ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2020年10月19日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

またもトラブル GoToトラベル
 1万4000円割引のはずが
    3500円までしか割引できぬ?
 ― 一部サイトの原資枯渇でドタバタ劇 ―

 GoToトラベル事業で、一部の旅行サイトにおいて10日未明から1人1泊当たり最大1万4000円の割引となるべきところ、3500円までしか割引できない状態に陥った。割引原資に充てるべき予算が一部のサイトにおいて枯渇したためと言われている。タクシーなどでも使える地域共通クーポンには直接の影響がないとされていたものの、割引が大幅に圧縮されることで、そもそも旅行に行かなくなれば地域共通クーポン以前の問題として影響を受けざるを得ない。結果として13日の定例会見で赤羽一嘉国交相は事態収拾の指示を出した旨を明らかにし、実際、これらのサイトでは正常な割引を再開する旨が明示され、一応の決着を見た。赤羽国交相の会見詳細を紹介する。

 以下は会見の冒頭発言である。
赤羽 GoToトラベル事業につきましては、先週末より、一部のオンライン予約サイトにおいて、予約が短期間に急増したことに伴い、割引率の引き下げ等の措置がとられたことにより、国民の皆さまに大変ご心配、ご不便をおかけしていることから、改めて、私より状況を整理させていただき、方針を明確にさせていただきたいと思います。
 このGoToトラベル事業は、あくまで宿泊割引35%、地域共通クーポン15%、計50%、上限2万円の割引支援を行うことでこれまで実施してきました。こうしたことは、国民の皆さまも理解されていると思います。この方針はしっかりと堅持してまいります。
 そのため、昨日、割引率の引き下げ等を実施している事業者に対し、元通り、35%の割引商品を継続して販売できるよう、観光庁に必要な対策を講じるよう指示したところです。各事業者においては、遅くとも明日の午前中までには、35%の割引支援を再開する予定と報告を受けております。

早期の回復と救済措置
 なお、この間に引き下げられた割引率で予約したケースなども含め、全ての利用者の皆さまが、宿泊割引35%の支援が受けられるよう、万全の対応をしてまいります。今回、結果として国民の皆さまに混乱を生じさせ、いらぬご心配をおかけいたしました。引き続き国交省としては、本事業の適切な運営に努め、「ウィズ・コロナ時代における新たな安全・安心な旅のスタイル」を普及・定着させることにより、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図りながら、本格的な旅行需要の回復、更には幅広い観光関係事業者の経営の安定化と雇用の維持、地域経済の活性化に全力を尽くしてまいります。私からは以上です。
 ここから先は、会見におけるGoToトラベル事業関連の一問一答部分だ。
―今のご発言では、35%の割引を継続するための必要な対策をとるというお話ですが、必要な対策というのは、追加に予算額を配賦するということでよろしいでしょうか。

赤羽 GoToトラベル事業においては、全ての参加登録事業者に販売可能な予算枠をあらかじめお知らせする必要があるため、各社から御提出いただいた販売計画を元に、予算全体が計画的に執行されるよう、各社に段階的に通知することとしていたところです。
 事業の開始以降、今回のオンライン予約事業者のように、販売計画と販売実績に大きな乖離が出ている事業者の方が現れているのも事実でありまして、今後、予約状況や販売状況等を適切に把握した上で、可能な限り機動的に予算枠の追加配分を行う仕組みに改めてまいりたいと考えております。
 9月末までの実績については、これから報告を受ける予定でありまして、現段階で今後の見通しを正確に申し上げるのは尚早と考えておりますが、予算が直ちに枯渇するような状況ではありません。
 いずれにいたしましても、引き続きできるだけ多くの国民の皆さまに、全国各地にお出かけいただき、幅広い観光関連産業が裨益するよう、公正かつ適正に予算の執行を図ってまいりたいと考えております。

大手優遇で中小が困るのではないか
―予算は直ちに枯渇しない見通しということですが、今回のこの問題を別の視点で見ると、利用の多い事業者さんに予算が多く割り当てられると、中小の事業者さんの予算枠が減る可能性もあると思うのですが、残りの予算の余裕について改めてお聞かせください。

赤羽 今、申し上げましたように、予算が直ちに枯渇するような状況ではありません。
 この仕組み全体として、機会が平等ということは大原則でありますので、感染拡大防止については高いハードルを設けており、感染拡大防止対策をとれない事業者には入っていただけませんが、それ以外のことは機会平等ということでありますので、大手に偏るといったような意図はありませんし、相談に乗るなど努力していきたいと思います。
 ちなみに、9月14日までの利用実績におきましては、全体の割引支援額から1人泊当たりの旅行代金を試算いたしますと、平均で約1万2000円余りという数字が出ております。これをどう評価するかはいろいろと意見があると思いますが、必ずしも高い価格帯の宿泊施設に利用が偏っているとは言えないのではないかと考えております。
いずれにいたしましても、月末に報告が出てまいりますので、しっかり分析し、然るべき機会に皆さんに御報告をさせていただきたいと思います。

―先ほど、全部で50%の割引を実行していくと仰っていましたけれども、これまで観光庁の事業者に対する説明の中では、割引は35%以下で自由に決められるとされてきました。この方針に変更はあるのか教えてください。
 2点目として、低価格帯の宿に対しGoToトラベルの効果が薄いという指摘があります。最初に上限額として1泊2万円までの補助、宿泊で言えば割と高額に当たる4万円までを上限とした理由について改めて教えてください。また、現状の額の設定は適切であったとお考えかどうか、改めて教えてください。

赤羽 まず後者の方から。先ほど冒頭でも申し上げましたが、結果として9月15日までの利用実績を分析すると、1人泊当たりの旅行代金は約1万2000円余りという価格帯になっておりますので、われわれは、必ずしも今ご指摘のような高い価格設定ではないのではないかと思っております。
 もちろん、定額ではなく定率の割引ですから、そうした傾向もあったと思っておりますが、大変厳しいコロナウイルス禍で、3月、4月からこの6月一杯まで、ほとんど休業状態で大変苦労されている観光関連産業、ひいては地方経済を救うためには、相当踏み込んだ強力な需要喚起策が必要ということで、1人1泊4万円の代金で上限2万円までの割引額を設定したところです。

35%の割引を賢持
 また、割引額については、われわれは国民の皆さまに宿泊割引35%、地域共通クーポン15%と公表し、説明してまいりました。一部、事業者の皆さまと観光庁、また事務局とのやりとりの中で、表現に誤解を招くことがあったことから、今回、こうした混乱が起こったわけですから、こうしたことを再発させないためにも、本日、35%の割引を堅持することを決定させていただいた次第です。

―今後、同じようにオンライン・トラベル事業者の方を含め、予算配分が足りないといったようなことが起きた場合、同じように追加配分の措置をとるのかということ。それをするとなると、オンライン・トラベル・エージェント(OTA)に予算の配分が多くなるのではないか。いわゆる観光事業者、旅館等、そういったところにもこの辺の公正さが欠けるのかどうか、大臣の御意見を聞かせてください。
 もう1点。今回、このような状況が起きた理由がいまひとつ判然としないのですが、事業者の販売計画が見込みよりもオーバーしたのでこのようなことになったのか。そもそも販売計画よりも実績がオーバーしていた場合、元々そのように追加措置をする仕組みがなかったのかどうかお伺いしたい。

利用者にとっての公正さを最優先
赤羽 まず、最初のご質問について正確に受け止めているかどうか。間違っていたら訂正していただきたいのですが、公正さ、何に対する公正さかということに関して言えば、私達は、利用者にとっての公正さが最優先されるべきものであって、当初の販売計画、オンライン・トラベル・エージェントもリアルエージェントも直販も出てきました。
 それぞれに対して割り当てをし、仮置きのような形で配賦した結果、どの事業者が努力をしてお客さんへの販売を増やしたかということまでコントロールするということはいかがなものかと。営業的な努力は認めなければいけないと私は思っております。結果として頑張っているところに国の基準というものはないと思いますので、売り過ぎではないかということは、お客様に支持されている以上、なかなか難しい問題ではないかと思います。
 ですから、今回の混乱の中で私達が思ったのは、お客様にとっては5割、トータルで割引されると思っていた制度が、突然、そうではなくなること自体、やはり改善しなければいけないということで、今日の発表に至ったということが1点です。
 もう1点は、なぜこうしたことが起こったのか、もう少し正確に分析してからお話ししたいと思いますが、おそらく予算が足りなくなったというような情報を、事務局なり、観光庁がキャッチして、もう少し適切に、前広に手当されていれば、オンライン・トラベル・エージェント各社が苦肉の対応をしなくても済んだのではないかと率直に思います。
 事務局も、大所帯がいきなりできたところもあるので混乱もありますが、国民の皆さまに不利益を生じさせないように、今一度緊張感を持って当たるように、先ほど事務次官並びに観光庁長官に指示をしたところであり、しっかり再発を防止していきたいと思っております。

―同じようなことがまた1カ月後、2カ月後くらいに、予算が十分にある範囲の中で事業者がこのような対応をとることはなくなると考えてよろしいですか。

赤羽 そのようにしなくてはいけないと思っています。

予算が底をつく段階で起きたら
―実際、今回は予算がまだ潤沢にあるという段階で、追加という対応がとれたと思うのですが、今後いつまで続けるかということはまだこれからだと思うのですけれども、いずれ予算はなくなります。そのような最後の方には、どうしても事業者さんは今回と同じような対応をとるかと思うのですけれども、その辺りについては。

赤羽 ご指摘の通りのリスクはあり、1月31日までの予約を対象として行っておりますので、基本的には、そこまではこの制度を維持したいと考えております。その後どうするかということは、それぞれ発言もいろいろ出ておりますので、政府の中で適時適切に対応して検討しなければいけないと思っております。
 いずれにしても、新しく制度を始める場合は、今回のことを振り返って、告知、周知期間のリードタイムをしっかり設け、現場と相違がないようにしなければいけないと思っております。
(中略)
―割引がされていない状態や、割引額が少ない状態で予約された方に対して適切に対応するということですが、キャンセル料や予約の振替で手数料がかからないようにするなど、具体的にはどのような対応を求めていくのでしょうか。

赤羽 いろいろなケースがあると思いますが、この間にそうした予約をされた方も、約束通り35%の割引を受けられるようにするということ。キャンセル料の話は出てこないとは思いますが、そうしたことを発生させないようにする、利用者に不利益を生じさせないようにするなど、しっかり丁寧に対応したいと思います。
          ◇    ▼    〇
 一応、一件落着ということではあるが、来年1月末に向けて制度の最終盤ではやはり本当の意味での予算を使い切りつつある段階では同様の問題が生じることも明らかにされている。観光需要を喚起しつつ、支援の終わり(*真の意味で国の支援なしでもなんとかやっていけそうな段階)に向けてソフトランディングできることを祈るばかりである。
 それまでの間、赤羽大臣にはもう少々汗をかき続けていただくほかないようだ。(了)
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No.837 10月19日号  主な内容
■巻頭人物:冨本 哲哉氏(日個連都営協理事長)
■気になる数字:2万1559両
         全国の事前確定運賃導入車両数、半数超が東京に集中
■トピックス
:またもトラブル GoToトラベル
           〜一部サイトの原資枯渇でドタバタ劇
:<特集 急げ!タクシー活性化>
  タクシー事業活性化のチャンスはSDGsへの取り組みから
  働き方改革、人材確保の観点も
           〜国際SDGs推進協会 土坂英一理事長に聞く
:<特集 急げ!タクシー活性化>
  活性化の目標をどう設定?  〜京阪神交通圏の輸送実績の推移から考察
:「8人」で存続危機 奈良の個人タクシー
      〜「若返り」に向け全個協近畿支部 国土交通大臣政務官に訴え
:<特集 交通労連ハイタク部会第1回中央委>
  働く側の安心・安全はどう担保するのか 〜小川敬二部会長
  使命は組合員の雇用と生活を守ること  〜手水辰也・事務局長
:とにかく賃金、労働条件アップを 
           〜私鉄総連関東ハイタク協議会 石橋清志議長に聞く
:地域交通体系の中の今後のタクシー
           〜在阪7氏が語り合った「タクシーの未来」(3)
■東西往来
:何か大きな動きが起きる予感…  / 全車両に銀配合の抗菌光触媒
■この人この言葉
:関 進氏 / 伊藤 実氏 / 坂本 篤紀氏 / 池田 博美氏
■シャッターチャンス
:本邦の総選挙は予定調和続く? / 後席の窓が開かないJPNタクシー
:羽目を外さず正しく恐れたい / ゾンビは新年を迎えられるか…
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速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
■ 成長戦略会議を新設、初会合
    未来投資会議は廃止、竹中氏ら委員起用
   経済財政諮問会議傘下に位置付け

【 東京 】政府は16日、日本経済再生本部を廃止することなどを閣議決定し、これにより同本部傘下の未来投資会議も廃止されることが決まった。あわせて、成長戦略会議を新たに設置し、同日首相官邸で菅義偉首相も出席して初会合を開いた。未来投資会議は首相自らが議長に就いていたが、成長戦略会議では官房長官が議長を務め、より実務派色を濃くしているほか、首相の民間ブレーンから元ゴールドマンサックスのデービッド・アトキンソン氏や竹中平蔵氏が起用されている。年末を目途に成長戦略具体策の中間とりまとめを行う。
 安倍晋三首相(当時)を議長とし、16年9月に設置された未来投資会議は20年10月(最後の会議は20年7月)で4年間の活動の幕を閉じた。副議長には麻生太郎副総理、菅義偉官房長官(当時)のほか主要閣僚が名を連ね、民間からは櫻田謙吾・SOMPOホールディングス社長、竹中平蔵・東洋大学教授(パソナグループ会長)、中西宏明・日本経団連会長、南場智子・DeNA会長、新浪剛史・サントリーホールディングス社長、三浦瑠璃・山猫総研代表(国際政治学者)らが参画していた。
 新たに設置されることになった成長戦略会議は、経済財政諮問会議の下に位置付けられており、議長には加藤勝信・官房長官が就いた。副議長には西村康稔・経済再生担当相、梶山弘志経産相が就任。民間から起用された有識者委員には、首相のブレーンで最低賃金の大幅引上げ、中小企業再編が持論のアトキンソン氏(小西美術工藝社社長)のほか、未来投資会議から引き続き、金丸恭文・フューチャー会長兼社長、竹中、櫻田、南場、三浦の各氏らが参画している。このほか、国部毅・三井住友フィナンシャルグループ会長、三村明夫・日本商工会議所会頭が参画。
 首相自らが議長を務めた未来投資会議とは異なり、成長戦略会議では加藤官房長官が議長を務め、経済財政諮問会議に審議結果を報告する位置付け。諮問会議が策定した基本方針に基づいて成長戦略の具体化を手掛ける。また、安倍政権時代の経産省主導色は薄まるとの見方も出ている。

〜年末目途に中間取りまとめ
 初会合に出席した菅首相は、「今後、経済財政諮問会議において、経済財政運営と改革の基本的な方針(骨太の方針)を議論し、その方針の下で、この成長戦略会議において、わが国経済の持続的な成長に向けて、制度改正など成長戦略のための改革の具体策を御議論いただきたい。ウィズコロナ、ポストコロナの世界におけるわが国企業の事業の再構築、生産性の向上、労働移動の円滑化、強靱なサプライチェーンの構築、新しい働き方の実現、足腰の強い中小企業の構築、バーチャル株主総会の実現などビジネス上のイノベーションの推進、グリーン成長というこのエネルギー・環境政策の再構築などを議論していただき、成長戦略の具体化を図るため、本会議では、本年末に中間的な取りまとめをしていただくため、議長の官房長官を中心に議論を進めてほしい」と要請した。
〔10月17日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2020年10月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】成長戦略会議を新設、初会合/未来投資会議は廃止、竹中氏ら委員起用/経済財政諮問会議傘下に位置付け
【 東京 】「生産性低いのは中小企業が多いから」/成長戦略会議委員のD・アトキンソン氏
【 東京 】東京は41.3%減、やや好転/全タク連 9月の総営収サンプル調査
【 東京 】乗合バスの参入等で新制度/申請時に関係自治体に通知
【 東京 】合計115人に認可書交付/全個協関東 事業講習会と交付式
【 東京 】定期大会に替わる中央委/京自労 運動方針など確認
【 東京 】DiDi ハロウィーンキャンペーン
【 東京 】新年賀詞交歓会は中止/東タク協三多摩支部 
【 東京 】千葉、神奈川、埼玉のタクシーも/共立リゾート GoToの連携拡大
【 大阪 】コロナ感染対策用品の販売開始/二葉計器 オゾン発生器など
【 横浜 】関運局 譲渡譲受認可
【 横浜 】関運局 合併2件認可
 
2020年10月17日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】特区・武三の総営収36%減/実車率は依然40%に届かず/東タク協 9月原計輸送実績
【 東京 】事故時の責任分担など明確化へ/事業者協力型自家用有償運送で新通達案 
【 東京 】大和自交G TMJの全株取得へ
【 東京 】今年もサービス決勝大会/東京無線協組 11月7日開催
【 東京 】次期大会まで役員任期延長/自交総連 書面で定期大会
【 東京 】突然ライドシェアに舵切る怖さ/交通労連・手水氏が菅政権警戒
【 東京 】「歩行者優先ステッカー」/都個協 全会員が貼付へ 
【 横浜 】独自開発の防衛シールド/三和交通が受注販売開始
【 東京 】福祉機器展 21日からWeb開催 
 
2020年10月16日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「ニューノーマルタクシー」に期待/感染防止策「目に見える形で」アピール/全タク連 正副会長会議・理事会
【 東京 】総営収 特・武三4割、多摩3割減/東タク協 8月の全社輸送実績
【 東京 】「コロナ禍の最賃支払い徹底」/全タク連・武居副会長 自交総連に回答
【 東京 】法人の減少、21カ月連続に/多摩地区 9月の運転者証等交付
【 東京 】タクセン 英語検定合格者755人に
【 東京 】職場認証制度で説明会/東タク協三多摩支部 46社が参加
【 東京 】日英交通を吸収合併/日の丸交通TokyoBay
【 東京 】恒例の利用促進キャンペーン/東京交運労協 バス、ハイタク部会
【 横浜 】車停は法人7件、個人1件/関運局 8月のハイタク行政処分 
 
2020年10月14日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】賦課金3000円値上げ否決/「なぜ今」組合員の理解得られず/日個連都営協・臨時総代会 
【 東京 】「ニューノーマルタクシー」試験運行/東タク協 空気清浄機とモニター
【 東京 】法人は3カ月連続で400人超の減/東タクセン 9月の運転者証等交付
【 東京 】割引額圧縮のトラブル発生/GoToトラベル 一部サイトで
【 東京 】社用EVで休日カーシェア/DeNAが実証実験
【 東京 】クーポン付き宿泊プラン/ニューオータニがウーバーと提携
【 東京 】会社、組合員とも好循環を/日交労・定期大会で伊藤委員長
【 東京 】来年5月30日に統合大会/全自交労連とKPU
【 東京 】雇調金の特例措置延長を/交運労協 4回目の緊急要請
【 東京 】運転者へのPCR検査実施など/自交総連 全タク連に要請
【 東京 】ワンチームとして力量発揮を/交運労協・定期総会
【 東京 】新委員長に秋山・副委員長/東個労・定期大会
 
2020年10月10日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】ハイタク事業場の法令違反91%/半数近くで労働時間関係の違反/厚労省 19年監督指導・送検状況
【 東京 】タクへの刃物等の持ち込み制限など/標準運送約款改正でパブコメ募集
【 東京 】JR東日本 MaaSアプリでタク配車
【 東京 】ソフトメーターの可能性など/全タク連・技術環境委で講演
【 横浜 】銀イオン水溶液で除菌・抗菌/感染予防でアサヒタクシー
【 東京 】地域公共交通の基本指針/東京都 22年度実施へ審議開始 
【 東京 】1月末終了は「目安」/GoToトラベル巡り赤羽国交相
【 横浜 】水野委員長再任、大会議案承認/全自交神川地連 書面で執行委 
【 東京 】20年度運動方針など大会議案を確認/全自交東京地連・中央委
【 東京 】交通労連ハイタク部会が書面中央委
【 東京 】隈研吾氏デザインの建築物/日交がツアー企画 
 
2020年10月10日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】西新宿で自動運転実証実験へ/「5G」活用の次世代モビリティ/MoTなど5社が連携協定
【 東京 】ハイタク自動運転実現へ相互協力/大和自交 日本モビリティと基本合意
【 東京 】km提携個タク 新たに2氏/認証8人、今後も拡充目指す
【 東京 】「現場手当」が一般的に?/エッセンシャルワーカーの処遇巡り
【 東京 】「未来ある賃金体系目指す」/私鉄関東ハイタク協・石橋議長
 
2020年10月9日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タクシー事業への影響は?/新ビジネスモデル促進する規制改革/規制改革推進会議「議長・座長会合」
【 東京 】全タク連 自民党タク議連に支援要望
【 東京 】コロナ対策理由のUD乗車拒否/赤羽国交相「厳正に対処」不変
【 東京 】優良管理者15人を表彰/東京ハイタク交通共済協組
【 東京 】労使共通の設問多く/改善基準告示見直しの労働実態調査
【 東京 】2種免許取得と労務Q&Aの刊行事業/東タク協 東京しごと財団から支援
【 東京 】「雇用の確保」労使で確認/中労協、中労研と協議
【 新潟 】新潟交通圏で運改要請
【 徳島 】第一交通産業、エムケイなど6社/電脳交通が資本業務提携 
【 東京 】全自交労連との統合協議等報告/KPU定期大会 規制改革を警戒
【 東京 】交通労連・東ハイ労 大会は書面で 
【 東京 】帝都三信交通を新規登録/9月のグリーン経営認証
【 東京 】中労協野球大会、縮小開催
 
2020年10月7日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「働きやすい職場認証制度」の対応も/全モードの事業所調査項目に追加/改善基準告示見直しで労政審専門委
【 東京 】「ビジネスタイム」の利用増/コロナ禍のタク利用実態調査
【 東京 】東京都心部などは外出率低め/コロナ前後の「時間の使い方」調査
【 東京 】LPG先物、先高感薄れる/原油先物に力強さなく
【 東京 】東京駅でマスク配布/タクセンが需要喚起キャンペーン
【 東京 】女性ドライバー応援企業認定
【 東京 】太田社長「新たなタクサービス模索」/新卒4人 三和交通が内定式
【 東京 】全自交労連との統合を確認/KPU・帝都自交労組が定期大会
【 ロンドン 】TFLがオラの営業許可更新拒否
【 東京 】関東ハイタク協 通常総会は書面に
【 横浜 】埼玉県三芳町で地域MaaS/三和交通、ケンウッドなどと提携
【 東京 】年末年始キャンペーンでマスク/ハイタク労働団体 乗り場で配付
【 東京 】互助共済会制度変更も/シンセツタクシー労組・定期大会 
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 9月総営収 8割回復は運改効果
    全タク連サンプル調査 大タ協理事会で坂本会長

【 大阪 】大タ協(坂本栄二会長)は16日、大阪市中央区のマイドーム大阪で定例理事会を開催、会員理事41人中24人が出席した。坂本会長は冒頭、全タク連のサンプル調査結果を示しつつ、大阪のサンプル5社の総営収が対前年比で7月78.9%→8月68.8%→9月78.8%―と推移し、「8月で10%落ちて、9月でまた10%上がった」と営収の回復状況を紹介するとともに、「夜の(多人数の)飲食会は4人までという府の規制が解除され、少しでも人の出が良くなることを期待したい」と述べた。一方で、前日正副会長会議で上京した際の東京駅八重洲口タクシー乗り場の状況について、「全然人が並んでおらず、すっと乗れた。乗務員さんも前年対比60%ぐらいという感じと言っていたが、全タク連調査を見ても58.7%で大体合っていた。その点、大阪の方がまだましで、これは値上げの効果もあると思っている」とした。
 全タク連正副会長会議については、国交省の早船文久・旅客課長の話では、国の予算も枯渇した中で、12月末で終わる雇用調整助成金(特例措置)を来年3月までは何とか延長してもらいたいという期待、また特例休車もコロナが収束していない状況を考えて延長になるのでは―との期待が感じられそうな話だったとの感触を示した。
 井田信雄・専務理事は、「(全タク連の)川鍋(一朗)会長は短いあいさつの中で『コロナ禍の中、地域によって差が出てきている』との感想を述べられていた」と報告。7日の自民党タク議連総会については、雇調金や資金繰り支援の充実、公租公課の負担軽減、地方創生臨時交付金の活用や「ライドシェアの導入は認めない」など業界の意向が反映された決議が採択されたほか、高性能フィルターを使った空気清浄機を設置し、モニターで空気の清浄状況を映し出し、乗客に安心感をもってもらうコンセプトカー「ニューノーマルタクシー」を東タク協が発表したことを紹介した―と報告した。
 また、会員事業者に求めている「自転車を使用する宅配代行サービスの配達員との交通事故発生に伴う報告」がこれまでに4件あったとし、「乗務員には自分が被疑者にならないためにも、軽微であっても必ず届出する指導を」と居島伸一参与から呼びかけられた。
〔10月17日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2020年10月17日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】9月総営収 8割回復は運改効果/全タク連サンプル調査 大タ協理事会で坂本会長
【 大阪 】若手登用で副会長交代?/照屋氏「再度の運改が必要」
【 大阪 】就職氷河期世代支援事業に反響/大タ協労務研修会で武居氏
【 神戸 】五十嵐支部長を再任、専門委統合も/兵タ協神戸・阪神間支部 
【 神戸 】池田支部長再任、本部理事推薦も/兵タ協 淡路島支部
【 大阪 】川西オーシャンの全部譲渡認可/日の丸ハイヤーG 274両に
【 大阪 】ナショナルタク、門真営業所廃止へ
大阪 】個タク存続へ認識の共有化図る/全個協近畿 所属団体長会議
【 大阪 】GoTo 偽造クーポンへの注意も
【 大阪 】概ね高評価も搭載率低い/「お客様ご要望カード」集計
【 京都 】有田交通Gが減車と車庫縮小
【 東京 】政府「成長戦略会議」が初会合/未来投資会議は廃止 竹中氏ら参画
【 神戸 】今年も北区で自動運転実証実験/神戸市「まちなか自動移動サービス」
【 神戸 】「あわ神あわ姫バス」が路線見直し/淡路島 乗り場新設も
【 京都 】感染防止で観光も「安心・安全」/京都の個タク7団体が18日出発式念
神戸 】神戸市のクラウドファンディング/返礼品にタクシーサービス3種
【 奈良 】「GO」配車 天理市などでも/奈良近鉄タク サービスエリア拡大
【 大阪 】壽タクシーが移転へ
【 大阪 】芝山タクシーが新車庫
 
2020年10月16日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】新理事5人の選出は?/大タ協 有権票と人材確保
【 大阪 】関協 今期配当見送りへ/支援金拠出、賦課金減免など受け
【 奈良 】最賃割れ補填、危険手当など/奈タ協 新たな支援要請へ
【 大阪 】21日の北新地合同街頭指導、実施へ
【 大阪 】深夜・雨天時の自転車等早期発見/府警がタク死亡事故受け注意文書
【 京都 】マイカー含む共生型MaaS/舞鶴市 実験終えて検証へ
【 大阪 】配偶者陽性で出勤停止/「特別休扱い」にできない?
【 神戸 】神戸市の21年度支援事業など/兵タ協 自民党市議団と懇談
【 神戸 】産業文化局がタク支援検討へ/西宮市 兵タ協ヒアリング
【 京都 】ハイヤーによる帰国者輸送開始
【 大阪 】労務倒産の加速を懸念/交通労連 小川・ハイタク部会長
【 神戸 】「意見吸い上げる姿勢ない」/専門委員4年で「やる気失せた」
【 京都 】今年はGoToトラベルで/エムケイ「京都妖怪ツアー」
【 大阪 】指導主任者講習会、定員に
【 大阪 】山本会長ら執行部再任/大阪ハイタク連合会・定期大会
 
2020年10月14日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】人材確保にも大きな意味/国際SDGs推進協会・土坂理事長
【 大阪 】乗客にマスク着用などのお願い/国交省がステッカーデザイン
【 和歌山 】職場存続へ意思統一/自交総連・有田交通G労組
【 和歌山 】職場存続へ意思統一/自交総連・有田交通G労組
【 奈良 】地域枠、「75歳問題」など/全個協近畿支部、政務官に訴え
【 京都 】地域共通クーポン、出足好調?/京都業界の各社 HP等でアピール
【 大阪ほか 】日交関西Gも呼びかけ
【 京都 】銀配合の抗菌光触媒/ヤサカGが全車両に施行へ
【 大阪 】関協 営業委員長に山根氏
【 神戸 】需要減少の中「運改効果十分あった」/兵タ協 池田・淡路島支部長
【 京都 】伝統を受け継ぎ創意工夫/弥栄・粂田社長が地元紙に寄稿
【 京都 】修学旅行対応GLの改定版/京都市観光推進協議会
【 大阪 】コロナ危機から労働者守る/自交大阪 秋季年末闘争方針
【 神戸 】AI搭載のDR搭載で運行管理/神戸市バスで実証実験
【 神戸 】兵タ協理事推薦 淡路島支部は15日
【 東京 】割引額圧縮のトラブル発生/GoToトラベル 一部サイトで
【 大阪 】大運支局で「二木会」
【 神戸 】譲渡譲受の認可書授与式/兵陸部 事業開始説明会も
【 大阪 】日タク労組 定期大会は来賓等なし
【 大阪 】コロナ感染対策用品の販売開始/二葉計器 オゾン発生器など
 
2020年10月10日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】コミュニティバス、市街地に拡大へ/神戸市 地域公共交通網形成計画見直しで素案
【 東京 】ハイタク事業場の法令違反91%/厚労省 19年の監督・指導状況
【 京都 】「歩くまち京都」の総合交通戦略/京都市が改定へ審議会 23日初会合 
【 大阪 】多人数での飲み会自粛解除/大阪府 夜のタク需要拡大に期待
【 大阪 】「支部」設置して現場の声を/大タ協執行部に要望
【 京都 】京丹後市が京タ協訪問へ
【 神戸 】事故防止の意識づけを/兵庫交通共済・安マネセミナー
【 京都 】京タ協 各専門委の副委員長選任
【 大阪 】近運局 バス22社を無事故表彰
【 大阪 】映画「鬼ガール!!」とタイアップ/大阪第一交通がラッピングタク
【 奈良 】タク送迎豪華ランチプラン/GoTo等で奈良近鉄&奈良交通
【 大阪 】指導主任者研修会 11月9日開催
【 大阪 】全自交関西 定期大会10月31日/大阪地連は11月8日
【 大阪 】交通労連関西地総 大会会場変更
【 神戸 】神戸相互が駒姫交通を吸収へ
【 大阪 】未来都、箕面に5両営配
【 大阪 】ドーム→新金岡 10両譲渡申請
【 和歌山 】有田交通 さらに4両減車大阪 】小豆島→狩野観光 4両譲渡申請
【 神戸 】東洋交通 役員変更届
※大運支局監査情報
 
2020年10月9日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】運改アクションは「時期尚早」/京タ協 北川・経営委員長が慎重論
【 大阪 】感染拡大防止が最大の需要喚起策/野澤・近運局長 自動車関係団体長と懇談
【 大阪 】大運支局 9月の苦情17件/目立つ乱暴運転 一水会で報告
【 大阪 】警察への届出と事故報告書の徹底を/宅配自転車との事故で大タ協 
【 大阪 】コロナ支援の継続など要望/局長懇談会で大タ協・坂本会長
【 神戸 】神戸・阪神間は減少基調続く/兵タクセン 9月の運転者証交付
【 神戸 】新神戸駅のUD乗り場見直しなど/兵サセン委 次期メンバーに委ねる
【 大阪 】GO配車、2カ月で5000件/全大個協組 導入350者に拡大
【 大阪 】「再度の運改」も検討課題に/阪急タク労組・田中委員長
【 徳島 】第一交通産業、エムケイなど6社/電脳交通が資本業務提携
【 東京 】規制全般のDX志向/規制改革推進会議に「議長・座長会合」
【 京都 】「世界で最も魅力的な都市」/京都市 米旅行誌の投票で1位に
【 高松 】協組理事長が20日間の営業停止/高松で騒動 営業区域外に住居?
【 大阪 】珊瑚G・國際タクが移転
 
2020年10月7日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】準特8地域が01年度の日車営収上回る/近運局管内 19年度輸送実績 
【 大阪 】通年比較で「8割程度回復」/国際興業大阪・山本社長
【 神戸 】推薦候補を正式通知/兵タ協役員改選へ神戸・阪神間支部 
【 大阪 】社保料見直しで返金も/壽タクシー・浦木山社長
【 大阪 】「GoToイート」スタート/「ポイント付与」には疑問も
【 京都 】加茂タクが地域共通クーポン/地元商工会のプレミアム商品券も
【 京都 】北部地区でも共通クーポンPR
【 神戸 】「準特指定の死守を」/私鉄総連ハイタク協・久松氏
【 京都 】就職氷河期世代支援事業/京タ協 11月5日に説明会
【 神戸 】新三役体制 正式スタート/阪神タク労組が定期大会
【 神戸 】労働条件改善に注力/私鉄関西ハイタク・田中委員長
【 大阪 】近鉄タク労組 定期大会を書面開催
【 大阪 】大阪交通共済、年末年始の集会中止
【 大阪 】国際興業大阪「交通事故0運動」
【 大阪 】難病当事者が語るBF研修会/オンライン配信で開催
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