ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2017年4月17日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

需要喚起効果は? 実証実験説明会に100社
  活性化策第2弾「事前確定運賃」

 国土交通省は7日、千代田区の自動車会館で東京都特別区・武三地区の東タク協会員事業者らを中心に100社130人超を集めて、事前確定運賃実証実験説明会(写真)を開催した(ファックスプレス関東版4月8日号で既報)。同運賃は国交省の新しいタクシー検討会最終とりまとめとしての「タクシー革新プラン2016」にも盛り込まれていたもので、白タク・ライドシェア解禁、合法化に反対するため全タク連が策定した事業活性化11項目のうちの1つでもあった。今夏頃が予定される実証実験の結果を検証し、その結果次第ではさらに内容に変更が加えられる可能性もあるが、まずは実験段階での事前確定運賃の概要について詳しくみていくことにしよう。

「割安感」でなく「不安感の払拭」
 事前確定運賃実証実験の目的は、説明会当日の配布資料によれば、「タクシーの運送の効率化を図る観点から、ICTを活用した新たなタクシーサービスの実現に向けて、配車時に運賃が確定する事前確定運賃サービスの制度設計に関する実証実験を行う」とされている。
 その文言にも滲んでいるように、いわゆる空港等での「定額運賃」のような、メーター運賃に対する割安感をもって需要を喚起しようというものではなく、あくまで「タクシーは降りる時にならなければ運賃額がわからない」という不安感を払拭することが目的と解されている。それによってどれほどの新規需要があるかは想像もできないが、「既存の利用者が事前確定運賃に置き換わるだけなら実施することに積極的な意味はない。利用総額の一定割合は新規需要であることを望んでいる」(佐藤雅一副会長)ということのようだ。
 実験そのものは今夏頃の予定とされ、8〜9月頃の2カ月程度を見込む。ただし、後述するスマホアプリ等の開発期間が遅れるなどの事情が生じれば実施時期そのものも後ろ倒しになる可能性があるようだ。対象地域は東京都特別区・武三地区全域で、実験参加車両数はタクシー1000両程度を予定する。ある程度の台数がなければ注文があっても応じきれないため、一定の台数が必要とされる。予想以上に参加希望台数が多かった場合どうするのかについては明らかにされていないが、一応国交省側で事前に参加希望事業者がどの程度あるのかは確認することになっている。実験の参加はあくまで任意であり、必ず参加しなければならないというものではない(本格運用の際も申請は任意)。
 公表された事前確定運賃の適用要件は以下の通りだ。

流しは適用外、3000円以上が対象
 @実証実験に参加する配車アプリ等により事前予約・配車依頼された3000円以上(迎車料金等を含む)の運送に限り適用する(流しは不可)A配車時にあらかじめ走行予定ルート(有料道路の使用の有無を含む)及び事前確定運賃額を提示し、アプリ等上での利用者の了承により適用する(複数ルートを提示し、利用者に選択させることも可)B事前確定運賃で配車された場合は、旅客の乗車時点から実車メーターを作動させる。この場合、メーターはカバーで覆うこととするC収受運賃は、配車時に旅客へ提示した運賃額を適用するD事前確定運賃には、各種の割増及び割引を適用する(公的割引を適用する場合は、事前に割引後の運賃を利用者に提示する)E旅客の都合により、立ち寄り(待ち時間)及びルート変更がなされた場合には、事前確定運賃は適用しないF運送途中で運送内容の変更等を行う場合は、メーター運賃を収受することとするG運転者によるルート変更(交通規制によるものを含む)は旅客の了承がある場合に限り可能―。
 @にある通り、流し営業では適用されず、また、利用額3000円超のみが対象になる。同様に事前予約・配車依頼は「アプリ等」とあるように、そもそもアプリ利用を想定はしていたものの、必ずスマホアプリでなければならないということではない点に注意が必要だ。
 事前に予約するものであるから、本来アプリに落とし込むべき事前確定運賃の算定式ソフトを配車センターのパソコン等に埋め込んでおけば理論上は自社アプリを運用していない事業者でも実験には参加できる。

「安い方」でなく「必ず事前確定運賃」に
 また、Cにある通り、収受する運賃は途中でルート変更など事前確定運賃による特約が解除されない限りは「必ず事前確定運賃を収受する」ものとされ、依然東タク協経営委員会を通じてアナウンスされたように、「事前確定運賃かメーター運賃のいずれか安い方を収受」という選択肢は廃止される見込みだ。
次に事前確定運賃の算定方法だが、「配車アプリ等により入力された乗車地・降車地間の地図上の走行距離(*直線距離ではない)を推計算出したものをベースに、渋滞予測時間、走行する時間帯、過去の走行実績等を踏まえ算出された運賃額とする」とされている(走行距離以外については、全ての要素を勘案する必要はないものとする)。
 アプリ等による地図ソフト上の走行ルートに沿った推計走行距離で計算した距離制運賃をベースに渋滞予想や曜日・時間帯を含む過去の走行実績データを基に、実験に参加する各社がメーター運賃の場合に実際に適用される時間距離併用運賃による時間部分の加算等を独自に計算することになるようだ。この場合の計算方法としてベースになる距離制運賃の推計以外は各社独自の方法に任されるということであろう。

メーター運賃との乖離2%以内に
 一方で、その結果としてメーター運賃額との誤差が大きくなり過ぎないよう縛りも掛けられており、「事前確定運賃は、自社の輸送実績等により、一定期間における事前確定運賃を適用した総額とメーター運賃額の総額との乖離が2%以内となるよう算出された運賃であること」と但し書きが付いている。
 つまり、「例えば実験期間中、100回の事前確定運賃の運送があれば、その100回の事前確定運賃総額とメーター運賃で収受したと仮定した場合の運賃総額との乖離は2%以内、98〜102%の範囲でなければならないということになる」(佐藤副会長)という。
 事前確定運賃適用の場合の1回1回を見た場合のメーター運賃の乖離は多少大きくても許されるが、適用全体を見た場合の精度は極めて高いものが要求されているということになる。事前確定運賃による運送1回当たりの誤差は、「メーターの距離制運賃に対して1.3倍以上高くならないようキャップを設定する」と明記されている。つまり、距離制運賃に渋滞や天候、その他の要素分として上乗せする場合でもその係数は「1.3」以内でなければならないということだ。
 このほか、適用要件で示されたアプリ等のシステム設計・改修やメーターカバーの作成費用は実験に参加する事業者の自己負担であることも明らかにされている。

「メーター運賃より高くなる可能性」等あらかじめ示してトラブル回避
 このほか、特記事項としてはアプリ上などで「道が空いている場合等、メーター運賃よりも事前確定運賃が高くなる場合があること等をあらかじめ示しておくこと」「事前確定運賃は地方運輸局の認可を受けること」「イベント等による大規模な交通規制の発生が予定され、事前確定運賃の算出・適用が困難となる場合には、アプリ上等で周知するとともに、国交省へ届け出ること」「実証実験期間中における運転者の労働条件確保のために必要な措置を講じること」などとされ、実験終了後には「事前確定運賃を適用した総額とメーター運賃の総額との乖離がどの程度になるか検証を行う」とし、また、「事前確定運賃が配車アプリ等の利用回数及び輸送実績に与える影響について調査する」などとされている。

やってみなければ分からない
 これら事後検証の結果で本格運用の際に事前確定運賃の算出方法や適用方などに変更が加えられる可能性は当然あるわけだ。新規需要創出効果がどの程度あるかは実際に実験を実施してみなければ分からない。
 ウーバー等がアプリ上で概算運賃表示サービスを行っていることに比べれば、ライドシェアの運賃水準とはもともと比べられるものではないが、事前に運賃額を知るという点で、メーターとの乖離を最小にして事業者の割引への警戒感を緩和し、より幅広い参加を促している点、また、「必ず事前確定運賃を収受する」という点では概算表示にとどまっているウーバー等に優る点として評価できる。
 一方、こうした評価はタクシー事業関係者による玄人的な観察であって、素人の利用者がどこまで評価してくれるのか、あるいは需要喚起効果があるのかは、まさに「やってみなければ分からない」のである。(了)

No.674  4月17日 主な内容
■巻頭人物:安 光秀氏(大栄交通会長)
気になる数字:60.8%→51.4%〜生産年齢人口比率の将来推計、2015年→2065年
■トピックス
:需要喚起効果は? 〜「事前確定運賃」実証実験説明会に100社
:<Data> 東タク協2月の全社輸送実績 〜特区・武三の輸送回数2.8%増
:「国家戦略特区」とは 〜その定義・目的・機能――
:公安委は道交法を拡大解釈
   〜運行管理者の処分取消求め、兵タ協・吉川会長が提訴
:<スポット> 今年もやります 〜東タク協「就活応援タクシー」
:今こそ「大タ協改革」を 〜「何のため」の協会運営化というところから…
:<シリーズ> 2017春闘――産別・労組はいま 〜全自交東京地連
:「個タクふるさと異動制度」 〜「地域貢献」&「地方創生」でアタック
:<スポット> 今年も大阪府警と交通安全運動 〜東淀川交安協会バスタク部会 
■東西往来
:まさかの「新規許可再開」検討発言 / 若い世代の勉強の場にも
■この人この言葉
:保岡 政利氏 / 清水 始氏 / 大久保 昌彦氏 / 和田 俊夫氏
■シャッターチャンス
:祝杯は四社問題円満解決の後に / 「概ね成功」の初乗り短縮運賃
:払い過ぎた利息は戻ってきても / 確実にあるニーズとのギャップ
■内外交差点:地方におけるタクシー事業の限界と可能性  矢尾板 操氏C
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速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
個タクの新規許可「検討」
   「若い血」入れて高齢化に歯止め
    議連総会で藤井・自動車局長言明

【 東京 】国土交通省自動車局の藤井直樹局長は12日、改正タクシー適正化新法の下、供給輸送力の削減が課題であることを挙げつつも、ここ数年の法人と比較した個人タクシーの減少度合いの大きさをあげ「どういう形で新規許可ができるかということを真剣に検討したい。とめどない高齢化に対応するために『若い血』を入れるという形であれば(新規許可再開は)十分にやり得るだろう」と明言した。同日、千代田区の衆議院第二議員会館で開かれた個人タクシーを応援する議員連盟(平沢勝栄会長)の第3回総会での発言。
 藤井氏は福岡の個タク事業者がアクセルとブレーキを踏み間違えて死傷事故を起こした例をあげるとともに、高齢運転者の事故防止に政府全体で取り組んでいることを紹介し、「ライドシェアへの最大の対応は安心・安全であり、それを順守することだ」と強調。さらに改正適正化新法の下、供給輸送力の削減が中心課題であるとしつつも、この5〜6年の削減状況は個人17%強、法人11.5%で、「車を減らすことについては個人の方が貢献している」とし、「これらの数字を踏まえた上で、どういう形であれば個人の新規許可ができるか真剣に検討したい。個タクの高齢化はとどまることなく進んでいる。『若い血』を入れるやり方であれば、あり得るのではないかと考える」と述べた。
 藤井氏はまた、「これについては供給輸送力削減の法の趣旨の問題もあり、法人との調整も不可欠だ」とするとともに、「活性化11項目に取り組んでいる法人と連携してやっていってほしい。IT化の流れの中で何をしていくかでは法人・個人の別はないはずだ。『若いドライバーが個人に移る』といっても法・個が対立していてはダメなのだから、しっかりコラボしてほしい」と述べた。
 閉会後、取材に応じた全個協の秋田驩長は「ほんの少しだが前進できた。法人の活性化11項目のように、われわれももっとやるべきことをやらなければならないということだ」と答えた。中島通副会長は「扉をちょっとだが開けてもらうことができたという感じだ。これも個タク議連のおかげと思う」と述べた。
〔4月15日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2017年4月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】個タクの新規許可「検討」/「若い血」入れて高齢化に歯止め/議連総会で藤井・自動車局長言明
【 東京 】「新規枠」へ活性化が不可欠/都個協理事会で秋田会長
【 東京 】81歳の個タクが暴走事故 
【 東京 】遠隔型自動走行の公道実験など/警察庁が許可基準公表
【 東京 】ジンズの「夜間運転用レンズ」/日の丸グループが順次導入 
【 福岡 】神戸、尼崎等でも17日から/第一の「子どもサポートタク」
【 東京 】事故映像映して注意喚起も/事故防止責任者講習会
【 東京 】事故防止対策にVR利用/交通共済・保岡委員長が提唱
【 東京 】過疎地域のカーシェアサービス/奥多摩町とタイムズ24が展開へ
【 東京 】白タク合法化反対でキャラバン/全自交東京、主要ターミナルで
 
2017年4月15日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】特区・武三に新運賃効果/多摩は実働率低下で日車増収/東タク協・3月原計輸送実績
【 東京 】アプリ配車の相互利用スタート/大和自交&東京無線「協働」第一弾
【 東京 】船橋会長ら執行部が続投/女性経営者の会・総会 
【 横浜 】バック事故防止で報奨金制度/大栄交通、安マネ決起大会
【 横浜 】神奈川都市交通労組、春闘妥結 
【 東京 】関東自交、国際G入りの出庫式/近藤社長らがテープカット
【 東京 】八重洲乗り場に待機・誘導マーク/私鉄東ハイ労が貼付の実証実験
【 東京 】米のタク乗務員招いてシンポ/市民会議が26日、都内で
【 横浜 】関運局3月処分、法人の車停5件 
【 訃報 】篠原康治氏(篠原俊正・愛鶴副社長の父)10日死去。90歳
 
2017年4月14日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】事前確定運賃の成功に期待/真摯な取り組みが白タク解禁阻止に/全タク連・正副会長会議で富田会長
【 東京 】東京駅〜フェア会場の送迎も/東タク協・就活応援タクシー
【 東京 】初乗り短縮で輸送回数2.8%増/特区・武三、東タク協2月全社実績 
【 東京 】坂本会長「無線は一つ」/鹿児島総会に向け全自無連理事会
【 訃報 】関光一氏(朋栄交通社長)11日死去。67歳 
【 東京 】法人は3カ月連続で減少/多摩地区の運転者証等交付状況
【 東京 】民主党に「シェアエコ研究会」議連/業態の理解深め、規制の必要性も研究 
【 東京 】3年越しのIP無線システム/都営協、6月総会に導入再提案
【 訃報 】佐相幸男氏(国際労組副委員長)11日死去。48歳  
 
2017年4月12日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】地域性踏まえ、慎重に判断/初乗り短縮運賃、会員意識の熟成「まだ」/神タ協・伊藤会長、利用者の関心と板挟みも
【 東京 】時間外労働等の制度設計論議/労基法改正へ厚労省審議会
【 東京 】死亡事故以外は前年度から減少/東京交通共済、16年度中事故 
【 東京 】全国的な乗合タク事業など語る/毎日新聞で第一交通産業・田中社長
【 東京 】LPG、先物も下落基調
【 東京 】なくならぬクリップ留め/3団体がシートベルト調査
【 ローマ 】伊でウーバー営業に違法判決
【 東京 】全国の労組組織率34.6%に低下/全タク連会員・実態調査
【 東京 】福祉輸送助成の自治体交渉など/全タク連・ケア輸送委で報告
【 東京 】17春闘交渉状況など報告/日交G連絡協議会・幹事会
 
2017年4月8日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「安い方」改め「事前確定運賃」を収受/流しは対象外、メーター乖離2%以内に/実証実験説明会で国交省が方針
【 東京 】やや鈍化も年間815人減/特区・武三、16年度末の法人運転者
【 東京 】「ココきて・TAXI」に英語版/帝都自交等の配車アプリ 
【 東京 】猶予期間5年「放置でなく是正へ」/時間外労働規制巡り石井国交相
【 ニューヨーク 】NYのメダリオン価格が暴落/ウーバー等の影響で最高値の5分の1
【 東京 】全タク連、国交省から聴取/ライドシェア巡り公明党議員懇
【 東京 】冠水道路注意ポスター作成へ/東京交通共済・事故防止対策委
【 東京 】タク乗務員賞与に年間営収ランク/日交労17春闘妥結
【 ボストン 】犯罪歴等で運転者8000人超追放/ライドシェアでマサチューセッツ州 
【 東京 】女性ドライバー応援企業に7社
【 横浜 】春の全国交通安全運動/神タ協横浜支部が街頭指導 
【 東京 】グリーンキャブ3労組が春闘集会
【 福岡 】第一交通産業、北九州でビル取得 
【 東京 】8団体に増え、22日に勉強会/首都圏ハイタク連絡協
【 東京 】中労協野球大会が開幕
 
2017年4月7日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】日交シェア29%、40万回目前に/13グループ中、回数増は6グループ/3月の都内無線配車回数実績
【 東京 】残業時間の厳格管理体制を/武居委員長「猶予期間の課題」
【 東京 】5年後は年間720時間に/交通労連、手水・ハイタク部会長
【 横浜 】京浜地区、前月から90人減/3月の運転者証交付状況
【 東京 】親切タクシー、労使で英会話教室/6月まで6コース、19人受講
【 東京 】バス、トラックにも遅れ/全タク連・武居委員長が危機感
【 東京 】実証実験で利用者の反応探る/事前確定運賃巡り武居委員長
【 東京 】2月末の組合員7898人/東個協、1年で296人減
【 東京 】日交赤坂、銀座営業所が新規登録/3月のグリーン経営認証
【 福岡 】第一の「ママサポートタク」/和歌山・御坊でも10日から
 
2017年4月5日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】新卒タク乗務社員131人/西川社長「社会評価を根本から変える」/8年で累計500人、国際自動車入社式
【 東京 】高付加価値の有人タク乗務員に/日交・東洋交通合同入社式で川鍋会長
【 東京 】対ライドシェア「最後の砦」/全タク連・交通安全委で樽澤委員長
【 東京 】立川就活フェアでチケット配付/東タク協、多摩地区で初
【 横浜 】事業用自動車の安全運行確保など/春の交通安全運動で関運局
【 東京 】配車アプリ「全国タク」に集約/日交G「日交タク配車」10月終了
【 横浜 】横浜市内の総売上、10年間で25%減/神タ協支部「需要に応える人員なく」
【 東京 】国際自動車G、役員人事
【 東京 】FCVタクなど導入支援/国交省、17年度第1回公募
【 東京 】NASVA理事長に濱隆司氏
【 東京 】第2回は9人合格、23人に/東タクセンの接遇英語検定
【 横浜 】ライドシェアに慎重対応を/横浜市議会が意見書
【 東京 】災害対策マニュアルの策定を/春闘要求でシンセツタク労組
【 東京 】国交省(地方運輸局等)人事(1日付)
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交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関西版

特定地域計画案、大阪市域全体で8〜12%削減
    「同意」最優先、個社の削減率問わず罰則なし

【 大阪 】大阪市域交通圏特定地域協議会事務局(大タ協)は14日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪で、供給輸送力の削減を中心とする特定地域計画案の説明会を開催、交通圏全体で「8〜12%」を削減目標とし、各社の削減率は問わず、勧告・命令などの罰則も伴わないとして、協議会での同意を求めた。説明にあたった足立堅治・事務局長(大タ協専務理事)は質疑の中で、「極端な言い回しになるが『地域協議会に協力してくれる』というなら、何%でも良いじゃないかということ。反対される方はゼロで結構だと思う」と述べた。預かり休車以外の曜日制限については、曜日ごとの収入率は設定せず一律「7分の1」とする。運行ステッカーなどの貼付は求めず、当該車両の一覧表を各社が提出、構成員に配布して相互に確認する体制をとるとした。
 当初、適正車両数上限との乖離率である12%とされた目標削減率は、昨年末の事業者アンケートで得られた各社の平均削減率8%を現実的な目安とし「8〜12%」に緩和された。ただ、「平均」だけに、アンケートではゼロ回答の事業者もあり、この日の説明会でも30両の事業者から「稼働率は90%を超えている」とし、削減には応じられないとの発言があった。強制減車は求めない旨、明文化すべきとの意見に対し、足立氏は「大阪市域全体として8〜12%」という「文章で読み取っていただきたい」とした上で、個社の削減率は問わないこと、8%に満たない場合でも勧告・命令は行わないと明言した。
 供給輸送力の削減について近畿運輸局は同日、本紙の取材に、削減については「個社として限界・制限はない」とし、グループ(市域全体)で調整することも可能だとした。ただ、削減する事業者が多く、地域で12%を超える場合は「認められない」とし、それについては公正取引委員会との関係もあり「協議会でも議論できない」と説明した。曜日制限の「7分の1」については、仮に40両の事業者が10%(4両)削減する場合、日曜日に28両休車すればクリアできる―との例示を肯定した。
 協議会は5月8日に開催されるが、説明会では延期の理由に取り沙汰される大阪府の対応が質された。足立氏は「大阪府には何度か行かせてもらっているが、絶対反対ということではない。確かに府の規制緩和の方針と協議会の取り組みにはズレもあるが、できるところは一緒にやろうということで進めてきた」と説明。ただ、他の自治体構成員も含めて、現状「賛成、反対という回答はもらっていない」と述べた。
〔4月15日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2017年4月15日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】特定地域計画案、大阪市域全体で8〜12%削減/「同意」最優先、個社の削減率問わず罰則なし 
【 大阪 】余剰車両は減車して養成費用に 
【 京都 】新たにキャビックなど3社/京都の運改、要請率37%に 
【 大阪 】弁済額1.5倍増も平行線/大タ協常任理事会、意見集約できず
【 大阪 】修正案では脱退者出るのは必至/薬師寺氏、記者懇で「無責任」指摘
【 神戸 】神鉄谷上駅入構問題解決へ?/大成タク、兵タ協加盟を「検討」
【 大阪 】ベスト交通が新配車システム/タブレット利用、河北は全車両 
【 大津 】井伊の「赤揃えタクシー」/近江タクがラッピング運行
【 神戸 】「子どもサポートタク」17日から/第一交通産業が神戸、尼崎等で
【 神戸 】扇弘グループ、乗務員28人表彰
【 神戸 】兵個協幹部が岡田・陸運部長表敬 
 
2017年4月14日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】京都市域の運改要請、10日間で11社32%/大型割引、大手・中小など思惑
【 京都 】主目的は「労働環境の改善」/北川・京タ協経営委員長 
【 京都 】過度な割引の是正が先決/中小事業者には懸念の声も
【 京都 】運改の動き、TVニュースでも
【 大阪・和歌山・京都 】「ささえ合い交通」市内全域に/NPOが自交総連との面談で意向
【 大阪 】「女性」に続いて「外国人」/乗務員不足解消へ検討求める声
【 和歌山 】少人数の外国人旅行客が増加/和個協、翻訳サービスの活用検討
【 大阪 】警察と合同で交通安全活動/東淀川交安協会バスタク部会 
【 神戸 】2年間で1割減少/神戸市域の運転者証交付総数
【 神戸 】兵サセン、喫煙4件など報告     
【 京都 】堀川高辻交差点付近の客待ち/業務センターが自粛呼びかけ
【 和歌山 】整備方針の最終決着は未だ/和歌山市駅の駅前広場整備
【 大阪 】再編労組が全港湾加盟/さくらタクシーに分会発足 
 
2017年4月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】見通し立たぬ神戸市域の適正化/「スピード感」求める声の一方で…
【 神戸 】「減車して何のメリット?」/今さらながら疑念の声も  
【 京都 】新たに3社、31.8%に/京都市域の運改要請
【 京都 】深夜・早朝割増に理解求める/キャビック、HPなどで発信 
【 大阪 】藤原・二課長らと懇談/全個協近畿支部幹部が局訪問  
【 京都 】16日まで入構規制緩和/京都駅八条口乗り場  
【 訃報 】「一番」松元憲行社長が死去、75歳
【 京都 】「75歳」などでの上限制限/渉外担当連絡会で意見 
【 神戸 】乗合タクシーなども視野に/キクヤ交通がジャンボ車両導入へ
【 大阪 】大タ協・三野会長ら/春の交通安全キャンペーン 
【 徳島 】運賃変更指導は一度もなし/徳島の下限割れ、金比羅タクシー
【 京都 】舞鶴港、連日の大型客船で賑わう
 
2017年4月8日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】西神交通、公安委の処分取消求めて提訴/速度超過巡る総括運行管理者の免停に異議
【 京都 】新たにヤサカグループ1社/京都の運改要請、8社27%に
【 大阪 】大タ協が春の交通安全キャンペーン
【 神戸 】兵タ協は事故防止パレード
【 京都 】FFタク、業界主導で運用へ/業務センターに事務局機能 
【 大阪 】弁済責任問題は分科会で/大タ協・山根理事が提起   
【 大阪 】個タク「一定枠」補充を/全大個・和田会長が大運支局訪問
【 神戸 】UD研修で接客意識向上/兵個協、受講環境整備が課題 
【 京都 】直入による周辺の混乱なく/繁忙期の京都駅八条口乗り場 
【 大阪 】拭えぬ行政不信/壽タクシー・浦木山社長
【 大津 】藤堂高虎のラッピングタク/近江タクシーが町おこし協力
【 和歌山 】路線バス撤退でジャンボタク/南部タクシーが受託運送
【 京都 】ユニオン『リーダーズ』の取材受ける
【 大阪 】ダイトG、26日に安全運転講習
【 奈良 】サワタクシー、役員変更届
【 大阪 】近運局、法人2社車停処分
 
2017年4月7日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】目先でなく将来見た経営判断を/大タ協配車アプリ説明会で3者プレゼン
【 神戸 】モード間で「人材の取り合い」/岡田・兵陸部長、タク業界の遅れ懸念
【 京都 】新たにヤサカグループ3社/京都市域の運改要請  
【 大阪 】「全国タクシー」本格稼動へ/全大個協組、今月24・25日にも
【 大阪 】タクセン3月の指導件数33件/北新地、11時以降に集中 
【 大阪 】乗車拒否など苦情37件/大運支局、一水会に報告
【 大阪 】大タ協が認知症サポーター養成講座  
【 神戸 】「加古川ブランド化で観光誘致を」/兵タ協・信原副会長 
【 大阪 】「大御所発言、期待外れ」/議事録問題で大タ協・坂本理事
【 東京・大阪 】新車の9割に自動ブレーキ搭載へ/「サポカーS」20年までに
【 神戸 】50年祝賀会、6月18日に/全兵庫個タク協組  
 
2017年4月5日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】京都市域で運改要請スタート/初乗り短縮志向で弥栄自動車、都タクG3社
【 大阪・京都 】タクシー事業者の託児所運営/企業内に加え3社共同も
【 大阪 】「組織を預かった人の責任感の欠如」/交通共済、協会横領問題で薬師寺氏
【 大阪 】新大阪の乗車拒否とゴミ投棄/「JR2」はく奪などの措置も
【 神戸 】960時間でも「厳しい」/残業規制、適用除外後に危機感
【 大阪 】前月末から102人減/大阪地区、3月の運転者証等交付 
【 神戸 】AM無線に改称、魚住タク買収/明石無線グループ 
【 神戸 】運転役務・車両提供を中心に/今後の営業スタイル模索
【 大阪 】敷島交通がソーラーパネル設置へ   
【 東京 】全国平均で8円超の値上がり/3月のオートガス価格 
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