ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2019年4月29日

    交通界WebNews
最新号ニュース
発行物について
購読のご案内
採用情報
会社概要・沿革
広告のご案内
 
「週刊交通界21」毎月4回情報発信

「ライドシェア」への言及なく
  国交省、記載不同意で一貫
   
シェアエコ検討会議・第2次報告書原案

 政府のシェアリングエコノミー検討会議(主査=安念潤司・中央大学大学院法務研究科教授)は23日、会合を開き、第2次報告書案について審議、構成員による最後の意見交換を行った。内閣官房IT総合戦略室が示した原案に対して有識者、学識者らからなる構成員からは概ね「これまでの会議での構成員の意見が反映されている」と高い評価を受けたが、一方で自家用車ライドシェアを巡る記述についてまったく触れられておらず、新経済連盟の関聡司氏から、一言も触れないのは政府機関の意見取りまとめのあり方としていかがなものかとの批判の声があがり、これに賛同する複数の声も出ていた。当日の意見交換の経緯をここに紹介する。


 当日、議論の対象となった第2次報告書案の事務局原案についてはすでに本紙「ファックスプレス関東版4月24日号」で報じた通りだが、その目次および核となる行動計画(シェアリングエコノミー推進加速化アクションプラン)の要旨は別掲(略)の通りだ。
 この日の議論では、まずこれら原案について内閣官房IT総合戦略室シェアリングエコノミー促進室の高田裕介企画官が概要を説明した。

「事務局の力不足」と
 原案に記載された事項について一通り説明を終えた高田氏は、「この報告書案に書いていないことは1点ある。いわゆるライドシェアについて、『その実現のための議論を行うべきではないか』といった内容だ。これまでに議論の中で声があり、『そうしたサービスについて政府において規制改革を検討していくべきではないか』というご意見と理解をしている。取りまとめに際して有識者の方々からいただいたご意見についてこれを含め関係各省庁と調整を行わせていただいたが、事務局の力不足と言いましょうか、本件について成案を得ることができず、よって本報告書案に記載していない。中間報告の際にも大変議論になった点であり、ご意見はあろうかと思うが、ひとまずご理解をいただければと思う」と補足説明した。

全体の構成には好意的
 この後安念主査は構成員の自由な発言を促し、意見交換が始まった。さまざまな意見が出てきたが、原案の全体の構成に対しては概ね好意的な意見が大勢を占めた。よって、ライドシェアの記載を巡る意見のみを以下に抜粋する。
 英知法律事務所・森亮二弁護士は、原案の構成をバランスが良いと評価した上で、「課題は規制緩和。ライドシェアはその代表選手であるわけだが、目次を見ると『第2章のシェアリングエコノミーの発展に向けた課題』ということになっているが、この中で規制緩和の話がまったく出てこない。これはちょっとどうなのかな?と思う。ライドシェアに拘るわけではないが、抽象的な記載でも構わないので規制緩和についての検討なり、見直しなりを入れていただいた方が良いとわたしは思う」と述べた。
安念主査は森氏の意見を仮に報告書に挿入するとすれば森氏の提起した第2章が適当か、あるいは「第4章 加速化に向けた行動計画」が適当かと問い返した。
 森・濱田松本法律事務所の増島雅和弁護士は、「規制緩和そのものよりも時代はデジタル時代に移っているということで、『緩和』というと反発も多そうで、森先生のおっしゃる角度で良いと思うが、『再構築』というような形で整理していただくのが良いのではないか。また、その過程でグレーゾーン解消制度についても書いていただいているが、『やってみないとよくわからない』というようなことがいっぱいあるから、実地でやってみるという規制のサンドボックス制度の活用なども出していただくということ、規制緩和で既存の人たちへの配慮というか、そういった人たちが批判ができないような記載ができるのではないかと思う」と述べ、森氏の意見に大筋で同調した。
 新経連の関氏は、「前回の会合までにもいろいろとこまごまとした意見を申し上げてきた。まだ、言いたいことが2点ほどある」とし、第一には検討会議で議論されてきた「信用スコア」について持論を述べ、次にライドシェア問題に言及した。

報告書のまとめ方としていかがなものか
 後者について関氏は「再三私の方から意見を申し上げてきた。構成員の方からは特段の反対はなく、むしろ積極的なご意見をいただいているというふうに認識している。こういった平場における議論で、こういった形で意見が出て、かつ国交省を含め役所の方もオブザーバーとはいえ、意見を言おうと思えば言える立場であり、そうした場で特段の反論もないと認識しており、この報告書に一切記載しないというのはちょっと会議の議論のあり方とか、報告書のまとめ方という点ではいかなるものか?と思う。改めてお願い申し上げたい」と主張した。
 これを受けて国交省総合政策局の蔭山良幸・情報政策課長が発言を求め、「ライドシェアについては、国会でもたびたび確認を求められており、国交省としては自動車による旅客運送については安全・安心の確保が最重要な課題だと認識しており、いわゆる自家用車を用いたライドシェアについては運行管理や車両整備等について責任主体を置かないままに自家用車のドライバーのみが運送責任を負う形態を前提としており、このような形態の旅客運送を有償で行うことは安全の確保、利用者保護の観点から問題があり、極めて慎重な検討が必要であるというふうに考えているところであり、ご理解をいただければと思う」と反論した。
 これに対しては関氏が「議論さえ許されないというのはちょっとどうかと思う」と再反論。これらのやり取りを受けて安念主査はしばらく考え込んでから、「国交省さん、われわれの責任で書くというのもダメか」と発言。

「検討会の見解」も拒否
 蔭山氏は「われわれとしては極めて慎重に進めていただきたいということだ」と述べ、安念氏は「それは承知しているが、当検討会議の見解であるということではどうか」と食い下がったものの、蔭山氏は「なかなか厳しい」として拒否する姿勢を示した。
 内閣官房の高田企画官は「事務局の力不足であると痛感している。しかし、まとめられるところをまとめて前に進んでいくというのがわれわれの強い思いなので、その点についてはご理解をいただきたい」と述べた。安念氏が「もう一度やってみよう」と引き取った。
 この後もライドシェア問題について海外のプラットフォームと競争する国内のPFを育てる観点や地方における公共交通機関の衰退への危機感から代替機能としてのライドシェアに期待する複数の構成員からの意見があった。
 第2次報告書について高田企画官は「できれば平成のうちにまとめたい」と述べ、安念主査が構成員から取りまとめについての一任を取り付けてこの日の議論を終えた。第2次報告書の成案は早ければ月内、ゴールデンウィーク明けを目途に取りまとめられ公表される運びとなるもようだ。(了)
<Topへもどる>

No.770 4月29・5月6日合併  主な内容
■巻頭人物:佐口 和郎氏(タクシー労働問題研究プロジェクト代表)
■気になる数字:3397億円 
    2018年業績で明らかになったウーバーの営業損失。変わらぬ赤字体質
■トピックス
:国交省、不同意で一貫 「ライドシェア」への言及なく
         〜シェアエコ検討会議・第2次報告書原案
:配車アプリ「京都戦争」の様相に
         〜ウーバー、DiDi 相次いで配車サービス開始
:1日10件程度の昼勤者も
         〜「ウーバータクシー」3カ月の未来都(大阪市域)
:対照的な事故防止策から見えてくるもの
         〜大栄交通&アサヒタクシー(横浜市)
:事故態様8パターンを解説、注意喚起
         〜兵庫県タクシー交通共済協組
:<シリーズ> 2019春闘―産別・労組はいま 〜東京ハイタク中立労組協議会
:ポリシーミックスによる事業の活性化を支援
         〜足利 剛・京都運輸支局長に聞く
■東西往来
:深まり感じさせた自治体との関係性 / 世界の子どもを笑顔に!
■この人この言葉
:藤原 廣彦氏 / 冨本 哲哉氏 / 池田 誠也氏 / 橋口 学氏
■シャッターチャンス
:“棲み分け”はどこまで可能? / 誰が束ねる「日本版MaaS」
:角度変えれば魅力的な / 世に「白タク」の種は尽きまじ
<Topへもどる>
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
 事前確定運賃、10月にも実施へ
   地方運輸局ごとに年度ごと「係数」
    国交省 7月から認可申請受付

【 東京 】国交省は26日、2017年度に東京都内で実施したタクシーの事前確定運賃についての実証実験結果と、今年3〜4月にかけて行ったパブリックコメントの結果(2面に概要)を踏まえ、「タクシー運賃及び料金に関する制度について」の通達を一部改正するとともに、新たに「タクシーの事前確定運賃に関する認可申請の取扱いについて」の通達を制定し、各地方運輸局等や全タク連、全個協、全福協に通知した。本格運用に当たっては、@配車アプリ等において、旅客が入力した乗車地点と降車地点との間の推計走行距離を基に算定した運賃に、地方運輸局が定める係数を乗じて事前確定運賃額を算定するA前述の係数(統一係数)は、直近年度の輸送実績をもとに、曜日・時間帯(1時間ごと)ごとに定め、毎年見直しを行うB配車アプリ等により、旅客に対して走行予定ルートを示し、タクシー乗務員は原則旅客に示した走行予定ルート通りに運送を行うC事前に旅客と事業者との間で合意し、確定した運賃を支払う―という内容になっている。事業者からの申請受付開始は7月1日、認可予定は10月1日となっている。
 タクシー運賃及び料金に関する制度についての通達改正では、既存の距離制運賃(時間距離併用制運賃を含む)、時間制運賃、定額運賃、観光ルート別運賃に加え、「事前確定運賃」を追加。「距離制運賃の適用を想定した運送を行おうとする場合において、旅客の求めまたは同意(配車アプリ等の利用を通じた同意を含む)があるときは、事前確定運賃を適用することができる」と定めた。また、事前確定運賃の要件及び適用方法その他の取扱いについては「タクシーの事前確定運賃に関する認可申請の取扱いについて」の新通達で定めるとした。
 タクシーの事前確定運賃に関する認可申請の取扱いについての新通達では、事前確定運賃について、「配車アプリ等に搭載された電子地図を用いて、旅客が入力した乗車地点と降車地点との間の推計走行距離を基に算定した距離制運賃(時間距離併用制運賃を除く)に、地方運輸局等が年度ごとに定めた係数を乗じ、1円単位を四捨五入して算定するものとする」と定義。適用に当たっては、電子地図上に走行予定ルートを示し、さらに事前確定運賃額を提示した上で旅客の了解を取り付ける。
 運送の途中で旅客の都合により走行予定ルートを外れる場合には、事前確定運賃による運送をその場で終了し、事前確定運賃を全額収受するとともに、新たに当該地点からメーターの距離制運賃により運送を開始することとした。乗務員側の都合による走行予定ルート変更の場合(交通規制等を含む)には、旅客の了解を得て行うこととし、収受する運賃額は予定されていた事前確定運賃額によるものとする。
 旅客の乗車から降車までに複数の係数を用いる時間帯をまたぐ場合には、それぞれの時間帯の距離制運賃(時間距離併用運賃除く)にそれぞれの係数を乗じて合算し、事前確定運賃を算定する。事前確定運賃には深夜早朝割増以外の割増と各種割引は適用する。各種料金は事前確定運賃とは区分して適用する。
 事前確定運賃の申請は地方運輸局長等が年に1度、1カ月間の期間を定めて受け付ける。ただし、同期間中に申請を行わなかった事業者や個人タクシー事業者も、すでに有効な係数が公示されている場合には期間外の申請も受け付ける。
 申請書には、@配車アプリ等の概要を示した資料A事前確定運賃を適用しようとする営業区域における実績年度(4月1日〜翌年3月31日)の輸送実績(一般タクシーのみの距離制運賃適用分で、深夜早朝割増以外の各種割増及び割引を適用した運送を除く)を示した書面B実績年度のすべての運送における、「運送を開始し、実車となった月日及び時刻(分単位)」「運送を終了し、空車となった月日及び時刻(同)」「実車走行距離」「当該運送に係る運賃額(原則として料金は含めない)」を添付する必要があり、統一係数公示前の最初の申請事業者にはかなりの負担になる可能性がある。認可の期限は、原則として最初に認可を受けた事業者の認可日から1年間とする。

〜不適切運用は事業改善命令も
 また、「1回の運送における事前確定運賃額が距離制運賃により算出した運賃額に比して大きく乖離する等不適切な運用が行われている事実を確認した場合は、道路運送法31条に基づく事業改善命令の対象となることがある」としている。このほか、事前確定運賃を、「曜日・時間帯・運賃額等により限定して適用する場合は、あらかじめその旨を周知すること」とした。また、新通達の施行後に制度を見直すべき事由が生じた場合には、「本通達の改正も含め、都度見直しを行う」と定めた。
〔4月27日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2019年4月27日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】事前確定運賃、10月にも実施へ/地方運輸局ごとに年度ごと「係数」/国交省 7月から認可申請受付
【 東京 】「事前確定運賃」パブコメ結果
【 東京 】事故時の適切な救護など徹底を/事故防止責任者講習会
【 東京 】交通事故による労災防止キャンペーン/東京労働局など、4月から1年間
【 東京 】事故防止運動奏功も厳しい決算/東個交通共済、さらに意識高めて
【 東京 】法人乗務員が飲酒運転事故
【 東京 】みんタク「S.RIDE」紹介も/東個協理事会、総代会議案等承認
【 東京 】国交省が日本版MaaSを紹介/市民会議が学習会
【 東京 】キャッシュレス、運改査定不能/自交東京・城委員長が指摘
 
2019年4月27日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】配車不能は乗車拒否と同じ/無線適正化・正常化へ取り組み強化/関自無協東京支部・19年度総会
【 横浜 】多摩、京浜両地区の運改要請概要
【 東京 】関自無協東京支部総会・被表彰者
【 東京 】重大事故続発で注意喚起/日個連交通共済・理事会
 
2019年4月26日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】東京、京都でアプリ配車開始/19年度中に全国13都市に拡大へ/DiDiモビリティジャパン
【 横浜 】初乗り短縮運賃に異議の声なく/京浜交通圏準特協で運改要請説明
【 東京 】DiDiアプリ参加事業者
【 東京 】「フルクル」PRのラッピング/国際自動車が約1000両
【 東京 】「おもてなしクールウェア」/日の丸自動車Gが夏季用制服刷新
【 横浜 】栃木県地区の運改要請 70.35%
【 東京 】事前確定運賃対応へ/都営協、アプリ導入の検討加速
【 横浜 】後退事故の半減など目標/アサヒタクが事故防止研修会
【 東京 】最賃千円ベースの賃金体系/シンセツタク労組、私鉄春闘モデルに
【 東京 】ソラシドエア(宮崎)と提携/「らくらくタク」HPから予約可能に
【 横浜 】類型違反点数20点超は4社/関運局管内のタク事業者
 
2019年4月24日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】ライドシェアへの言及なし/新経連等が異議、国交省は不同意で一貫/シェアエコ検討会議・第2次報告書原案
【 東京 】自社と競合しない顧客層なら/配車PFとの連携で第一・田中社長
【 東京 】三信交通、大森交通の2社買収/帝都自交、グループ1119両に
【 東京 】神奈川、福島両県協会がプレゼン/全タク連委員会で広報活性化策
【 東京 】就労外国人のための日本語教育/規制改革推進会議が意見
【 東京 】10年連続の3氏ら表彰/東タク協、防災レポーター研修
【 横浜 】市担当者が来訪、交通政策など懇談/神タ協横浜支部、理事会で報告
【 東京 】完全自動運転車「利用したい」33%/損保JPNが年代別アンケート
【 東京 】ライドシェア反対のマスク3000枚超/全自交東京が街宣で配布
【 東京 】新運転東京が交通安全講習会
【 福岡 】大分県全域、運改審査へ
 
2019年4月20日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京・名古屋・サンフランシスコ 】ウーバーに1100億円出資/自動運転の技術開発と実用化加速へ/トヨタ・デンソー・ソフトバンク
【 横浜 】19年度事業の中心に運改対応/神タ協、売上増の体制確立目指す
【 東京 】川鍋会長「基本的には良い方向に」/全タク連経営委でタク議連総会報告
【 東京 】「ラストマイル」自動運転/中型バスで実証実験へ
【 東京 】センター試験問題に振り仮名/東タクセン、外国人受験者に対応
【 東京 】車内タブレットと個人情報保護/国交相定例会見で質疑
【 東京 】新モビリティサービス推進へ/国交省、モデル事業を公募
【 東京 】LPガス需要減で値上げ要請/スタンド業界の苦境に一定理解も…
【 東京 】観光タクシーツアーにも利用/三幸自動車「エクスファイア」導入
【 東京 】「不当配置」親会社前で宣伝行動/自交総連箱根登山ハイヤー支部
【 東京 】私鉄東ハイ労、5月に地引網大会
 
2019年4月20日号−2 関東・関西版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】京浜等6地区も運改審査へ/多摩含め消費税転嫁は行政一任/関運局定例会見で要否判断結果
【 横浜 】事故防止対策の徹底呼びかけ/タク事故続発で是則・技安部長
【 横浜 】訪日外国人の受入環境整備など/関運局、交通観光戦略行動計画
【 横浜 】「安全最優先」で選ばれる会社に/大栄交通、安全推進決起大会
【 福岡 】契約者の緊急時に駆けつけ/第一交通産業、ALSOK提携
【 横浜 】時代に対応して存在感を/関自無協神奈川支部・総会
【 東京 】東京観光「母の日タク」/日交が5・6月に限定運行
【 東京・広島 】「グリスロ潮待ちタクシー」/鞆の浦で本格運行開始
【 さいたま 】28日から日交労野球大会
【 横浜 】都市型ハイヤー2件許可
【 横浜 】その他ハイヤーの分割認可
 
2019年4月19日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】クルーが適法ならウーバーも/「中身は同じ」ライドシェア解禁を主張/参院決算委で日本維新の会
【 東京 】スーパーシティの概要案了承/国家戦略特区諮問会議
【 東京 】19年度予算は赤字編成/東タクセン、個タク減少など影響
【 横浜 】11地区で総営収前年割れ/関東管内 3月原計事業者輸送実績
【 横浜 】総会特別講師に武居氏/神タ協横浜支部
【 横浜 】外国人向けサービス「全国展開」/関運局、実証実験報告で提案
【 東京 】UD研修、15社・45人が受講/東タク協三多摩支部
【 横浜 】栃木県地区の運改要請、変化なし
 
2019年4月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】川鍋会長「前提堅持」を要請/自家用有償旅客運送の拡大巡って/自民党タク議連、全タク連等ヒアリング
【 東京 】「みんなのタクシー」配車サービス開始/都内で、まず3社5600両
【 東京 】「ポイント還元事業」の概要公表/経産省、仮登録決済事業者116社
【 東京 】各年齢層で高齢化にシフト/多摩地区の運転者証等交付状
【 東京 】JpnTaxi「メルペイ」決済追加
【 東京 】都個協、都内事業者1万2014人
【 福岡 】第一交通産業G、大阪府下921両に
【 東京 】ゼロ円で利用の21件集約/労働8団体のクルー実態調査
【 東京 】第1回集交、統一要求書提出/中労協19春闘スタート
<Topへもどる>
 
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関西版

 運賃」「距離」どちらを変更?
    京タ協経営委、消費税転嫁で意見交換

【 京都 】京タ協(兼元秀和会長)は25日、京都市伏見区の自動車会館で経営委員会(北川賢持委員長)を開き、10月1日に予定される消費税転嫁の運賃改定の取り扱いについて意見交換した。現行運賃(普通車1.2キロ450円)から運賃額を引き上げるか、初乗り・加算距離を短縮して450円を維持するか―が主題。後者については事務局が複数の試算を示した。出席者からは、消費税の転嫁方法だけでなく「迎車料金についてはどうするのか」といった質問なども寄せられた。意見交換の内容については事務局が取りまとめ、6月10日開催の理事会で報告。さらに議論を重ね、京都業界にふさわしい転嫁方法を探っていくもようだ。
 委員会では、今月23日からエムケイとの協業で配車サービスをスタートさせたウーバーや、翌24日から第一交通グループ3社を中心に始まったDiDiの配車アプリに関する情報交換も行われた。
〔4月27日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2019年4月27日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】「運賃」「距離」どちらを変更?/京タ協経営委、消費税転嫁で意見交換
【 大阪 】大阪市域1.9%減収/大タ協・3月輸送実績
【 大阪 】RS反対の自治体回り「労使一緒に」/自交大阪・庭和田書記長
【 大津 】滋賀県下5交通圏の準特協/6月18日に合同開催
【 大阪 】朝日、5・2実施8カ月でも順調
【 大阪 】阪南個人、DiDiアプリ試験導入
【 神戸 】全兵庫がPayPay導入
京都 】アオイG、全プリカ廃止へ
【 大阪 】5月13日に大津市と意見交換/特区提案などで自交総連関西
【 大阪 】「特区でライドシェア解禁」に警戒を/日本城タクシー・坂本社長
【 大阪 】大阪交通共済協組が理事会
【 神戸 】神戸・阪神間1月は減収/兵タ協 18年11月〜19年1月輸送実績
【 大阪 】「7%の運賃値上げ」/壽タクシー・浦木山社長
【 神戸 】「家族に廃業勧められた」/市バス事故後に複数の個タク事業者
【 神戸 】有休問題、運改対応等で長期化?/全自交兵庫・北坂委員長
【 大阪 】アプリ手数料等負担巡り問題提起/近運局交渉で大阪交運共闘
【 神戸 】神鉄タク、有馬温泉定額運賃など
【 大阪・奈良 】ハラスメント条項追加/認可と申請
【 大阪 】エムティー、譲渡譲受認可申請
【 大阪 】鳩タクシー、住所変更届
【 大阪 】近運局、法人1社車停処分
 
2019年4月26日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】アプリ配車にとどまらず/エムケイ、ウーバーとの協業開始
【 京都・東京 】第一交通産業G等のDiDi配車も/京都業界の陣取り合戦本格化
【 大阪 】「関西ハイタク女性会」発足/設立会に近畿4府県12人
【 大阪 】「1日10件程度」の昼勤者も/ウーバー配車巡り未来都・笹井専務
【 神戸 】無保険車両対策で問題提起/兵庫交通共済・総務委
【 神戸 】無保険車両の処分巡って/神戸市域の「噂」に兵陸部
【 大阪 】大阪自動車会議所・理事会
【 大阪 】IoT活用の新通信など情報発信/近自無協総会で池田会長が意欲
【 大阪 】全大個、譲渡譲受の10氏に認可状
【 大阪 】南地10日、北新地は22日/5月の街頭指導日程
【 和歌山 】和ハ協総会、5月14日開催/和タ協は6月19日、役員改選も
 
2019年4月24日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「近距離乗り場」の存廃検討へ/5月中に初会合、普通車一本化で新大阪乗り場WG
【 大阪 】運賃改定で協力要請/大タ協幹部が全大個協組訪問
【 大阪 】白タク阻止へ「タクシーフェア」も/大タ協・労使懇小委で提案
【 大阪 】加算運賃前倒し、アプリ手数料など/運改巡って労働側が問題意識
【 京都 】南丹市で利用者説明会/6月12日、北部の運改巡り京タ協
【 神戸 】大成タクGがDiDiアプリ導入へ/神戸業界、GW明けにスタート?
【 京都 】きょうからDiDiアプリ稼動/帝産京都、本番前に試験走行
【 大阪 】ふれ愛交通、ピンクタクシー展示/こどもの日チャリティイベント
【 大阪 】環状線は4日間終日規制/G20大阪サミットの交通規制
【 神戸 】福祉有償運送の白タク行為/現にある違法行為の摘発を
【 神戸 】大成タクシー、兵タ協入会へ?
【 京都 】川本支部長以下執行部再任/近自無協京都支部が通常総会
【 神戸 】市バス事故で経緯説明/神戸市交通局、運転士の健康状態も
【 大阪 】「組合員負担ない遠割是正を」/全相互タク労組・定期大会
【 東京 】和歌山、神戸でグリーン経営講習会/交通エコモ財団が5月開催
 
2019年4月20日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】時代の変化への対応、運改契機に/大タ協・坂本会長 IT化、利用者利便向上など
【 大阪 】ホテルグランヴィア前の秩序回復を/視察の大運支局「ちょっとまずい」
【 大阪 】20%近い乖離率が課題/河北の特定地域計画策定巡って
【 大阪 】「関西ハイヤ−・タクシー女性会」/近畿の女性経営者新組織の名称
【 大阪 】視覚障害者に配慮した配車アプリを/坂本・広報・サービス委員長が注文
【 大阪 】UD導入の助成要望継続など/全タク連・ケア輸送委報告 
【 和歌山 】和歌山市域準特協、6月14日
【 神戸 】6月4日開催を告知/神戸市域の特定地域協
【 大阪 】参加事業者のヒアリング開始/「インタク」活性化へWG
【 大阪 】親交会がアプリ対応の委員会
【 神戸 】初の乗務員向け事故防止講習会/兵庫交通共催、20社約70人受講
【 神戸 】死亡・重傷の半数以上が交差点関連/兵庫交通共済、18年度事故解析
【 大阪 】Jpn決済タブレット/関協、8月稼働へ本格導入
【 京都 】アプリ、決済機器「各社判断で」/DiDi進出受け京タ協
【 大阪 】ウーバー、DeNA、DiDi/全大個協組が説明聴く
【 京都 】八条口にもコンシェルジュを/FFリーダー会議で意見
【 神戸 】「同一労働・同一賃金」/対応急ぐべきとの指摘
【 大阪 】三日月タクシー、役員変更届
【 神戸 】東神交通、住所変更届
 
2019年4月19日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】社保の加入状況など再点検を/近運局 楠原・監指部長が注意喚起
【 大阪 】淡路島地区、運改審査へ
【 京都 】DiDiアプリ、京都市域で運用開始/24日から、5社600両規模
【 神戸 】神戸市域、70代前半が20%近くに/兵タクセン 運転者証交付状況
【 大阪 】5・5割もう終わり?/朝日夕刊が1面で業界動向
【 大阪・京都 】歩合給による残業代処理/大阪高裁判決に危機感
【 大阪 】北新地街頭指導、平穏に
【 東京 】スーパーシティの概要案了承/国家戦略特区諮問会議
【 大阪 】有休付与の対策早期に/「割に合わぬ罰則」回避へ
【 神戸 】兵協役員会、決算状況など報告
【 大阪 】法・個の優良運転者40人/大タクセン表彰式 5月16日
【 神戸 】兵タ協姫路支部が総会
【 京都ほか 】LINEPayのキャンペーン/京都、滋賀等のエムケイ
 
2019年4月17日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 奈良 】3社揃って24時間営業「縮小」/奈タ協奈良市部会、人手不足と需要減
【 神戸 】淡路島の「ウーバータクシー」/実証実験、今年度末まで延長
【 神戸 】神戸市域の特定地域協、6月4日
【 大阪 】大阪の特定・準特定地域協/運改に向け5月30日開催
【 福岡 】堺第一が豊中北営業所開設/池田タクの32両譲渡
【 神戸 】実証実験にタクシー位置付け/モネ・テクノロジーズと連携の川西市
【 和歌山 】「緑ナンバーの信頼感を」/杉本・和歌山運輸支局長
【 神戸 】DiDiアプリの導入/神戸市域でも検討進む
【 東京 】「NV200タク」リコール
【 東京 】「ポイント還元事業」の概要公表
【 大阪 】二輪車事故防止へ呼びかけ/協親交通が安全講習会
【 大阪 】新大阪、キタ、ミナミで/自交大阪、白タク阻止の街宣
【 大阪 】近自無協、25日に理事会
<Topへもどる>
 
 

Copyright(C) 2009 kohtsukai Co.,Ltd All Right Reserved  株式会社 交通界  無断転載禁止