く、感謝しています。全国で最初に地域協議会が開催され、注目される中で東京業界がここまで結束できたことで、全体に良い影響を与えることができたんじゃないでしょうか。
 確かに同法施行から3年余が経過しましたが、デフレ不況の中ということもあってその効果はやや限定されているきらいはありますが、何とか下げ止まっているのも減休車のおかげでもあります。いま、もう少し現行法の足りないところを補うためにも、新たな法律を作るべく取り組んでいるところですが、それがここまでこぎ着けられたのも、これまで現行法に基づいて業界自身が自主努力を行ってきたことを世間が認めてくれたんだと思います。

―今までのお話は、主に就任から2期目までの出来事が中心だったと思います。3期目の大きなトピックとして東日本大震災の発生ということがありました。直面する事業運営への危機感、当時、取り組まれていたタクシー事業法制定の遅れなど心配することが多かったと思うのですが。

富田 日本中がひっくり返りそうな大震災が発生したわけですから、タクシー業界だけが勝手を言って、「こっちを何とかしてくれ」とはならない。むしろ、「われわれのことはいいから、震災からの復興を」と言わなければならない状況でしたね。タクシー関係法案が震災の影響で1年以上先送りになったのは事実ですが、そのことに対する不平不満はないんです。
 むしろ3期目の大きな出来事でタクシー関係法案に少なからず影響があったのは政権の交替ですね。民主党政権の下で、労使が一体になって現行のタクシー適正化新法の足らざるところを補う法律を作ってほしいと運動してきたわけで、当初経営側としては道路運送法の改正を念頭に置いていたわけですが、協議を重ねる中で「タクシー事業法案」に変わってきた。政治情勢の移ろいの中で、なかなかこれをものにすることができないまま、また政権が変わり、この間、自民党側から出てきた対案もあって今日に至っているわけですね。

業界の要望は一貫
 もともと業界の要望としては何も変わったことは言っていないわけで、「現行法の趣旨を徹底して実現するための手直しが必要」ということなのであって、どういう法律でそれをやるかということは大きな問題ではない。
 この6年間全体を振り返れば、確かに陰ではいろいろご批判もあったでしょうが、大局的には一致団結を保ってこられたと思います。会員事業者の多くの皆さんには大変なご支援をいただいたと思っています。また、そうでなければ政治でも行政でもわれわれを支援してはいただけない。十分ではなかったかもしれませんが、世間に通用するくらいの団結力を示すことはできたんだと思います。それは今でも続いていると思うんです。

―1期目、2期目、3期目とそれぞれ印象に残る出来事があったと思いますが、4期目には、いまできつつあるタクシー新法の施行を見届ける楽しみができたと言えるのでしょうか。

富田 事業者も乗務員もこれまで以上に一所懸命に真面目に努力した人が報われるようになれば良いなと思いますね。いくらがんばっても赤字経営だとか、賃金が上がらないというままでは困ります。

―有り難うございました。
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No490. 5月20日号  主な内容
■巻頭人物 :高野 公秀氏(関東自動車無線協会会長)
■気になる数字
 :22件/2012年度のタク・ハイ事業者の倒産件数、2000年度以降最多
■トピックス
 :結実を期す4期目へ 〜東タク協・富田昌孝会長、3期・6年を振り返る
 :公共交通機関としてのタクシーを考える 〜UD対応&災害対応
 :全国で開催急増、これからのUD研修 〜全福協・川村泰利副会長に聞く
 :申請しないのは法律を守っていない会社? 〜京都の運改、残り40日足らず
 :<スポット> 近畿自動車無線協・通常総会 〜5月24日、大津市で開催  
 :個人タクシー「復権」の掛け声 〜全大阪個人タクシー協組・傘下支部
 :京都に出没「当たり屋的事案」の常習犯 〜すでに12件、府警にデータ提供
■東西往来 :進む乗務員のハイスペック化/全社挙げて清掃活動
■この人/この言葉 
 :関 進氏、高橋 良樹氏、木下 健三氏、井手 秀樹氏
■シャッターチャンス 
 :にわかに浮上の今国会成立予測/初めての(?)実態調査に要注目
 :自戒も込め「アンテナ高く」/こちらも「他人任せ」では…
■アラカルト
 :<内外交差点> ミナミからキタへのジョギングで思うこと 植田保二氏C
 :<連載第25回> 多田清社長殿創業史―「相互十年」を読む
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
 個タクとの運賃格差再現を懸念
    タク関係法施行時期も絡んで
      消費税転嫁巡って都内法人業界
【 東京 】17日付日経新聞朝刊1面で「都心タクシー初乗り730円」などと報じられた。現行の普通車自動認可上限運賃が初乗り2キロ710円から730円へ引き上げられること、加算運賃部分は通常の値上げと同様に加算距離の調整で行うこと、改定増収率はその結果3%ピッタリではなく「2.86%」となること、これらを国土交通省が認める方針であることなどが骨子。特別区・武三地区の事業者を中心に都内業界にとっては昨年後半から今年序盤にかけていわゆる「初乗り距離短縮方式」を放棄し、報じられたようないわゆる「単純転嫁方式」へ業界が舵を切りつつあることは周知のことで、消費税転嫁への関心はむしろ個人タクシーの動向や、現状通り大型下限運賃額と普通車上限運賃額が同額に設定される形で公示されるか否かに向かっている。
 消費税増税に伴う円滑な転嫁は政府の基本方針であり、消費税転嫁特別措置法の今国会での成立も目前。日経報道をはじめそれに追随する一般紙報道の多くがこうした当たり前の事実を「国交省が認めた」と、ことさらに報じること自体に対し、業界内では「タクシー関係3法案による規制強化への悪質な嫌がらせではないか」との見方も出ている。単純転嫁方式や改定増収率などについては東京ハイヤー・タクシー協会の経営委員会などでもシミュレーションされてきたものと同じで、業界内には驚きはない。
 前回の運賃改定時までに自動認可運賃の課税区分は解消され、中小型車の車種区分も統一された経緯から、事業者の主な関心は、「運賃格差のなくなった法人、個人の関係は消費税転嫁を契機にどう変わるのか、変わらないのか」に変化してきつつあるようだ。タクシー適正化新法改正など関係3法案の成立、施行が消費税アップの来年4月1日に間に合うタイミングなら、新法の下で「公定幅運賃」として新しい自動認可運賃が消費税増税分を含んで事前に公示されることになり、新法の趣旨に沿えば特定地域に指定されている特別区・武三地区など都内では新自動認可運賃の幅の中での届出制になることから、普通車の運賃設定(上限額初乗り2キロ710円、加算288メートル90円)のほか、個人タクシーとの関係で大型車下限(初乗り2キロ710円、加算288メートル90円)とのつながりに注目せざるを得ないことになる。
 都内業界では公定幅運賃でも上限額以外を選択する事業者は圧倒的に少ないものとみられており、個タクとの関係については現在の個タク業界の一般社団法人化をめぐる対立関係から懸念する向きは少なくない。消費税転嫁後の普通車初乗りは2キロ730円と予想されており、現行自動認可運賃大型車では上下限の中間に当たる「C運賃」が初乗り2キロ730円で、その加算額は279メートル90円だ。
〔5月18日関東版掲載〕  <バックナンバー一覧へもどる>
2013年5月18日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】個タクとの運賃格差再現を懸念/タク関係法施行時期も絡んで/消費税転嫁巡って都内法人業界
【 東京 】東タク協、副会長揃って留任へ
【 東京 】日個連側に「担保」求める/都個協理事会で木村会長
【 東京 】「第三者委」設置で一致/日個連都営協、役員数で譲歩なし
【 東京 】23・24年度で2544人受講/全福協まとめ、広がるUD研修
【 東京 】全タク連 労務委、ケア輸送委開く
【 甲府 】高野会長「防災対策の役割」強調/関自無協、一般社団化後初の総会
【 横浜 】UD化「長い目で見れば果実」/神タ協横浜支部・定期総会
【 横浜 】乗務員個々のレベルアップを/神タ協川崎支部・通常総会
【 東京 】AX六本木ビルに新乗り場
 
2013年5月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】デジタル無線、10万局突破/MCAは減少傾向続く/全自無連、1カ月遅れで大台に
【 東京 】黒土、川添氏らに栄誉/春の叙勲、褒章伝達式
【 甲府 】関自無協、きょう通常総会
【 東京 】減休車効果は一段落/東タク協・3月全社輸送実績
【 東京 】大和自交・3月期連結決算
【 東京 】三浦社長らを再任/チェッカーキャブ取締役会
【 東京 】政和自動車、「普通救命」再受講
【 横浜 】斉藤支部長らを再任/東タク協三多摩支部・総会
【 東京 】国会総意に基づき制度再構築/私鉄ハイタク協の要請に国交省
【 東京 】三交労春闘、妥結は12支部
【 東京 】国交省人事(16日付) 
 
2013年5月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】新制度で消費税転嫁問題解決も/タク法、来年4月施行に間に合えば/全タク連特別委・三浦委員長
【 東京 】運賃メーター押し忘れの実態把握へ/東タク協、環境・車両資材委
【 東京 】「ケイエム観光バス」に社名変更
【 東京 】「独禁法適用除外」の成否は?/公取委「基本方針は変わらず」
【 東京 】交通共済、50事業所を優良表彰へ
【 東京 】災害時の高齢者等避難に協力/ニュータウン交通、多摩市と協定
【 東京 】遺失物調査業務9月で終了/東京タクシーセンター
【 東京 】活動麻痺続く東京ハイタク労働6団体/組織問題で斉藤・事務局長が辞意
【 東京 】都内23区〜成田空港間/国際ハイヤーが送迎サービス
【 東京 】タク法案の実効性確保求めて/KPUが国交省要請
【 東京 】4月のグリーン経営認証
 
2013年5月11日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「アベノミクス」の恩恵届かず/需要回復に至らず、日車営収伸び悩み/東タク協・4月原計輸送実績
【 東京 】タクシーの燃料高騰価格転嫁で/参院予算委、国交相は慎重姿勢
【 東京 】1億5000万円還元へ/事故減少等で東京交通共済
【 東京 】190病院に配車7239件/日交「陣痛タクシー」1周年
【 福岡 】第一交通産業・3月期連結決算
【 東京 】都内無線配車の伸び率回復/4月実績、対前年11%増
【 東京 】「東京観光タクシーに手応え」/PT・森氏、駐車場確保なども
【 東京 】中央無線、新理事長に井上氏
【 東京 】25年度予算案等を承認/日個連交通共済・理事会
 
2013年5月10日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タク法案、実務者協議で3党合意/議員立法登録、党内手続きへ/民主党・国交部門会議で報告
【 東京 】早期成立へ全党に働きかけ/全タク連・正副会長会議で要請
【 東京 】3党合意案の概要
【 東京 】7月から本格審理入り/新潟事件審判、高橋氏らが陳述
【 東京 】LPG、5月CPも下げ
【 東京 】3カ月ごとに定例会/女性タクシー経営者の会
【 東京 】東個協、11月に50周年式典
【 東京 】組合に解決一時金447万円/東洋交通労組・春闘妥結
【 さいたま 】修了の47人に認定書/岩槻タクシーのUD研修
【 神戸 】基地局設置、無線免許不要/富士通テン「IP無線配車システム」
【 さいたま 】日交G野球大会、11日に決勝戦
【 東京 】東タクセンがクールビズ
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速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関西版
適正化事業の実施主体は要件等
   タクシー関係法案めぐり大タ協

【 大阪 】大阪タクシー協会(藤原悟朗会長)は17日、第14回理事会を開き、全タク連正副会長会議、全国協会長・経営委員会合同会議ほか同専門委員会をはじめ、各種会合、大タ協各専門委員会報告(既報)を行った。開催日程だけが決まっていた第33回定時総会の開催場所が、ホテル阪神と報告された。6月26日、午後2時30分から五役会、3時から総会、4時30分から懇親会を開く。通常第3金曜日の理事会は、総会との間隔が短いことから6月は第2金曜日の14日に設定された。
 藤原会長は冒頭、「各委員会で事業計画案を承認していただき、実行している。北新地や南地の乗り入れ禁止の開放について(私が)唐突に言い出したとの捉え方があるが、平成15年度以来これは引き続き(大タ協の事業計画に)載っているので、しっかり記憶に残して原文を読んで委員会を運営してほしい」と求めるとともに、「課題は山積しているので、皆さん大いに議論していただきたい」とあいさつした。
 足立堅治・専務理事は、全タク連の各種会合でのタクシー関係法案絡みの報告を時系列的に行うとともに、法案骨子を説明した。特に大阪の場合について、業務適正化問題で現在、大阪タクシーセンターが行っている地域以外を誰が行うかで、「タクシー協会で」ということになっているが、「大阪の場合はこの業務をタクシーセンターと分けて行うことが正しいのかどうか、これから検討が必要」とした。全タク連正副会長会議でのフリー討論で、運転者登録制度に関して愛知、仙台から「登録制度を全国に展開するといっても、そもそも乗務員のなり手がいない。週に1、2人来ても、研修をして登録といったことをやるために要員を配置するだけで大赤字になる。国からタクセン的な機関に補助金がもらえないのか」との意見が出るなど、地域の実情によって一律にできないとの声があがった、とした。
 また同専務は、14日の全国専務理事会議で富田昌孝・全タク連会長と懇談した中で、法案のスケジュール感について、「5月中に衆院法制局で法案化ができれば、6月初めに各党に説明して回り、今国会に提出し成立を目指して頑張ることになっている」と、以前より前進した説明があったことを伝えた。
 この日は各委員会報告を担当委員長が報告した以外にも、関連して岩城秀行理事(北港タクシー)、上田憲英理事(ロイヤルタクシー)、杉山和義理事(大淀交通)などから発言があった。
〔5月18日関西版掲載〕<バックナンバー一覧へもどる>

2013年5月18日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】適正化事業の実施主体は要件等/タクシー関係法案めぐり大タ協
【 大阪 】「フリー入構」で意見交換/「対外要望の前に内部の議論を」の声も
【 大阪 】小型乗り場、年金カット等でも意見
【 大阪 】一般車両の不法駐車目立つ/北新地、自主街頭指導
【 京都 】京タ協、JRと近く「覚書」/京都駅乗り場の上屋建設
【 神戸 】新支部長に吉川氏/近自無協・兵庫県支部
【 大阪 】日勤者の賃率48%で合意/未来都労使、協力金1万円
【 大阪 】利用促進へキャンペーン/赤バス代替のふれ愛交通
【 大阪 】八尾土木事務所がアドプト認定/オービーシーの清掃活動評価
【 大阪 】東海物流・ひかり交通、分割申請
神戸 】春闘妥結は4単組/私鉄関西ハイタク部会
【 神戸 】基地局設置、無線免許不要/富士通テン「IP無線配車システム」
【 大阪 】大ト協、6月に50周年式典/大久保・近運局長が記念講演
 
2013年5月17日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】南港「西基地」分割売却へ/東洋タクシーは5月中に全車移転
【 大阪 】マーク自体の認知度を重視/車体表示めぐって近運局
【 京都 】ヤサカG7社が一斉申請/京都の運改、申請率40%突破
【 大阪 】スクールゾーンへの進入など/大運支局・4月の苦情50件
【 奈良 】協会連絡のメール配信/奈タ協が6月から試行
【 神戸 】「のりば入構待ち車列の排除を」/兵タ協、神戸・阪神間支部センター委
【 神戸 】兵タ協東播支部がUD研修
【 大阪 】枚方・八幡に「当たり屋グループ」?
【 大阪 】総応答4万7638回/大無協・4月の呼出電話
【 大阪 】事故捜査等の経験生かして/タクセン 永井・指導課長
【 大阪 】住吉個タク協会が通常総会
【 大阪 】淀川個タク組合が定期総会
【 大阪 】より良い労働条件確保に努力/大阪トンボ交通労組・渡辺委員長
【 神戸 】神戸カーライフ・フェスタ
【 大阪 】東宝タクシー→シーエフ交通/10両の分割譲渡認可
 
2013年5月15日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】北新地、新大阪とも議論なし/大タ協・交通安全委員会
【 大阪 】大タ協・経営委、きょう開催
【 大阪 】「次世代設備委」が初会合/大無協、委員長に金子勝典氏
【 神戸 】次世代の地域公共交通タクシー/兵タ協、4支部合同セミナー
【 大阪 】着工は来年度以降にずれ込み/大阪空港のターミナル改修工事
【 大阪 】タクシー事故は5件で半減/「春の交通安全運動」期間中の大阪
【 大阪 】労使で「事故対策委員会」/南大阪交通、自損事故など減少へ
【 大阪 】総勢232人「2番目の規模に」/全大個協組・天王寺東住吉支部
【 京都 】「当たり屋」の画像など提供/渉外担当連絡会が京都府警に
【 大阪 】慶応・井手教授と意見交換/タク運賃政策巡りワンコイン協会
【 大阪 】南大阪新城個タク協会10周年
【 京都 】マナー向上とスキルアップ/みらい京都・定期総会
 
2013年5月11日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】京都の運改、申請率ようやく20%超える/65社中14社、下限割れ大手3社に注目
【 京都 】「値上げしない会社は法律を守っていない」/自交京都・石原書記長
【 大阪 】新理事候補に南大阪・梅ア氏/全福協大阪支部、6月総会で役員改選
【 大阪 】北新地、違法乗り入れ14両/4月調査、関協の指導と重なる
【 神戸 】タクシー法案「条文を見ないと」/兵タ協・経営委員会で議論
【 大阪 】運営協委員に10氏推薦/大福協・幹事会
【 大阪 】譲渡譲受の取り組み強化/組合員減少で全大個協組
【 大阪 】ワンコイン八尾の550円認可
【 神戸 】新会社かもめはMK対策/オーシャンG・淺川社長
【 大阪 】監査・処分基準の改正を歓迎/日タク労組・小川委員長
【 札幌 】エムケイの許認可取消訴訟/札幌ハイヤー協会が敗訴
【 大阪 】鳩10両→オール大阪、認可
【 大阪 】八光自動車、譲渡譲受認可
【 神戸 】佐用1両→相生神姫第一、申請
【 大阪 】近運局、2社を車停処分
※大阪、兵庫、和歌山の増減車情報
 
2013年5月10日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪、神戸 】「悪貨退出」罰則加重の行方は?/司法判断の一方で次の準備、業界は…
【 大阪 】一水会、北新地問題は長期化/大タ協、今度は新大阪乗り場で提起
【 大阪 】大阪交運、労使懇再開を申し入れ
【 大阪 】タクシーは高くつく?/障害女性の生活保護訴訟判決
【 神戸 】横ばいから減収に傾く/兵タ協、1・2月の輸送実績
【 神戸 】新神戸、神戸空港との回数減/兵サセン・4月のりば報告
【 奈良 】日の丸交通、交通安全功労で表彰
【 大阪 】今年もディズニーうちわ/ダイトタクG、3000枚配付
【 大阪 】譲渡譲受の法令試験
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