ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2015年10月12日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

黒船に対抗、日本のタクシーを守る
      日本交通 新経営陣会見詳報

 都内大手・日本交通は10月1日付で役員人事を発令し、川鍋一朗社長が代表取締役会長に昇格するとともに、生え抜きの林紀孝副社長も同時に代表取締役副会長に昇格させ、さらに代表取締役社長には外部からの人材を起用し、知識賢治氏が就任した。同日、千代田区の紀尾井町ビルで川鍋、知識の両氏に加え、新任の高野慎一取締役の3人が在京業界紙記者団の会見に応じ、人事の狙いと日交グループ、業界の将来について語った。速報に続き、詳細をお伝えする。

―外部から人材を起用するなど、今回の人事の背景についてお聞きしたい。

東タク協会長として、より良い世論形成へ

川鍋 一番の背景は、(白タク解禁の動きという)黒船が来襲しつつあり、タクシー業界にとって戦後最大と言っていい、ビジネスモデル自体の危機があげられます。タクシーのビジネスモデルが変わっていく中で、世論の形成をしっかりしなければいけないと思っています。東京のタクシーが世界のタクシーに比べて1番という評価を受けるほど満足をいただけているということが、ともすれば忘れられがちな中で、きちんと「そうだよね」「タクシーは意外と頑張ってるよね」と再認識していただけるような活動をしていかなければならない。それは東京ハイヤー・タクシー協会の会長として、もう少し本腰を入れて一般消費者はもちろん、マスコミ、行政、政界、さらに東タク協の会員事業者の皆さんと、さらに綿密に向き合って、タクシーにとってのより良い世論形成を力強く推し進めていく必要がある―と思ったことが理由の1つです。
 もう1つには黒船に直接に対抗するにはアプリをはじめとするIT化を進めていかなければならないということがあります。黒船に対してはそれと同等かそれ以上の満足度を提供できるテクノロジーを突き詰めていかないといけない。子会社のジャパンタクシーでやることですが、そこにももう少し時間を注いで本腰を入れていかないと、遅れをとるなと思っています。当社としてもう少しマネージメント層を厚くして日本交通全体の潜在能力を引き出していかなければ間に合わないと思ったわけです。
 外部から人材を起用した点ですが、当然、内部からの起用も考えたわけで、当初、林(紀孝代表取締役副会長)に社長就任を打診し、内諾を得るところまでいきました。ところが、その後に知り合いを通じて知識(賢治・代表取締役社長)と出会いました。もちろん、林が社長を引き受けてくれれば15年来の戦友でもあり、全く問題はないのですが、林の年齢のこともあって10年後、20年後のことを考えると、そこまで彼に頑張らせることも難しい。結局、次を探す必要が出てくる。世代的な問題として、できれば50歳代前半くらいでと。私が入社した当時、林が52歳でしたので、その近辺でというイメージも持って、良い人がいないかと思っていたわけです。
 外部か内部かということではなく、一番適切な人材に―と考え、その時、知識と出会って、この人ならと思った次第です。経歴からも互いに会社が厳しい時代を乗り越えてきたこと、かかわった業種が労働集約型だという点でも似ていると思いました。経営に関しては共通点がありました。

―知識社長の職歴からすると、経営に行き詰った会社の再建を手がけられています。現在の日交は経営的に苦しいわけではないと思うのですが。

事業の足腰をさらに強く、次の成長戦略へ

知識 前職の2社については程度の差はあるものの、大変厳しい状況にある会社を立て直すというようなフェーズでの仕事だったと思っていますが、当社については、そういうフェーズではないと思っています。ただ、事業としての足腰をさらに強くするとか、そのことによって次の成長戦略を作っていく―そういう意味合いでは今までの2社での経験も生かせるのではないかなと、自分の中では整理しています。

―新しいビジネスモデルの構想やそれぞれの役割分担についてはいかがですか。

川鍋 3人ともタクシー・ハイヤー事業をやっていくのであって、何か突拍子もないことを始めようというのではありません。ただ、私自身はより東タク協の会長と子会社・ジャパンタクシーの経営に軸足を移してより多くの時間を割こうと思ってはいます。日交本体の全体は知識が見ていくということになるでしょう。いずれもタクシー・ハイヤー事業なんですが、それぞれに違った切り口でかかわっていくということになるでしょうか。

知識 まだ短い期間ですが、川鍋会長とは今後のこの業界にどんな環境変化が訪れてくるんだろうか、その中で日交としてどういう闘い方をしていくべきなのか―という骨太の部分では互いに同じイメージを持ち、共有をしています。ここからここまでは会長、ここからこっちは私がという分け方はあまり意味がなく、2人3脚で大きな絵姿に向かって進んでいくというようなイメージでいきたいと思っています。

―タクシー業界そのものへの感想、今後経営に当たって何を大事にしていきたいかなどをお伺いしたい。

知識 日も浅い中でタクシー業界をひと言で申し上げるのは、長くこの業界で活躍された方々には失礼かもしれないので、言葉を選びたいのですが、いま抱いている印象としては、真面目に一所懸命に働いている方が多いということです。これは業界全体についても日交についてもです。そういう美しさが私は好きで、いままでの会社もそうなんですが、社員が一所懸命汗をかいて良い商品を作ろうとか、そういうことにひたむきに頑張っている現場がある会社が私は大変好きで、当社の事業所をいろいろ見させていただいた時にそういう思いを感じさせてもらった。それが日交にお世話になろうと思った動機の1つでもありますが、タクシー業界についてはそんな思いがあります。
 また、黒船という今後業界に大きな環境変化が訪れるとするなら、それは大変だなという思いもあります。新参者が偉そうに言うつもりはないのですが、やはり日本固有の公共交通輸送サービス、タクシー・ハイヤーの良さというものは絶対守らないといけないんじゃないかと思います。規制緩和、効率という名の下に、そういうことばかりがもてはやされてはいけないんじゃないか。日本固有のタクシー・ハイヤー業界の良いところはしっかり守っていかないといけないとの思いを持っています。

―アプリ事業に本腰をというお話しでした。日交独自のアプリに加え、東京業界では東タク協アプリもありますが、その兼ね合いなどはどうお考えでしょうか。また、前回の東タク協理事会でウーバーの支持される理由に海外でも使える、世界共通の基盤があるからだというお話をされました。現行アプリの世界戦略等ありましたら、お聞かせください。

武器は多ければ多いほど

川鍋 両方に全力でということです。黒船と闘う武器は多ければ多いほど良い。それぞれのアプリで役割が違うんだと思います。それぞれがそれぞれのお客様のニーズに応えていけば、それがすなわち黒船に対するディフェンスになり得る。この闘いは結局、どちらがお客様の気持ちを掴むかということです。お客様に一刻も早くより良いタクシー体験を提供できれば良いわけで、必ずしも1つのアプリでなければならないものではないと思います。
 世界戦略については日々迷いがあります。確かに当社の「全国タクシー配車」がニューヨークで使えたら良いなということは考えたりもしますが、ウーバーは世界展開をあれだけの資金を投じてやっていますが、それだけ広く浅くでもあります。同じように「広く浅く」という戦略で対抗していくのか、それとも「狭く深く」なのか。その辺りはまだ考えあぐねています。もちろん、現行アプリの英語化などは取り組んでいますが、まだ決まった戦略はありません。

―日交としての社業が安定軌道に乗れば、そちらは知識社長に任せ、いずれは全タク連の会長に就任されるというお覚悟はあるわけでしょうか。

全タク連人事とは切り離して

川鍋 確かに富田(昌孝)会長にはそうしたお考えがあるでしょう。しかし私としては今回の人事について、真っ先にそういうことを言われるだろうなと思っていましたが、そのこととはまったく切り離して、あくまで東タク協会長として、また、日交の会長としての決断なんです。全国組織のトップ人事については私の中で切り離して考えています。まずは東タク協の会長としてもっと東タク協を強くする、日交の会長として当社を盛り立てていくために必要な手段として今回の人事があったということです。

―川鍋会長は度々、タクシー業界は危機的状況にあるとおっしゃってきました。知識社長の経験から見て危機を乗り越える、あるいは企業再生のポイントなどがあればお聞きしたい。

知識 業界の危機について語れる段階ではないのですが、現在の日交の置かれている状況は直ちに何か経営状態が危ないとかそういったことではありませんね。ただ、このまま放っておけば将来の大きな環境変化の中で大変な状況が来る―そういう意味合いでの危機的状況が来るぞということなのだと思います。そういう中で必要なことは健全な危機意識を組織に浸透させ、それに対して前ぶれでやるべきことをきちんとやっていくことだと思います。

川鍋 短い期間ですが、私も知識から学ぶところは多かった。経営の足腰という部分では、一人ひとりの社員の力を発揮させるという面で、会議ひとつとってもきちんと決めたことの進捗をフォローする、誰がいつまでに何をどのくらいのレベルまでやるのか、また、それを次の会議でフォローする。そんな根本的な仕事に対する厳しさとか、そういった点は強いですね。
 一緒に取り組んでいますが、そういう基本的な部分で当社もまだまだ伸びシロがあると考えてもらっていると思いますし、その面では高野にも期待しています。特に高野には人事のプロとして新卒採用や女性の採用だけでなく中途採用についても相当なレベルアップが期待できるのではないかと思っています。彼もまた、他の会社なら社長候補足り得ると見ています。

―日交として大阪進出を果たすなど全体として拡大路線を歩んでいるように見えますし、フランチャイズシステムも採用しています。規模拡大を含めた経営戦略についても伺いたい。

川鍋 健全な業界の発展を目指すべきだと思っています。国交省の新しいタクシーのあり方検討会でも議論されましたが、健全な集約ということも業界にとって必要なんだろうと思います。そういう面で言えば、ご縁があればいろいろな形で業界の発展につながる施策を採りたい。
 いろんな形という意味では、これまで当社では買収かフランチャイズという形をとってきました。資本構成としては「ゼロ」か「100」かしかなかった。しかし、ゼロか100かの間に資本提携とか段階を踏んだものがあるかもしれませんし、0%だったとして現行のフランチャイズのような形だけではなく、先方の看板を使って業務受託というようなこともあり得る。ホテル業界なんかでは運営受託という形で良くあるようです。あるいは、人材派遣とか。いろんな形があるんじゃないかということは知識ともよく話しています。
 いろんな形で一緒に闘っていける仲間も増やしていきたいし、やはり黒船は記者の皆さんはさておき、タクシー業界の皆さんが思っているよりも圧倒的に強い存在だと私は認識していますから、それに対抗するには相当な覚悟と仲間の力を合わせて闘う必要があると思っていますし、その決意は今回の人事でも分かっていただけると思う。いろんな手法については林、知識、高野とも相談しながら編み出していく必要があるんじゃないかなと思っています。

―きょう(10月1日)、日交として内定式を行ったようですが。

新卒入社の内定式、昨年より上積み

川鍋 具体的な人数は申し上げられないのですが、かなりたくさんが入社していただける予定です。確かに、きょうこの場所(千代田区・紀尾井町ビル)で日本交通、東洋交通の内定式をやりました。その面ではkm(国際自動車)さんに追いつけ、追い越せで頑張っています。まだ追いつけてはいないんじゃないかと思いますが、当社としては去年に比べれば上積みすることはできているんじゃないかという感触は持っています。まだ、これで十分とは思っていませんが。

―紀尾井町ビルで内定式を行った意味は?

川鍋 来年の3月に、当ビル1階に現在北区浮間にある本社を引っ越す予定にしています。ここが新しい本社になるぞという意味も込めています。本社機能の全部を移転させるのかどうかなど細かな部分については、まだ描き切れていない面もあります。詳細は今後詰めていくことになります。

―今回の人事は持株会社の日本交通だけで、個別の事業会社としての日本交通については従来通りということでしょうか。

川鍋 基本的には持株会社に準じてすべてを対象にと考えています。一部例外はあるとしても原則はそういうことになります。

―きょう、同じ日に国際自動車さんでも内定式がありました。黒船への対抗という意味では業界一丸でしょうが、一方で業界内での競争という意味で国際自動車さんへのライバル意識というものも大手同士であると思うのですが。知識社長、高野取締役は国際自動車をどうご覧になっているのか伺いたい。

業界内にも健全なライバルが必要

知識 確かに売上高など経営指標的には国際自動車さんはわれわれ日交の次にポジションを占める大きな会社ですし、その意味では大変重要な事業者であると認識しています。先日テレビ放映された「ガイアの夜明け」を拝見しましたが、一杯学ぶべき点もありましたし、kmさんの取り組みで良いことは素直に学んで取り入れていきたい。

高野 基本的には同じですが、黒船が来ているということで外に目を向けがちではありますが、業界の中にも健全なライバルは必要だし、その中でも最強のライバルなんだと思っています。あくまで一般論としてご理解いただければと思いますが。

―アプリに関する世界戦略は固まっていないとのお話しでしたが、先日現地からの報道を見ていますとインドの配車アプリ事業者に出資され(*8月、インドのマイタクシーインディアに50万米ドルを出資)、資本業務提携されたようです。その狙いや期待されるリターン、他の国々への進出計画などありましたらお聞かせください。

川鍋 アプリについてはまさに日進月歩ですから、しっかりした戦略をもってそれに向かって突き進むということでもないんです。具体的なお話しがあればそれに乗ったり、乗らなかったり。インドへの進出については知人からの紹介で先方と知り合い、良さそうだったということに加えて、黒船との闘いで海外にも味方を作っておくべきだということもありました。そういう思いの中で1つひょいと良い話が具現化した。投資させていただいたわけですから勉強させてもらい、吸収できるところはしていきたい。ただ、それがどれだけ太い幹になるかはまだわかりません。リターンといっても、まだまだベンチャーですし、そのうち大きくなって当社のアプリと連携できれば良いなという思いはありますが、そこまでいくかどうか。まあ、インドですから英語圏でもあり最初の進出先としてリスクの範囲は適切だったんじゃないでしょうか。技術者の交流などはいまのところ全然ありません。スカイプで現地と会議をしたりといったことは月に数回していますが。今後は交流などもできるようになればなあという期待はしています。形になってくるのはあと半年、一年後くらいでしょうか。

―タクシー事業以外への関心や将来の株式上場などについてはいかがでしょうか。

川鍋 黒船がやってこようとしているということについて唯一良い点があるとすれば、業界そのものが脚光を浴びているということになるでしょう。それくらいですから、タクシー事業以外のことをやっている暇がない。人手が足りなくて外部から人材を起用しているくらいでもありますし。上場については、かつては財務内容的にできなかった。今後、5〜10年くらいすれば財務内容的にも上場しても良いという状況にはなるでしょう。しかし、その時にするかどうかについて現時点では私の頭にはありません。業界内に上場企業もいくつかありますが、そのメリットがあるのかよく考えないといけない。

―初乗り距離短縮運賃実現に向けた現在の手応えや状況などについてお聞かせください。

初乗短縮運賃は必要不可欠

川鍋 タクシー業界の健全な発展や業界にとって良い世論の形成という面からすると、初乗り距離短縮運賃は期待されていますし、必要不可欠ですし、最大の武器だと思っています。戦後最大の危機にある今この時に、その武器を使わずしていつ使うんだろうと思いますし、そういう意味ではいろんな形で少しずつ実現に向けて業界内の世論の形成もしなければいけませんし、その点ではまだまだ汗をかき説得をし、シミュレーションをしていって勉強していく必要があるのかなと思います。

―最後になりますが、いま法的な規制の枠組みや黒船来襲などタクシーを取り巻く環境の変化に見舞われています。今後、タクシーはどう変わっていくのか、どう変わっていくべきなのかについてお伺いしたい。

川鍋 お客様の移動はタクシーの場合、ドア・ツー・ドアでの移動ですから一番良い体験を提供できた人・事業者が人気になると思っています。それは呼ぶということそのものや価格の面も含めてですね。牛丼に例えると「早い・うまい・安い」ということになりますが、そういうことがタクシーの中で完結できていればお客様にとってそれが日交であれ、○○交通であれ、黒船であれ、それで良いわけです。お客様にとっての総合的なタクシーサービスの価値、体験で一番良いものを提供できた人が勝つわけです。法律の枠組みとか制約もある中で、われわれはタクシー事業者ですから、与えられた枠組みの中で最善を尽くすというのが追求すべき第1のステップでしょう。
 その段階でまだまだ追求できることが、余地がたくさんあると思う。まだまだやるべきことはあるし、そこを追求していけば未来につながっていく。例えば自動運転とか技術の発展はあると思いますが、それも5年後にいきなり完全自動運転というわけではなく、段階を追って発展していくものです。そうした発展のどの段階においても常にわれわれが時代とともに一番良いサービスを提供したいと思っています。

知識 日が浅い中で生意気だなとは思いますが、今後の黒船外資の参入だとかそれに追随するであろう新規参入等の問題を考えると競争原理の下に意図しないけれどもある一定の優勝劣敗、業界の再編ということは起こってくるだろうと思っています。その中でお客様に支持される品質のサービスを提供できる事業者が生き残るであろうし、そうでないところは残念ながら大変厳しい状況ということになるだろうと思います。それを踏まえて、お客様に支持される、月並みな古びた言葉ですが選ばれる品質のサービスを提供することが一つですし、もうひとつわれわれ日本交通の使命は、新たな市場を作ること。いままでもいろんな取り組みをしてきましたが、新たな市場を作るということをミッションに、いままでやってきたことをさらに強化、拡充していきたい。一例をあげれば、東京五輪をにらんだインバウンド拡大においても新たなビジネスチャンスはあるでしょうし、そういった取り組みを通じて、従来の枠組みだけではない発想でタクシー・ハイヤー業界をリ・デザインしていければ良いなと思っています。

―有り難うございました。(了)
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No.603 10月12日号 主な内容
■巻頭人物:伊藤 宏氏(関東地区ハイヤータクシー協議会会長)
■気になる数字:7000円〜8000円/10月実施の最賃確保へ、東京・大阪で必要な月間営収増
■トピックス
 :黒船に対抗、日本のタクシーを守る 〜日交新経営陣、記者会見詳報
 :削減目標は法人7.5%、個人7.4%〜第1回神奈川・京浜交通圏特定地域協
 :<スポット> 来春の新卒内定者72人〜国際自動車が入社・内定式
 :基本をしっかり〜チェッカーG、第2回接客マナーコンテスト
 :指定秒読み? 大阪市域特定地域協に臨む〜大タ協・適正化特別委、13日初会合
 :エリアマーケティングで需要開拓〜システムオリジン・セミナー展示会から
 :求められる個タクを目指して〜全大個協組・新和個人タクシー協会50周年
■東西往来
 :女性の感性で厳しくチェックを/個タクの現状と課題で熱弁
■この人・この言葉
 :町田 栄一郎氏、宮田 茂氏、暮部 光昭氏、前田 善満氏
■シャッターチャンス
 :新たな3本の矢は/白タクに出来ぬタク事業
 :「撮りタク」も出現/なかなか「ノーサイド」とは…
■アラカルト
  <内外交差点> 共通認識  坂本篤紀氏C
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Faxpress 関東版
 初乗り短縮運賃の検討、本格化へ
   乗り捨て部分の減収補填など課題
      東タク協、川鍋会長が正副会長会議で意向示す

【 東京 】東京業界における初乗り距離短縮運賃の検討が本格化する兆しが見えてきた。9月25日開催の全タク連経営委員会で富田昌孝会長、佐藤雅一・経営委員長が東京での初乗り距離短縮運賃の実施に強い意欲を表明したのに続き、今月7日の東タク協正副会長会議でも川鍋一朗会長が同運賃の実施に前向きの意向を表明し、経営委員会での実施案具体化の検討が促進されることになるようだ。
 9月の全タク連経営委での富田、佐藤両氏の発言では初乗り距離短縮運賃に取り組みたい意向を示し、特に東京業界での実施に積極的な姿勢を示していた。併せて乗り捨て部分吐き出しによる減収懸念が個々の事業者には根強いことにも言及し、それが大きな課題になっていることも示していた。ただ、発言の前後の文脈からして白タク解禁運動への防波堤としての役割を初乗り距離短縮運賃に背負わせるニュアンスも強く滲んでいる。
 今月7日の東タク協正副会長会議ではこうした流れを受けて川鍋会長から初乗り距離短縮運賃実施に向けた検討の加速を進めたい意向が表明されたようで、出席者の中からは地域特性として多摩地区の事業者や特別区・武三地区に隣接する他県業界の理解が得られるかなどについて不安視する声もあったとされるものの、大勢としては実施に向けて進むことが了承されたもようだ。
 ただ、国交省が来年度予算案の概算要求にも盛り込んだいわゆる実証実験との関係にはあまり踏み込まず、業界全体として取り組む場合にはどのような案が最適かを中心に検討することになるようだ。具体的な課題としては、近づいてきた消費税率10%への増税とその運賃への転嫁や、かつての1キロ340円タクシーの際に生じたような減収分の補填を運賃改定等で吸収できるのか、これらを同時に実施することになるのか―などがあげられそうだ。
 また、全タク連経営委で富田会長らは「初乗り距離2キロを維持しているのは東京、大阪など大都市部だけ」と述べているが、そもそも歴史的にみて最初から初乗り距離が2キロより短かった地域や、消費税8%への増税に合わせて地方運輸局長公示に示された「加算距離1回分」等の距離短縮を行った地域も実施済地域には含まれており、初乗り距離短縮とはこうした公示に基づく距離短縮を指すのか、かつての1キロ340円タクシーの再来を目指すのかで意味合いも変わってくる。
 東京での初乗り距離短縮運賃はその距離が何キロに設定されるのかや、いわゆる「ワンコイン」を下回るのか否かでも業界外へのインパクトも異なってくる。初乗り距離短縮が白タク解禁運動への防波堤とする考え方についても、「必要条件ではあるが十分条件とまでは言えない」との見方もあり、来月以降予定される常任理事会、理事会への骨子案提示に向けて、東タク協経営委の苦悩も当面深まりそうだ。
〔10月10日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2015年10月10日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】初乗り短縮運賃の検討、本格化へ/乗り捨て部分の減収補填など課題/東タク協、川鍋会長が正副会長会議で意向示す
【 東京 】「車庫の時間貸し」実証実験も/国交省、経営基盤強化で検討
【 新潟 】行政指導の「強制性」など争点に/事前協議で明確化、新潟審決取消訴訟
【 東京 】交通安全運動中に重大事故/国交省、全タク連等に指導要請
【 ロスアンゼルス 】CMUに550万ドル寄付/ウーバー、無人運転の技術者養成
【 台北 】ウーバーの白タク配車/台湾当局が業務停止命令
【 東京 】70人に譲渡譲受の認可書授与
【 東京 】単独無線とアプリで独自営業/旧共同無線の寿交通
【 東京 】LPG、先物安定で変化なし/11月〜来年1月のCP予測
【 東京 】接客レベルの均一化が課題/太田・チェッカー無線営業委員長
【 東京 】新委員長に佐藤・副委員長/帝都自交労組・定期大会
 
2015年10月10日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】法人乗務員の3分の1が65歳以上/総数減少の中、高齢化さらに/東タクセン・9月末の運転者証等交付状況
【 東京 】副国交相に土井、山本両氏
【 横浜 】都市型ハイヤーで新規許可
 
2015年10月9日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】白タク攻勢、あらゆる手段で反対を/「ライドシェア」の安易な容認にクギ/関東ハイタク協・通常総会で伊藤会長
【 東京 】国交相に公明・石井啓一氏/第3次安倍改造内閣が発足
【 東京 】大雨などで約12%増/9月の都内無線配車回数
【 東京 】東タク協UD研修に10社・25人
【 東京 】UD・ワゴン車の入構24%に/羽田空港・専用乗り場
【 東京 】再度、タクシー事業法に挑戦を/日交労定期大会で伊藤委員長
【 東京 】釘本委員長らを再任/京自労、新副委員長に木村氏
【 東京 】シンセツタク労組がバーベキュー大会
【 東京 】国交省人事(7日付)
 
2015年10月7日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】ウーバーの技術「タクシーが活用すべき」/「公共交通機関」の念仏だけでなく提案を/全タク連地域交通委で、国交省 海谷・交通計画課長
【 東京 】過疎地等の交通確保へ先導/全タク連地域交通委で田中委員長
【 東京 】規制改革会議「民泊解禁」の議論開始/シェアリングエコノミー第1弾
【 東京 】2増6減で130地域に/特定候補除く全国の準特定地域
【 東京 】大分県を指定地域に追加/自家用有償運送の権限移譲
【 横浜 】震災被災者の横浜観光招待/神タ協、担当乗務員ら集め説明会
【 横浜 】特定地域協・分科会に意欲/全自交神奈川・佐藤委員長
【 東京 】白タク阻止で2度目の街宣/私鉄東ハイ労、20日に新宿で
【 東京 】葛飾営業所の継続求める特別決議/日の丸交通労組・定期大会
【 東京 】15営業所を永年表彰/9月のグリーン経営認証
 
2015年10月3日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】川鍋氏「東タク協会長の責任果たす」/知識社長「次の成長戦略へ経験生かす」/日本交通新役員陣が記者会見
【 東京 】日交の新役員体制
【 東京 】弁論開始へ第1回事前協議/新潟のカルテル審決取消訴訟
【 横浜 】千葉の北総、南房両交通圏を解除/関運局管内、準特指定は26地域に
【 東京 】法人281社、個人53団体/東タクセン・優良事業者表彰式
【 東京 】その他ハイヤーをタクシーに/茂呂運送が6両の転用届出
【 東京 】チェッカー接客マナーコンテスト
【 東京 】全国平均で3〜4円下げ/9月のオートガス価格
【 横浜 】利用者モニター全員を女性に/マンネリ解消で神タ協横浜支部
【 東京 】表示灯使用規程など改定/日個連都営協・理事会
【 新潟 】路上寝込み者等の轢過防止/新潟県協会が県警と協定
【 東京 】11月の設立総会へ理事など選出/「日本福祉医療輸送機構」設立準備委
【 東京 】国交省人事(1日付)
 
2015年10月3日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】来春の新卒内定者72人/採用開始から6年、秋入社も3人/国際自動車が入社・内定式
【 東京 】都内シェア獲得のビジネスチャンス/日の丸・共同無線の提携発車式
【 横浜 】2020年に完全無人車両走行へ/内閣府が戦略特区PJ発表会
【 東京 】FCタクシー等への助成決定/国交省の地域交通グリーン化事業
【 東京 】21日に移動管理者研修会/チェッカー無線営業委
【 東京 】日交がGデザイン賞受賞/観光等3分野の付加価値サービス
【 東京 】LPG10月CP、5カ月ぶり値上げ
【 東京 】UD研修専用HPを開設
【 大分 】大分市特定地域協が初会合/事業者区分などは部会で協議
【 東京 】グリーンキャブ労組が定期大会
【 東京 】日交常盤台支部長に黒木氏
【 東京 】ドライバー向け缶コーヒー/荏原交通が開発・販売
【 横浜 】グリーンハイヤーなど役員変更届
 
2015年10月2日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】新経連と特区諮問会議の連携に警鐘/「先行投資の収穫」に危機感/白タク解禁問題で全タク連広報・サービス委
【 東京 】「運転者登録制度」全国拡大/改正タク特法施行
【 横浜 】「100両」「40両」の区分など/設置要綱承認、京浜特定地域協
【 東京 】ライドシェアは「規制崩壊」/自交東京「白タク断固阻止」を決議
【 金沢 】「加賀市乗合タクシー」運行開始/加賀第一交通、市全域拡大で出発式
【 東京 】ボランティアの自家用運転者募集/ウーバー、東北復興支援イベント
【 東京 】マスコットキャラクターをPR/東個協「ゆるキャラタクシー」募集
【 東京 】JTBがタクシー予約決済サービス/「JTB TaxiPlus」
【 東京 】新副委員長に溝上氏/日交労、伊藤委員長は再任
【 東京 】関運局人事(1日付)
 
2015年9月30日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】全国平均2万8339円、0.8%増収/01年度対比では7.6%減収/全タク連・2014年度輸送実績速報
【 東京 】「確定給付企業年金」設立を提案/東旅厚年基金、10月に事業者説明会
【 東京 】クラウド広告視聴でクーポン/日交、博報堂等と連携で実証実験
【 東京 】貸切バスの臨時区域拡張延長へ
【 横浜 】旭交通(千葉)を事業停止処分
【 東京 】10月17日に接客コンテスト本選/東京無線、11月にはタワーNW懇親会
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Faxpress 関西版

■ ハローワークがタクシー求人に制限
    「累進歩合」利用に、白タク解禁論への影響懸念も

【 大阪 】乗務員の賃金体系をめぐり、累進歩合制の是正を求める福岡のハローワークが今年7月、タクシー事業者の求人募集を保留する事態が発生した。現在は改善に向けた「取り組み報告」の提出を条件に受け付けているようだが、関西の労組関係者からも、ウーバーやリフトなどのライドシェアビジネスに参入理由を与えてしまうのではないかとの懸念が広がっている。
 大阪市域の労組幹部は6日、本紙記者と懇談した中で、改めて違法な累進歩合制の撤廃を提唱。「安全・安心を第一義とする公共交通機関でありながら、タクシー業界は未だに違法な累進歩合制賃金を採用し、乗務員を危険な方向に駆り立てているとなれば、『白タク、白タクというが、タクシー業界は一体何だ』と、新経済連盟などが、そこをウィークポイントとばかりに突いてくるに違いない」との認識を示した。
 同幹部はさらに、二種免許の取得年齢引き下げを求める事業者団体の姿勢について、「敵に塩を送るようなもの。安全性を担保するためにハードルを上げるというなら分かるが、逆に下げるとは全く情けない限り。今もって大なり小なり未払い賃金や残業手当などをめぐって、組合員や乗務員らと小競り合いを起こしているところが多いが、こんなことばかりを続けていれば、さらに業界は世間から取り残されて、衰退の一途をたどることになるのではないか。他の業種と同じようにまずは固定給を設定し、あとは出来高とする積算歩合制に賃金システムを変え、その上で再び二種免許を有する者のプロフェッショナルぶりをアピールするような形で、確固たる姿勢を世の中に示していかないと、若い人たちも永遠に来ない。白タクの危機感をあげつらう前に、業界自体が内部崩壊してしまうだろう」と述べた。
〔10月10日号関西版掲載〕<Topへもどる>

2015年10月10日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】ハローワークがタクシー求人に制限/「累進歩合」利用に、白タク解禁論への影響懸念
【 大阪 】旭区で「ゆりかごタクシー」/日タク、半年で100件超の利用
【 大阪 】1ホテルは「現状是認」の回答/深夜の南地ホテル送迎問題
【 神戸 】「戦略委」の活性化提案俎上に/兵協、27日にマネジメントカレッジ
【 大阪 】「企業内個タク」でも国家管理/シンガポール視察の庭和田氏
【 神戸 】兵サセン、喫煙の現認10件
【 大阪 】ワンコイン、運賃は「判決次第」/町野代表「トップダウンではない」
【 大阪 】公定幅訴訟「公正な司法判断を」/自交大阪が地裁前などで街宣
【 大阪 】営収増は乗務距離規制緩和も影響/壽タクシー・浦木山社長
【 京都 】自交京都、委員長に福田代行
【 神戸 】11月19日に事故防止講習会/兵庫交通共済、軽傷事故が増加傾向
【 京都 】京個協、26日に事業者講習会
【 神戸 】神戸空港タク、役員変更届
【 大阪 】近運局、法人1社を車停
 
2015年10月9日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大タ協、経営委の運賃論議は11月以降に/牛島委員長 距離短縮、5・5是正は車種区分決着後
【 大阪 】神戸市域は791両削減目安に/特定地域協へ課題、個タクは14.9%
【 大阪 】秋、冬バージョン決定/ビリケンタク乗車記念カード
【 大阪 】特定地域指定後の協力を要請/全大個協会講習会で和田会長
【 大阪 】「一番」13日にも運行開始/栄和の全部譲渡認可で東陽G
【 大阪 】地域協の設置要綱見直しなど要請/近畿・大阪交運労協ハイタク部会
【 大阪 】関協、共同無線との提携解消
【 大阪 】更新講習会で白タク問題も解説/南大阪新城&城北が合同開催
【 神戸 】労組の有無で情報量に格差/全自交関西・北坂委員長
【 大阪 】非ITのタクシー支援/システムオリジンが新会社
 
2015年10月7日号 関西版ニュースヘッドライン
【 大阪 】「残せるなら2キロのままで」/初乗り距離めぐって大タ協・三野会長
【 神戸 】距離短縮運賃のデータ集約/兵タ協、来年2月めどに?
【 東京 】湖北交通圏(滋賀)を追加指定/解除はなし、近畿圏内の準特地域
【 大阪 】貨客混載の流れを注視/山陽交通労組・前田委員長
【 大阪 】大阪市域の日車営収増に警戒感/全自交大阪・加藤委員長
【 神戸 】兵タ協労務委員長に青田副会長
【 大阪 】社会的使命に応えられる組織に/新和個タクが50週年式典・祝賀会
【 大阪 】大協の新型無線は富士通テンに/来年2月更新へ作業進める
【 大阪 】大タ協UD研修に47人
【 京都 】4割近くが「元に戻すべき」/地域政党の四条通アンケート
【 京都 】有料化による流入規制念頭に?/同志社大生が四条通でアンケート
【 神戸 】業界初のヒヤリハット画像自動抽出/富士通テンのDR「G500シリーズ」
 
2015年10月3日号 関西版ニュースヘッドライン
【 大阪 】「適正化特別委」13日に初会合/「活性化」は16日 大タ協、指定待たず議論を先行
【 大阪 】人証採用の判断出ぬまま2カ月半/裁判長異動、エムケイGの公定幅訴訟
【 京都 】京都市「四条通の渋滞回避奏功」
【 神戸 】時間の制約で答弁なし/近運局長と兵庫業界懇談会
【 東京 】最高裁が神鉄タクの上告棄却/鈴蘭台駅等の入構妨害訴訟
【 京都 】アンケートで実入構車両を把握/八条口ショットガンへ準備
【 大阪 】栄和交通の全部譲渡認可/東陽グループの「一番」に
【 京都 】エムケイが「添乗通訳サービス」
【 神戸 】次回に服務規程改定案の叩き台/ABC無線・規律委員会
【 神戸 】「KOBE観光ウィーク」始まる/市と業界がマナー向上キャンペーン
【 京都 】新執行部体制確立へ/自交京都、7日に定期大会
【 京都 】「供給削減の不毛な議論」は無駄/MK新聞で公聴会を総括
【 大阪 】第5回運行管理講習会
【 京都 】10月定例会は暴力等追放府民大会/渉外担当連絡会、記念講演など受講
【 大阪 】トキワオート、事業廃止届
【 大阪 】近運局、法人6社を車停処分
 
2015年10月2日号 関西版ニュースヘッドライン
【 京都 】仮設乗り場、11月4日めどに移設/京都駅八条口、繁忙期で混乱懸念する声も
【 大阪 】大阪市域3万2419円/今年最高、大タ協・8月輸送実績
【 大阪 】弁論終結、12月16日判決/壽タクの公定幅運賃訴訟
【 大阪 】配車アプリと専用電話で拡張/大阪タクシー無線センター
【 大阪 】社会から信頼寄せられる交通機関に/大タ協、優良運転者398人表彰
【 和歌山 】和歌山・中紀地区の運改申請続く
【 大阪 】大阪の乗務員、70%は60歳以上/大タクセン運転者証等交付状況
【 神戸 】個タクからの初参加含め46人/9月末時点、兵タ協接客コンテスト
【 大津 】台湾からの観光客さらに/滋賀の対話ミーティング
【 大阪 】北新地で合同街頭指導
【 大阪 】10月の街頭指導日程
【 神戸 】兵タ協が事故防止パレード
【 大阪 】委員長に40代の吉谷氏/トンボ交通門真労組
【 大阪 】「ワンコインズ」が慰問コンサート
【 静岡 】7月にセミナー展示会/大阪でシステムオリジン
 
2015年9月30日号 関西版ニュースヘッドライン
【 大阪 】「迅速配車」などの課題検討/スタート2カ月、近く「インタク」実務担当者会議
【 大阪 】深夜の南地ホテル送迎問題/大タ協で検討を、商都交通・労使協
【 和歌山 】和ハ協が統一ステッカー
【 京都 】地方創生型のEV乗合タクシー/10月運行開始、京丹後市で全国初
【 奈良 】奈良県登録センターが設立総会
【 大阪 】「業界に内輪もめの余裕ない」/ナショナルタク労組・定期大会
【 大阪 】「中・小型だけでなく大型も一本に」/日本城タク・坂本社長が持論
【 大阪 】自交大阪が公定幅訴訟で街宣活動
【 東京 】対01年度日車営収、大阪7.9%減/京都は1.2%増〜14年度輸送実績
【 大阪 】死亡事故多発で注意喚起/東淀川で交通安全キャンペーン
【 神戸 】西宮・生瀬のコミュニティバス/阪急タク、10月1日から本格運行
【 大阪 】栄和交通労組が解散
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