ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2019年4月1日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

どう展開?「日本版MaaS」
  
国交省懇談会 中間とりまとめにみる方向性

 国土交通省はこのほど、都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会(座長=石田東生・筑波大学特命教授)の中間とりまとめを公表した。同懇談会は日本版MaaSのあり方について模索し、今後の検討の方向性を示すため、昨年10月17日に発足し、今年3月14日まで都合8回の会合を開き、今回の中間とりまとめに漕ぎつけたものだ。異なる交通モードの相互連携や運賃料金の柔軟化(*実質的には低廉化)と移動の高付加価値化は、「言うは易く行うは難し」という面もあるだろう。中間とりまとめに見る日本版MaaSの方向性について詳しくみていこう。

 議論の前提として、まずは「MaaSとはなんだ?」と問われ、即座に正確な答えを示せる人はそうそういないが、そこそこ程度の答えとしては「複数の交通モードを1つのスマホアプリ等で一括して経路検索し、乗車のための予約、決済を行うことができるシステム」あたりが予想される。
 国土交通政策研究所によれば、「MaaS は、ICTを活用して交通をクラウド化し、公共交通か否か、またその運営主体にかかわらず、マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな『移動』の概念である。利用者はスマートフォンのアプリを用いて、交通手段やルートを検索、利用し、運賃等の決済を行う例が多い」としている。
一方で「MaaSの定義は、発達中の新しいサービスであることから、先行している海外においても定まったものがないのが現状で、国や研究者によっても定義内容や含まれる範囲に違いがあるようである」ともいう。

地域性との兼ね合い
 MaaSがテーマになる会議等ではしばしば取り上げられるのが、フィンランドの「whim」などであるが、国全体や都市の人口規模、交通環境(事業者の数も)が違い過ぎてあまり参考にならない。本検討会でも紹介はされているが、その点は認識されているようで、中間とりまとめでは日本版MaaSの検討に当たっては地域性重視の姿勢も打ち出している。
 国土交通政策研究所の定義にもあるようにMaaSは、「ICTを活用して交通をクラウド化し、公共交通か否か、またその運営主体にかかわらず、マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ」としている。既存の公共交通機関もそれ以外のものもほぼ同列に並べてシームレス化を図るという点に注意が必要だ。
 公共交通機関以外のものは有償旅客運送ができないのが従来の法体系であるが、今後もそれが続くという保証はなく、事実、未来投資会議では自家用有償旅客運送の拡大が明言され、観光客も運べるよう法改正することが決まっている。大きな渦にどうしようもなく飲み込まれることはままあることだが、気がつかないうちに流されていたというような事態だけは避けたいところだ。
 なお、本中間とりまとめにおけるMaaSの定義は、「出発地から目的地まで、利用者にとっての最適経路を提示するとともに、複数の交通手段やその他のサービスを含め、一括して提供するサービス」とされており、その前段には「MaaSは現状では、様々な定義が見られる」と断っている。

1つのスマホアプリで
 中間とりまとめでは、日本版MaaSの目指すものとして、「ある1つのスマホアプリを立ち上げれば、全国津々浦々の交通手段の検索から予約・決済までができるようになり、さらには、病院や飲食店、行政サービスなどの予約・決済もワンストップで行えるようになる。これにより、人々の外出や旅行など移動に対する抵抗感が低下することで、移動・交流意欲が高まり、健康が増進され、まちや地域全体も活性化し、豊かな生活が実現する」ことをあげている。
 MaaSの目的については了解するとして、その前提で中間とりまとめでは地域横断的な取り組みとして別掲1(略、以下同)のような内容を掲げている。
大きく分けて、@データ連携の推進A運賃料金の柔軟化、キャッスレス化Bまちづくり・インフラ整備との連携―である。
 現実の問題として個別のタクシー事業者に「まちづくり・インフラ整備との連携」で、できることは少ないように思う。データ連携の整備については自社アプリを保有している事業者やアプリプラットフォームにとっては他の交通事業者や他のアプリと連携してMaaSを構築するに当たってデータの相互乗り入れが可能なシステムの構築が必要になる。鉄道や航空系のアプリとの力関係やコストの兼ね合いもあるが、イニシアチブを発揮することはおそらく難しいのではないか(ウーバーや滴滴のようなグローバルな巨大ネットワークなら別だが)。

運賃料金の柔軟化が要に
 運賃料金の柔軟化(別掲2)については、MaaSが成功するための要の部分になると記者個人はみている。利用者からすれば一気通貫で経路検索、予約、決済できる利便性は得難いものがあるが、従来型の乗り継ぎよりも割安感が得られなければそのMaaSアプリを利用する決め手にならないように思う。
 とすれば、逆にMaaSに参加する事業者側からの立場で考えてみると、従来型の個別の乗車予約・手配よりもMaaSによる一括手配で、総需要が増加するには運賃料金の低廉化が必要になると考えられ、結果として「安くした分だけ、利用が増えないと帳尻は合わない」という単純な話になる。運賃料金の低廉化が避けられず、総需要は増えてほしいとなると、個々のタクシー事業者にできる選択は、「どのMaaSに参加するか」ということに尽きる。
 キャッシュレス化(別掲3)については、消費税増税対策のおかげでタクシー業界でも一挙に進む機運もあるが、MaaSの進展においても必須とされている。これはデータ連携にも言えることだが、タクシー事業者にとってはカード決済機などの車載機器類をアップデートする際に、近い将来のMaaS化に適合できる機種を選ぶことを考慮する必要も出てくるということになるのではないか。大枚はたいてキャッシュレス化を果たしても、遠くない将来のMaaSへの参加が避けられないとすれば、それに対応可能な環境を整えることも必要になってくるだろう。これらの投資に見合うくらいに総需要が増えてくれなければMaaSに参加する意味は個々の事業者にとっては見出せないということになる。
 そこで、単なる低廉化を避けるためには、「移動の高付加価値化」が必要という理屈だ。単に移動にとどまらない異業種との連携で移動中の時間にさまざまなサービスを提供することで運賃料金を低廉化ではなく、柔軟化させるということになる(ダイナミックプライシングなども柔軟化の1つの手法だ)。
 地域特性ごとの取り組みについては、別掲4の通りだ。「大都市型」「大都市近郊型」「地方都市型」「地方郊外・過疎地型」「観光地型」などが基本的な類型として示されている。実際にはこれらの特性を複数兼ねている地域もあるだろう。各地域ごとの課題が、「MaaSがあれば問題解決」といふうにはいかないだろうが、地域公共交通の確保・維持が困難になっているのは、これらの類型でも地方に行けば行くほど状況は厳しいということである。
 現実にはMaaS云々以前の問題として自家用有償運送の拡大や自動運転化の進展により不足する運転者が機械化されることなどで地域の課題にアプローチしようとする傾向もあり、自家用有償運送や自動運転化はMaaSとの親和性も非常に高いということを指摘しておきたい。

不可避の流れにどう乗るか
 いろいろ解決すべき地域課題が示されており、それへの対応の方向性も明らかにされている。中間とりまとめの方向性を是とするか否かは個々の事業者に委ねられるべきだが、いずれにしろ、MaaSは昨今の流行というだけにはとどまらず、多くの交通モードにおいて一定数の事業者を巻き込んでいくことはどうやら避けられそうにない。どのような態度をとるにせよ、個別事業者はよく考えて腹を括らねばならない。(了)
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No.766 4月1日  主な内容
■巻頭人物:伊藤 宏氏(神奈川県タクシー協会会長)
■気になる数字:1198円
   東京・多摩、神奈川・京浜両地区の輸送実績比較は京浜優位。直近2月の格差
■トピックス
:どう展開?「日本版MaaS」  〜国交省懇談会 中間とりまとめにみる方向性
:個タク「75歳超の譲渡譲受容認」国交省に検討要請
                 〜平沢・議連会長が全大個幹部に約束
:災害時対応等でフレンドリーシップ協定
         〜兵タ協が近畿業界初 兵庫トヨタ自動車、神戸トヨペットと
:新大阪乗り場の統合歓迎も、利用者目線を忘れずに 〜近運局定例会見
:労組役員ならこれだけは知っておきたい「有給休暇」と「事故」
         〜日交G連絡協議会・春闘討論集会――日交労・藤田健一書記長
:新人乗務員による「チーム・NewFriend’s」を結成
         〜豊玉タクシー「豊玉ゼロ戦略2019キックオフミーティング」
:市民の目に映るタクシーマナーは? 〜神戸市タクシーマナー向上推進会議 
■東西往来
:ただ待っているしかない日々 / 20%が75歳以上の協組も
■この人この言葉
:岡田 佑氏 / 秋山 利裕氏 / 浦木山 峰壽氏 / 田中 民郎氏
■シャッターチャンス
:旗振り役・竹中氏の狙いは一貫 / タクシーを両替場所と勘違い?
:「試してみよう」と乗ってみて / 身体能力は各人各様といえど
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 海外PF対策と国内PFの成長戦略
   ライドシェア実現も要請
    新経連が経産省に意見書、過度な規制には反対

【 東京 】新経済連盟(代表理事=三木谷浩史・楽天会長兼社長)は26日、「海外デジタルプラットフォームを巡る諸課題と対応策〜越境環境下での対等な競争環境の整備について」と題する意見書をまとめ経産省に提出した。吉田浩一郎・グランドデザインプロジェクトチームリーダーが同省に出向き、関芳弘・副経産相に手渡した。国内の法規制が海外のPFに及ばないなどの競争条件の不公平是正と対策を求めたほか、日本国内の産業振興政策も提言し、過度なPF規制は成長戦略の妨げになるとし、今後の施策の一つとしてライドシェアの実現もあげた。
 意見書ではデジタル市場の全体像について、@日本企業は外国勢に比べて極めて不利な競争環境にあるAPF規制は問題の解決にならない。PF自体はイノベーションの源泉であり、規制には慎重であるべきB外国勢は日本での売上や納税額などの情報が非開示の場合が多く、責任者の所在も不明で不公平―などと主張。また、MaaSの分野では、「規制のあり方やサービスの提供次第では外国勢が席巻してしまう。すでにオンライン・トラベル・エージェント市場や民泊市場では規制のかからない外国勢が席巻している」などと指摘。とりわけコンプライアンス意識の低い中国系PFも念頭に海外PF対策と、あわせて国内PFの成長環境整備を求めた。
 国内での産業振興政策については、「国内企業まで萎縮させるおそれのあるPF規制は成長戦略とは言えず、拙速な議論には反対する」とした上で、「国内法の域外適用の整備と執行強化などを図る行政組織の再編」や他の施策の実施を求めた。具体的には、デジタルファーストやフィンテック、シェアリングエコノミー、市場の開放を求め、ライドシェアや配送シェアの実現、事業法の一括改正による事前規制から事後規制への転換などを要請した。
〔3月30日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2019年3月30日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】海外PF対策と国内PFの成長戦略/ライドシェア実現も要請/新経連が経産省に意見書、過度な規制には反対
【 東京 】乗務員採用の拡大など/大和自交が中期経営計画
【 東京 】2種免緩和の実験教習費用/全タク連、傘下協会に分担要請
【 横浜 】横浜・川崎のタク事業撤退/京王自動車G、日交Gに譲渡
【 東京 】日野、ホンダ両社と資本・業務提携/モネ・テクノロジーズ
【 東京 】MaaS事業開発の共同事業体/モネ・テクノロジーズが設立
【 東京 】京浜交通圏の指定解除など/特定地域の指定延長・解除を告示
【 東京 】楽天株主総会に照準/自交東京、会場近くで宣伝行動
【 横浜 】定員70人規模の大型保育園/企業主導型で大明交通
【 東京 】交通空白地の移動支援で協定へ/西東京市が大和保谷、三幸自両社と
【 東京 】新たに精勤一時金2万円/日交労、19春闘妥結
【 横浜 】関運局人事(4月1日付)
【 東京 】入社半年以内のチーム設置/豊玉タク、安マネキックオフ
【 東京 】最優秀に猪野氏(千葉)/全個協関東、接客コンテスト
【 さいたま 】日交労フットサル大会
【 横浜 】関運局 合併、譲渡譲受認可
 
2019年3月29日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】解散時不足金、約9億円減少の見通し/分割納付30回に変更、9月完納へ/東旅厚年基金・事業主説明会
【 東京 】2種免取得要件緩和の実験/警察庁が教習生確保で協力要請
【 東京 】UD研修、12社49人が受講/東タク協三多摩支部
【 東京 】浅草松屋前乗り場標識を一新/タクセン、外国人向けに多言語で
【 東京 】19年度負担金据え置き/タクセン、EV等の軽減延長
【 東京 】賞罰規約等を改定へ/東個協、無車検運行等対応強化
【 横浜 】栃木の運改要請、7割目前
【 東京 】「グリスロ」の有償旅客運送/福山・鞆の浦地区で本格運行へ
【 東京 】タブレットにポケトーク搭載へ/JpnTaxi 5万両拡大計画
【 東京 】生産協力金原資、タク4万円/国際労組、生活総合改善で妥結
【 仙台 】福島県全域の運改申請開始
【 福岡 】長崎県A地区、運改審査へ
【 東京 】事故防止へ恒例の警察講習/毎日タクシー、2営業所で4日間
【 福岡 】バスIC定期券の販売システム/第一交通産業が共同開発
【 横浜 】今度は「火星タクシー」/三和交通のエイプリルフール企画
【 東京 】6月8日に10周年式典/福祉限定輸送協会
 
2019年3月27日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】今治タクシー事業協組に警告/共通チケットの割引禁止など/公取委「拘束条件付き取引」に
【 東京 】富田社長再任、常務に岡田氏/自動車会館・株主総会 
【 横浜 】新たにタクICT化対応など/神タ協の来年度事業計画
【 東京 】「みんタク」推進へ最終確認/チェッカーG代表者会議
【 東京 】UD研修テキスト第5版/講師ら集め改訂説明会
【 東京 】緊急支部長・団体長会議/ひき逃げ事件受け都営協
【 横浜 】栃木県地区の運改要請 64.75%に
【 新潟 】新潟市で「市民会議」/共同主催に消費者団体も
【 東京 】JpnTaxi、ナビタイムと連携
【 名古屋 】忘れ物通知サービス/名鉄タクG6社が4月から
【 東京 】交差点周辺での事故撲滅を継続/足立タク、安マネキックオフ
 
2019年3月23日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】救援事業の範囲明確化/国交省、3月中に通達改正へ/規制改革推進会議に取り組み状況説明
【 横浜 】多摩地区、運賃改定審査へ
【 東京 】公定幅運賃について意見聴取/多摩3交通圏準特協、書面開催へ
【 東京 】街頭指導会議が羽田の現地視察/国際ターミナル乗り場のマナー問題
【 東京 】有償旅客運送より「期待値低い」/クルーの安全性巡って国交省
【 東京 】「課税事業者」の選択/秋田会長「全個協あげて推奨」
【 東京 】小学生の絵画で交通事故防止訴え/チェッカー、19両をラッピング
【 横浜 】実働率低下、15地区中11地区/関東管内 2月の原計輸送実績
【 仙台 】青森県全域、運改審査へ
【 名古屋 】岐阜で運改要請スタート
 
2019年3月23日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】5月8日の理事会で会長候補選考/配車アプリの割引巡って意見交換も/東タク協理事会、役員改選日程説明
【 東京 】国際自動車が99周年記念式典
【 横浜 】「新しいタクシー像」形成へ/神タ協役員会で伊藤会長
【 東京 】「ライドシェア解禁へ着々と」/未来投資会議巡って交通労連・手水氏
【 横浜 】東タク協、神タ協の事例発表も/関運局がBF化促進セミナー
【 横浜 】三和交通も「お花見タクシー」/営業所エリアで6コース  
 
2019年3月20日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】スマホdeタッくん「みんタク」移管も/いまも月間1万5000件の問い合わせ/チェッカー社長会で堀会長が言及
【 東京 】自動運転車の国際基準GLへ/国連フォーラムが優先検討項目で合意
【 東京 】「MaaS」が中心課題に/全自無連・技術通信セミナー
【 東京 】商業施設等を交通拠点に/国交省が「モビリティ確保の知恵袋」
【 横浜 】定時総会5月20日開催/神タ協横浜支部、来賓に林市長ら
【 東京 】初のシェアワーカー向け損保/シェアエコ協会と三井住友海上
【 東京 】新たに飛鳥第五労組が加盟/日交グループ連絡協議会
【 東京 】三ツ矢観光自動車、本社移転
【 山口 】山口市でタク運送の実証実験/ドコモ、電脳交通など
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 市民の注視を肝に銘じて
    京タ協・兼元会長「種々の変化に対応」

【 京都 】京タ協(兼元秀和会長)は28日、京都市伏見区の自動車会館で予算理事会を開き、19年度事業計画、同収支予算案を承認した。冒頭あいさつで兼元会長は、一般紙などでタクシーの話題が取り上げられるケースが多くなり、市民もタクシーの進化や今後の取り組みに注視していることを肝に銘じ、種々の変化に対応していく努力を重ねなければならないと指摘。業界全体で取り組むべき課題を見極めながら進んでいくと述べ、「オール京都」で結束することの重要性を説いた。4月からスタートする働き方改革を巡っては、「各社ともに対応が後手にならないよう先手、先手で準備を進めていくべきだ」と述べた。
 議事では、現行420円の車両割会費を520円に値上げすることを決めた。6月総会の承認を経て7月請求分から適用する。事業計画案では、総論の専門委員会活動に触れた部分で「女性も活躍できる協会を目指す必要がある」と謳った。
 また、経営委員会の事業計画案では、3月7日の未来投資会議での首相発言を踏まえ、「国交省において、タクシーの相乗り導入に向けた道路運送法上の通達が整備されるに当たり、タクシー業界の意見が反映されるための情報収集および意見集約に取り組む」との文言を追加。地域公共交通推進委員会についても、同様に「国交省において、自家用有償運送制度の法改正が検討されるに当たり、タクシー業界の意見が反映されるための情報収集および意見集約に取り組む」とした。経営委では、「京都北部の運賃改定を見据え、『ちょい乗りタクシー』(京都北部版)の魅力を広くPRし、一般市民のタクシーへの潜在需要の掘り起こしに努める」とする文言も書き加えられた。
 このほか人権啓発特別委員会では、会員からのセクハラに関する問題提起を踏まえ、「セクシャル・ハラスメントおよびパワー・ハラスメントを含むあらゆるハラスメントは人権問題であることを明確に位置付け、人権問題並びに関連する諸問題に対する意識のより一層の向上と定着を図る」との一文を事業計画案に加筆した。

〜日交G3社が4月加盟
 この日の理事会では、新規加盟事業者の紹介も行われ、京都北部で事業展開する日本交通グループ3社(澤志郎代表、本社・大阪市西区、日本交通・福知山、日交コンフォート、舞鶴京都タクシー、計162両)が、4月1日付で加盟することが報告された。今後の行事日程では、決算理事会を6月10日に京都市伏見区の自動車会館で、通常総会を同28日に京都市中京区の京都ホテルオークラで行うとした。理事会前には、今月16日付で近畿圏内の東京・日本交通およびさくらタクシーグループの社長に就任した鈴木要氏が顔を見せ、理事らにあいさつした。
〔3月30日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2019年3月30日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】市民の注視を肝に銘じて/京タ協・兼元会長「種々の変化に対応」
【 京都 】「460円」か「距離短縮」か/消費税転嫁方法の議論へ
【 神戸 】兵タ協が接客マナー研修会/来年度はコンテスト再開
【 大阪 】5・5是正、新たな動きなく/大阪業界 このまま沈静化?
【 大阪 】「乗務員負担でなければOK」/遠割巡って労組幹部
【 京都 】FF認定運転者、GW明け第6期募集
【 京都 】6月12日に利用者説明会/京都北部地区の運賃改定
京都 】近自無協京都支部、4月23日に総会
【 神戸 】公共交通網形成計画の進捗報告/神戸市地域交通活性化協
【 奈良 】奈タ協通常総会、6月10日
【 京都 】京タ協理事会、セクハラ対応で議論
【 大阪 】南地5日、北新地は17日/4月の街頭指導日程
【 奈良 】道路損傷情報等を提供/奈タ協市部会が奈良市と協定
【 大阪 】大阪再生の会が決起集会
【 神戸 】本給800円昇給など/阪神タク労組が春闘妥結
【 大阪 】山陽交通労組春闘、妥結に至らず
【 東京 】「PayPay」導入/オリエンタルタクが4月から
【 大阪 】大運支局長に藤本氏/近運局人事、監指部長は楠原氏
【 京都 】全京理事会、キャッシュレス化検討
【 大阪 】近運局、譲渡譲受認可
【 大阪 】天野交通、役員変更届
【 大阪 】岸和田交通、名称変更届
【 大阪 】水鉄タクシー、名称変更届
【 奈良 】奈良県郡部地区、減車続く
【 大津 】滋賀県で3社減車届け
【 大阪 】近運局、車停処分1件
※大運支局監査情報
 
2019年3月29日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】エムケイがウーバーと提携/タクシー配車、4月早々にも?
【 東京・大阪 】DiDiは北摂等にエリア拡大/日の丸ハイヤー、北摂交通が参加
【 神戸 】兵タ協が近畿初のフレンドシップ協定/兵庫トヨタ、神戸トヨペットと調印
【 京都 】認定運転者176人で新年度へ/FFタクシー、認定車両96両
【 神戸 】病院送迎の「おくる電」/ABC無線が参加登録へ
【 神戸 】清潔な服装と車内清掃は必須/マナー向上会議で調査結果
【 大阪 】大タ協が原計事業者説明会
【 大阪 】全自交関西地連が執行委
【 東京 】顔写真撮影で行政指導/JpnTaxi、謝罪と対応説明
【 神戸 】兵庫北部の運改申請、約45%に
【 大阪 】阪急タク労組が春闘妥結
【 京都 】男山ケーブルカー工事で運休/京都第一がジャンボタクで代行輸送
【 大阪 】「魅惑の奥さんタクシー?」/未来都新企画、4月1日運行
【 大阪 】全大個協会、譲渡譲受の18人に認可状
 
2019年3月27日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「75歳超の譲渡譲受容認」、国交省に要請/平沢・議連会長、全大個幹部に約束
【 大阪 】1年間無事故・無違反、苦情なし/優良運転者評価、初年度は幅広く
【 大阪 】大阪市域3万2652円/ほぼ横ばい、大タ協2月輸送実績
【 神戸 】兵庫北部の運改、申請率37.44%に
【 神戸 】淡河町ゾーンバス、自動音声予約導入
【 神戸 】北区北五葉地域の「おでかけ号」/神戸市、4月から第3回実証実験
【 大阪 】事前試験の合格者31人/個タク法令試験、申請後は7人
【 大阪 】譲渡授受の要件緩和など/日個連近畿ブロック会議で報告
【 京都 】嵯峨野線新駅近隣で用地確保へ/駅周辺は公園で乗り場不可
【 大阪 】大タクセンが評議員会
【 大津 】大津市が自動運転バスの実証実験
【 大阪 】「タクシーはキャッシュが一番」/壽タクシー・浦木山社長
【 京都 】京タ協、業務センター統合へ/実務検討会議が初会合
【 京都 】登録指導員の更新研修会/京都業務センター 約40人受講
【 大阪 】PayPayの利用者募集/全大個協組、申込状況みて最終判断
【 京都 】キャビック「ケアたび」/知恵ビジネス展でPR
 
2019年3月23日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】5・5遠割是正は時期尚早/大タ協 道野・経営委員長、運賃ブロック分離は早急に議論
【 大阪 】供給輸送力削減で意向調査/特定地域計画策定へ河北交通圏
【 大阪 】新大阪乗り場、統合は良いが…/栗原・自交部長、近距離接客に苦言
【 神戸 】70代の比率さらに上昇/兵タクセン 2月末の運転者証交付
【 大阪 】運改は「新・特権者への手数料のため」/大タ協 坂本・広報サービス委員長
【 奈良 】無線・アプリ配車に迎車料金/奈良近鉄タク、150円徴収へ
【 和歌山 】相互タクシーが観光研修
【 京都 】JpnTaxiの決済タブレット/京都タクシーが7月搭載
【 大阪 】「DiDi」「MOV」導入へ/日の丸ハイヤーが今夏めど
【 大阪 】新社長に鈴木氏、金田氏は会長に/東京・日交、さくらタクG
【 京都 】京都北部の運改申請の状況/川本氏、亀岡市地交会議で説明
【 神戸 】鈴蘭台駅前の共用乗り場利用/神戸・阪神間支部、覚書案承認
【 大阪 】桜井市、太子町に提案書交付へ/近運局「地域連携サポートプラン」
【 京都 】個タク団体連絡会が清掃活動
【 神戸 】文化タク&尼崎文化タク、役員変更届
 
2019年3月23日号−2 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】個タク団体が異論で難航も?/京タ協、業務センター統合へ議論開始
【 大阪 】総額4815万円規模で/大阪交通共済がメリット配当
【 神戸 】キャッシュレス化対応「不可避」/兵タ協理事会で吉川会長
【 大阪 】「ステルス値上げ」に反対/東京・日交 金田会長「500円台に」
【 神戸 】トヨタ販社とのフレンドシップ協定/兵タ協がプレスリリースでPR
【 神戸 】9年間で組合員が3分の1に/昭和交通労組が定期大会
【 神戸 】兵庫地連は3800筆/全自交の国会請願署名
【 大阪 】近運局、譲渡譲受3件認可
【 大阪 】近運局、法人1社車停処分
※大運支局監査情報
 
2019年3月20日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪、神戸・阪神間、大津市、滋賀北部/近運局、管内4地区の運賃改定審査へ
【 神戸 】タク主導、「ライドシェア」の文言消えた/全タク連・川鍋会長「さらに進化を」
【 神戸 】兵庫北部の運改、31.72%に
【 大阪 】関協、決済端末8月導入へ/JpnTaxiが日程見通し
【 京都 】未来投資会議の受け止め方など/京タ協・経営委で意見交換
【 神戸 】「あかねちゃん」利用10万人/たつの市のデマンド交通
【 大阪 】「近い将来」固定給制を検討/ひかり交通、囲い込みへ営業努力
【 京都 】高速タク、PayPay導入
【 大阪 】戎交通が「新型リーフ」
【 大阪 】府下の個タク導入第一号/代替えでJPNタクシーに
【 神戸 】アップデートは「数週間単位」で/JapanTaxi神戸で説明会
【 大阪 】親交会が定例会開く
【 大津 】JR膳所駅、北駅前広場完成/タク乗降場2両+待機場4両
【 東京 】初のシェアワーカー向け損保/シェアエコ協会と三井住友海上
【 京都 】洛東Gが計6両の預かり休車
【 京都 】AI企画、新社長に入江氏
【 訃報 】赤木みつ子氏(FBタクシー社長)17日死去。70歳
【 大阪 】OCHISがSAS検査料値上げ 
 
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