ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2023年6月26日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

― 全タク連 第116回通常総会直前 特別編集号 ―
   進退かける「期間限定1種免許運行構想」
         〜全タク連・川鍋一朗会長 共同会見

 全タク連の川鍋一朗会長は16日、第116回通常総会に向けてリモートでの共同会見を開いた。この中で川鍋氏は、今月1日の正副会長会議に自身が提案した「期間限定で1年以内に2種免許を取得する前提で、1種免許のまま緑ナンバーのタクシーに乗務させる」構想について、昨今のライドシェア解禁要望の高まりに対する対策の切り札との位置づけで、進退をかけて実現を期す決意を示した。
 会見で川鍋氏は、同提案について、正副会長会議での意見を踏まえ、アプリ限定から対象を無線配車(電話注文等)に拡大したことを明らかにしたほか、コロナ禍前の水準の乗務員数を回復し、タクシー事業者としての供給責任を果たすことが当面の目的だと強調するとともに、タクシー適正化・活性化特措法上の準特定地域=供給過剰と現在の供給不足は互いに矛盾しているとも指摘した。
 今後の展望については、タクシーの供給不足解消でライドシェア解禁要求は下火になるとの認識も示すとともに、何もしなくて良いという人は代案を示すべきだと強調し、代案の方が良いと多くの事業者が判断するなら、その方に協会長を代わってもらえば良いと付け加え、自身の進退をかけた決意も示した。

 川鍋会長の冒頭発言から会見はスタートする。
川鍋 コロナの3年間にタクシー業界にもエッセンシャルサービスという言葉が出てきて、われわれが移動を支え続けなければならないという役割が明確になり、タクシーの必要性がより感じられる状況になってきた。協会長の立場では苦しかったが精神衛生上は悪くなかったと感じていた。犠牲もあったが何とか生き延び、今日を迎えた。最終盤には運賃改定も実現した。久しぶりの地域も2回目という地域もあったが、コスト構造に見合う運賃改定になった。改定増収率もしっかりしたものだったし、一連の改定で特筆すべきは審査のスピードアップということもあげられる。コロナ禍の中で政官に助けられたが、特に行政は頑張ってくれた。藤井直樹・事務次官、堀内丈太郎・自動車局長、森哲也・旅客課長の体制に感謝をしつつ、この体制を最大限に活用しながら、コロナ前の課題だったライドシェアとの闘いに取り組んでいかなければならない。
 先の話をすると、ライドシェアとの闘いはいつ終わるのだろうということがある。それは国民から「ライドイェアを早く解禁せよ」という声が出なくなった時だ。ライドシェアが一般消費者にもたらしている便益をすべてタクシーが満たすということができれば、ライドシェアが欲しいという人はいなくなるはず。そうした未来を目指して進んでいく。やはり安全・安心の日本のタクシーをDX、テクノロジーによって進化させることが必要だ。敵であるライドシェアはITだから、同じ土俵でわれわれも利便性をあげていく。ITによる利便性に加えてドライバーについてはタクシー乗務員の方が圧倒的に優秀なわけだから、あとは供給量の問題だと思う。
 タクシーサービスの質が劣っているとは思わないし、値段が高いとも思わない。ライドシェア解禁を求める声が再燃しているのはひとえに供給量が足りないということによる。全国で約4万人、東京では約1万人減っている。まずはコロナ禍入口の20年3月の乗務員数を回復する必要がある。もちろん、コロナ前も乗務員は足りていたと言えるのかという問題はあるが、まずは20年3月水準の回復。これを2〜3年のうちにやらないと、ライドシェアを求める声は収まらない。コロナの期間と同じ3年程度で20年3月の水準に戻していく必要がある。これがわれわれに課されている責務だと思う。明確には掲げていないが、特定地域、準特定地域の事業者は特に供給責任をしっかり噛みしめていかないと。そもそも、特定・準特定地域という事実と供給不足とは相いれないものだが、あるいは来年度あたり東京都特別区・武三交通圏などでも準特定地域の指定が外れるかもしれないし、本質論を言えば供給不足なんだから特定・準特定地域の指定は外さなければならないはず。そういった近い未来も想定しながら動いていく必要がある。まずは、今年の年末までにどのくらい乗務員数を回復できるかが1つの試金石。それに向けて政治も行政も一所懸命手を差し伸べてくれているわけで、補正予算等により2種免許取得の補助も獲得してくれた。こうした武器を手に取って最大限のスピードで乗務員数を復活させる。

タイムリミットは3年
 では乗務員数は何年で復活するか?と皆さんにも問いたい。全タク連では毎月総営収のサンプル調査をやっている。速報性の点では意味があったし、これを業界のKPI(*業績管理評価のための重要な指標)として置いている。今度は乗務員数をKPIの一つとし、コロナ前の実績値に対してどの程度回復しているのかのデータを全タク連で作成し、毎月全都道府県で管理しながら目標に向けて進む必要がある。各地域での乗務員登録機関を活用し、毎月数字を出していただくことにしているので、この場を借りて宣伝告知させていただきたい。「乗務員充足率コロナ前比」を掲げて進みたいと思っており、一覧性のあるデータとしては皆さんお持ちではないと思う。そういうものを見ながら、特に足りない地域ではどうやってスピードアップしていくのかを考えていくのがタクシー事業者としての責務だと思う。
 乗務員数については東京では4、5月と増加傾向がみられ、2カ月間で約500人増加した。このペースが続いたとすると年換算で約3000人増になる。とすると、約3年3カ月でこれまでの1万人減を回復できる。実際には4〜5月は大手事業者による新卒者採用分で下駄を履いている部分があり、2カ月500人=年間3000人は達成できないと見ている。年間2000人だったと仮定すると、1万人回復するのに5年掛かる計算になる。また、月間100人増の歩留まりだったとすると、年間1200人増にとどまり、1万人回復には8年程度掛かる。国民の皆さんには一体何年待ってもらえるのか?わたしはせいぜい3年くらいだと思っている。だとすると東京では月々300人は積み増していなかないといけないし、そのために何か新しい手を打っていかないといけない。
 東京タクシーセンターの4月の乗務員証交付数の実績値を見た時に、「これでは間に合わない」と感じた。わたしの仮説が証明されるか否かはまだわからない。しかし、全国を見渡して東京以上のペースで乗務員が増えている道府県がありますかと問えば、おそらくほとんどないはず。コロナ前から毎年1%くらい乗務員数は減っていた。今後の労働時間規制や毎年生産年齢人口は減っていくということもあり、運賃改定の増収効果による喜びに浸っているだけではいけない。いまが次の手を打つ時だと思っている。それが経営だと思う。供給力増を加速させる策を業界全体として打っていかないと、コロナ前の水準に戻す目標を達成できない。これがいまのわたしの最大の危機感だ。次にタクシー業界が取り組むべき最大のテーマであり、これがライドシェア対策の本丸でもある。

アプリ限定→無線配車含む迎車専用に
 それが1日の正副会長会議で諮った案件であり、配ったペーパーもその日のうちに一部記者の皆さんには漏れ出ていたが、失敗だったなと思ったのはアプリ限定としたこと。多くの方に不評を買ってしまったが、いただいたご意見を踏まえ、その日のうちに内容を修正し、アプリ専用から迎車専用(電話による無線配車等を含める)に変えている。その上で2種免許を保持する乗務員を可及的速やかに増やすため、「一時的に1種免許+5日間の講習」としている。あくまで2種免許を取得する意思があってということ。東京はまだそうでもないが、地方業界では教習所の関係で2種免許を取得するのに時間がかかり、ハードルが高いと聞いている。
 2種免許に関するさまざまなハードルを下げるために1年間は2種免許を取得するための準備期間として、緑ナンバーで、迎車に限定された営業をしてもらうということ。もっとも高度な営業が流し営業であり、半人前の乗務員という位置付けで、流し営業はさせない。アプリや電話配車なら比較的簡単だし、お客様からクレームがあった場合でもフォローのための追跡ができる。これが私の提案で、いろんな声が聞こえてくるが、むしろ「他に策があるのなら教えてほしい」と思っている。前提としては3年以内に20年3月の乗務員数に戻すこと。それを達成するための方法が他にあるのなら本当に教えてほしいと思っている。

肉を切らせて…
 いろんな声の中にはライドシェア解禁への「蟻の一穴」になるとおっしゃる方もいるが、蟻の一穴になるのか、まもなく大津波が押し寄せてタクシー業界が崩壊するのか。わたしはこのまま年末繁忙期までに供給力が回復しないと大津波が押し寄せて業界が崩壊するリスクがかなり高いと思っている。先日も朝のテレビ番組(テレビ朝日系・羽鳥慎一モーニングショー)で京都を中心とした乗務員不足が報じられており、Zホールディングス・川邊健太郎氏のレポートなど、いろんな形で危機が噴出してきている中、供給責任を果たさなければならない。わたしが考えたどり着いた結論がいま申し上げた提案で、法的な建付けとしては自家用有償旅客運送という形になる。そもそも、ラストワンマイルモビリティ/自動車DX・GXに関する検討会で自家用有償旅客運送を拡大していこうという方向にあることはご存知だと思うが、タクシー事業者が安全安心のプロとして積極的に活用していくというのもこうした緊急時には「あるんじゃないか」と思う。
 もちろん何もしないでもライドシェア軍勢の声も抑えられ、このままのタクシー業界が維持発展可能であればそれが一番だろう。しかしそれでは間に合わないというのがわたしの発想で、「いや、間に合うんだ」という人がいるなら数字を示して教えてほしい。本案もリスクはゼロではない。しかし、メリットに対するリスクは低い。デメリットだけを拡大解釈すれば難しくなるが、われわれはビジネスマンだから、リスクとリターンを秤にかけて行動すべき。もし、日本交通1社でできることなんだったら、わたしは決断する。かつて三ヶ森タクシー・貞包(健一)提案というのがあったし、「似たようなことをやるのか」との批判もあるが、その当時とは状況が違う。一応、体を張ってライドシェアとの闘いの先頭に立ってきたわたしとしては、本提案が「肉を切らせて骨を断つ」ための有効な手段だろうと思っている。

代案あるなら協会長を代わってもいい
 冒頭から30分余しゃべらせてもらったので、ここからはご質問を受けたい。
記者N(幹事社) ライドシェア防止のための措置がライドシェアを利することはないか。1人の乗務員は1年限定となっているが、2種を取得できなかったら辞めていただくのか。
川鍋 1年間の有期雇用契約を考えている。2種をとれなかった場合には雇用契約を更新できないようにする。蟻の一穴への懸念だが、ライドシェアとタクシーの違いにはいろいろな要素があり、最も分かりやすいのは2種免許だ。だが本当の意味での違いは運行管理の主体、整備管理の主体の有無であり、国会質疑でも国交相が答弁している内容でもある。この2点が最も重要な違いであり、さらに1つ言えばドライバーとの雇用契約だ。ライドシェアは米国でも何度も裁判になり右往左往しているがあくまで個人事業主扱いということになっている。この3点にプラスアルファで2種免許があると考えている。政治家の先生方も多忙だし運行管理、整備管理で具体的に何をやっているかまでは分からないから、分からない方にとって2種免許は分かりやすい話。だからそれに頼りたいという感覚を否定する気はない。しかし、現実的なライドシェアへの防波堤としての効果は2種免許の要件を緩和したとしても、ライドシェア推進派が2種免許がなくても、運行管理をやり、整備管理をやり、さらにドライバーを雇用しなければならないとすれば、それはもうタクシーだと言える。したがって提案のような1人のドライバーについて1年限定で2種免許取得を猶予する内容は、ライドシェアに付け入られるリスクは高くないとわたしは思っている。
 富田昌孝前会長から後任を託されたのはまさにライドシェアとの闘いのワンイシューを根拠としたもので、他の分野においては自信のない面もあるが、このワンイシューについてはそれなりの自信もあるし、アプリ事業も手掛けており、ライドシェアと闘うために協会長になったという自負もある。何もしなくても3年以内にコロナ前の乗務員数に戻るのであればそれでOKだ。代案があるという人がいるのならその方に協会長を代わっていただくのが一番だと思う。
 わたしが会長をしているのはライドシェアとの闘いに負けないためであり、その闘いに勝つための会長はわたし自身が希望したのではなく、富田会長(当時)が選んだものだ。わたしはその負託に応えるのみだ。
記者U 20年3月の乗務員数回復を当面の目標に掲げておられたが、その目標を達成すれば国民からのライドシェアを求める声は止むのか。また、会長の言う供給責任を果たしたというのはいかなる指標がどうなった時を指すのか。

制度としての矛盾は感じている
川鍋 実車率48〜50%くらいの間というイメージだ。今後精査していく必要があるがバブルの頃は60%手前、50%台後半だったと記憶する(*東京都特別区・武三地区の場合は89年〜91年度頃の各年度平均で55%台が実績データ)が、09年のリーマンショックの頃は38%くらいだったと思う(*同地区では09年度平均で39.0%)。50%台後半から60%になると1万円札をヒラヒラさせて道路に飛び出してもタクシーが掴まらないと言われていた。30%台後半になると銀座などに空車があふれて緊急車両が通れないという苦情が出る。だから実車率がこの間のどこか―という感じだ。大雨が降ってJRが運休してしまうような時にも供給責任があるからと言って希望する人全員に速やかな配車ができるようにとは思っていない。コロナ前のレベルに乗務員数が戻ると何が起きるかと言えば、おそらく現在のようなライドシェアを求める声は相当止むのではないか。少なくとも普通の状況で普通の人は概ね乗りたい時に乗れる。タクシーのヘビーユーザーで米国好き、ライドシェア好きな人がちょろちょろ叫ぶというようなコロナ前までの状況に戻るのではないかと見ている。コアなライドシェア支持者はコロナ前後でそんなに変わっていないと思う。危ないと思っているのは、日本維新の会の勢力が拡大基調にあることで、公約に「ライドシェア解禁」と書いてある。関西圏のみならず、首都圏でも伸びつつある。これで維新が国土交通大臣にでもなってみたりすると大変だ。
記者U 冒頭発言にもあったが、供給責任を果たすということで実働車両を増やしていくことと、現行のタクシー適正化・活性化特措法における準特定地域、例えば特別区・武三交通圏や大阪市域交通圏などで「供給過剰だから参入、増車は認めない」ということとの整合性をどう考えるのか。
川鍋 制度としての矛盾は感じている。当面その問題は棚上げしてというよりも、指定基準を満たさなくなれば準特定地域の指定も解除されるわけでそれはそれで致し方ないことだと思う。そこは抵抗せずに受け入れるということになるだろうと思う。仮に準特定地域の指定が解除されたとしても、参入できるのはタクシーであって、自家用車ライドシェアが解禁されるわけではない。仮にタクシーの参入・増車があったとしても潤沢に乗務員のなり手を確保できるわけでもなく大きな問題になるわけでもない。当面の目標として掲げた3年間で元の乗務員数に戻すという点では、準特定地域であり続けるか、指定を解除されるかは直接関係しない。ただ、制度として互いに矛盾があるというのはご指摘の通りだ。
記者U 本提案では道運法78条3号の適用を念頭におき、自家用有償旅客運送の枠組みを活用すると聞いているが、例えば特別区・武三交通圏や大阪市域交通圏のような大都市部のただ中で自家用有償といいうのは違和感がある。自家用有償ということで道交法との関係をクリアし、警察庁を説得できるとか、口を出しにくくするといった背景でもあったのか。
川鍋 詳細な制度設計をするのは国交省ということもあってよく分からない。少なくともわたしの頭の中に、警察庁との関係というのは入っていない。ただ、自家用有償運送という限り、運賃がタクシーと同じでは納得してもらえないのではないかという感じはある。
記者U 今後の検討プロセスはどのように考えているのか。26日には通常総会もあり、日常的には7月の正副会長会議しかない。どのように議論し、機関決定していくのか。
川鍋  それはまさに考えているところだ。いろんな意見を聞きたいし、いろんな場で皆さんで議論を活発にしてほしい。当然、ライドシェア解禁に繋がる蟻の一穴になるから反対という人もいるだろうし、悪くないねという人もあるだろう。
 現時点では「川鍋提案」ということになっているが、最終的にはどのくらい本提案をやってみたい事業者がいるのかということであり、「業界提案」でなければ。乗務員を増やせない理由をいくつも並べ立てる発言はもう結構なので、とにかく増やしてくださいということだ。コロナ前までの人数までは全事業者が責任をもって増やしてもらいたい。通常総会だけでなく、地域交通委員会だろうと経営委員会であろうと、必要なら臨時で招集するまでだ。今度の通常総会でのあいさつのなかでもこの件を話したい。コロナ前の乗務員数まで戻すのは皆さん事業者一人ひとりの責任だということも付け加えたい。自分のやり方でコロナ前の乗務員数回復を達成できたということなら、その方に何も言いません。(後略)
(6月16日、Zoomによるリモートで収録)

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No.960 6月26日号  主な内容
■全タク連 第116回通常総会直前 特別編集号
進退かける「期間限定1種免許運行構想」  
          〜全タク連・川鍋一朗会長 共同会見
ライドシェア(RS)解禁の防波堤? 蟻の一穴?
          〜俄かに放たれた2種免許緩和策
:RS解禁論再興で問われる「経営者の選択」
          〜全タク連副会長兼地域交通委員長・田中亮一郎氏
:「46道府県の委員会」等の新設を
          〜奈タ協・池田英憲会長、全タク連総会で提案へ
:20年ぶりの遠割是正
          〜大阪業界、コロナ禍挟んで2度の運賃改定
:改めて 維新「断罪」
          〜自公亀裂で注目度アップ…東宝・日本城タクシーグループ代表・坂本篤紀氏
:「ラストワンマイル」担う新制度 7〜8月実施へ
          〜12項目の改善策など、国交省解説
:<Spot>全自無連 第63回通常総会
          〜無線局の減少に歯止めかからず「地方協会の窮状」訴えも
内外交差点
他業種の求人への熱量を  関根 コウ氏(求人広告ライター協会代表理事) 
覆面タクシー
労働組合の存在と必要性とはー?  〜元労組幹部S氏の呟き 
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
「とりまとめ案」を大筋了承
        担い手不足解消へ予算拡充も目指す
                     ラストワンマイル検討会 後日成案を公表

【東京】国交省は23日、ラストワンマイル・モビリティ/自動車DX・GXに関する検討会(座長=山内弘隆・一橋大学名誉教授)の6回目の会合(最終回)を開き、事務局(自動車局)がとりまとめ案「担い手確保、自動車DX・GXに関する今後の取り組みの方向性編」案を提示、委員間で意見交換した。これに先立って本田技研工業電動事業開発本部・ソフトウェアデファインドモビリティ開発統括部の波多野邦道・エグゼクティブチーフエンジニアからヒアリングを実施した。とりまとめ案については、大筋において了承を取り付け、当日の委員からの意見に基づく細かな字句文言の修正等は山内座長に一任、後日成案を公表する。
 とりまとめ案では、担い手の確保についての取り組みの方向性として具体的には、「働きたいと思える職場環境の整備を通じてバス・タクシー業界のイメージ向上を図りつつ、経済動向や物価情勢を踏まえて運賃改定を迅速に行える環境を整備する」「職場体験なども交えた効果的な採用活動や2種免許取得に係る支援を行う」などとしたほか、事業者における好事例の周知を行うとし、「健康ポイントカード、健康手当の創出などにより、健康診断時の有所見率が低下し、離職率も低下したこと、自動日報システムの導入により、乗務終了後の事務作業時間が大幅に短縮した」などの例をあげた。また、「短時間勤務や兼業の促進」「清潔な更衣室、ロッカー、トイレや休憩施設の整備など、若者や女性がここで働きたいと感じる営業所の施設・整備を促進」「女性が運転する車両については、高度な防犯対策(コンパートメント式車両や車内ドラレコ、自動緊急通報装置等)の実施促進」などもあげている。
 GXについての中期的(5年程度)な取り組みの方向性について具体的には、「関係省庁と連携し、車両の購入、充電、水素充填インフラの整備等、必要な支援を行う」などとし、EVバス・タクシーの利点を利用者・事業者双方に周知・広報していくことなどを提言、「1充電当たりの航続距離は200キロを超えるまで向上しており、路線バス・タクシーとしては十分」「LPガススタンドが近くにない地域においても、EVタクシーの導入・運用により営業所の維持を図ることが可能」「燃費削減による経営効率の改善が可能」「災害時等に移動式電源としても利用できる場合がある」などとした。
 DXについての取り組みの方向性については、サービス向上面と自動運転の導入に大別し、サービス改善については、「キャッシュレス決済比率の飛躍的な向上の実現を可能とする環境整備を行う」(タクシーでは比較的キャッシュレス化は進んでいるが、乗合バスでは遅れが目立つため)、タクシーの配車アプリについては実車率・供給力の向上が期待できるほか、キャッシュレス化やタクシーチケット等のデジタル化も可能となるが、導入が進んでいない地域も存在し、全国でのアプリ普及率が60.8%にとどまっていることなどを踏まえ、「導入率を高めるために支援を行う」などとした。また、AIオンデマンド交通については、「必要な地域において早期に導入されるよう促進を図る」などとしている。
 自動運転については、遠隔監視者1人が複数の自動運転車両を運行する形態に移行することで、人件費率の高い現在のバス・タクシー事業で大幅なコスト削減と人手不足解消にも期待できるとする一方で、安全性の向上、地域の理解、事業性の確保が課題になっていると指摘。当面の方向性として、「自治体等による自動運転の実証実験等の取り組みに対して支援を行い、支援策の実施状況について継続的にフォローアップを行う」などとしている。
 これらの支援の方向性に基づいて、来年度予算の概算要求や23年度予算の補正において予算化可能なものなどについても具体的な検討を進めていく。
〔6月24日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2023年6月24日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】新社長に鳥居寛昭氏が就任/京王自動車 株主総会で
【 横浜 】「掲示板」表示でも問題ない/「偽装迎車」問題で関運局
【 東京 】両地区とも実働率上がらず/東タク協 5月の原計事業者実績
【 東京 】橋本英二委員が後任会長に選出/交通政策審議会
【 静岡 】インボイスステッカーを貼付/利用者にアピールを 全個連総会
【 東京 】健康管理と年齢に応じた運転を/日個連共済協組 通常総代会
【 東京 】乗務員不足問題で意見交換/女性経営者の会が定例会
【 横浜 】コロナ休車4658両/関東管内 復活は7968両
【 横浜 】フードデリバリーは変化なし
【 東京 】DiDiジャパン 新役員体制
【 東京 】トヨタ クラウンをリコール届出
 
2023年6月24日号-2 関東版 ニュースヘッドライン
【東京】偽装迎車「法的な問題はない」/当該配車PFに旅客課として回答と明言/国交省 森・旅客課長が見解
【 東京 】提携事業者に協力要請も/迎車板問題でGOが見解
【 東京 】「退任役員慰労金規程」を新設/日個連事業協組理事会
【 横浜 】職業イメージ変える唯一の手段/全国子育てタク協 総会
【 東京 】ダットサン研究会が総会
【 名古屋 】飛騨地区の新運賃が公示
【 東京 】全福協 今年も「お出かけHB」
【 東京 】無事故無違反達成は41.8%に/西武ハイヤーらを表彰
【 東京 】全自交東京野球大会/加盟単組から14チームが参加
 
2023年6月23日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】指定基準見直しの議論ない/供給不足で制度的矛盾の準特地域/関運局定例会見で説明
【 横浜 】期間限定2種免緩和案に賛同/神タ協役員会で伊藤会長
【 東京 】特区・武三の総営収18.5%増/多摩は減収 東タク協4月全社実績
【 東京 】改正活性化再生法、10月1日施行
【 横浜 】ハイタク部門は10人/関運局 陸運・観光功労者表彰
【 東京 】インボイス不正の懲罰点数新設/都営協 除名相当の「21点」も
【 東京 】会員減で東京無線との統合加速も/チェッカー グループ各団体が総会
【 東京 】国交省人事(21日付)
【 横浜 】実働率、全地区で70%に届かず/関東管内 5月の原計輸送実績
【 千葉 】4年ぶり組織拡大キャラバン/全自交関東地連 千葉県内15駅で
 
2023年6月21日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「進退賭けた決意」を示す/期間限定2種免緩和の必要性強調/全タク連 川鍋会長がリモート会見
【 東京 】DXを通じた利便性向上も/規制改革実施計画 閣議決定
【 東京 】骨太の方針等も閣議決定/「新しい資本主義」へ取り組み加速
【 東京 】インボイス不参加者の行灯を承認/貼付ステッカーも 都営協総代会
【 東京 】豊玉タクに警視総監感謝状/警視庁 春の交通功労者等表彰
【 東京 】東タク協専門委活動を紹介/「タクの日」イベント固まる
【 東京 】全国から15人が受講/全福協UD講師養成講座
【 横浜 】夏の輸送安全総点検実施/7月1日〜8月31日 関運局
【 高松 】高知市域「運改必要」/四運局が審査へ
【 東京 】羽田空港乗り場対応を協議/街頭指導会議
【 東京 】春闘状況などを報告/日交G連絡協・幹事会
【 東京 】交通・観光連携事業の公募開始/国交省 7月3日から
】トヨタ・いすゞ・日野/バス自動化で連携強化
2023年6月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】2種免緩和案は「諸刃の剣」/供給不足対策はアプリ活用の計画配車で/全タク連 田中・副会長兼地域交通委員長
【 東京 】制度化に警察庁との協議が必要/国交省 森・旅客課長
【 東京 】新副会長に松葉、坂本両氏/全自無連が総会開く
【 東京 】「出張所」の運用等で国交省と質疑/全タク連 全国専務理事会議
【 東京 】2億円超の黒字決算で配当金/東京交通共済協組・通常総会
【 東京 】今年も「一行タクシー」運行へ/東タク協広報委 部会再編も
【 東京 】武居英一常務が社長に就任/片倉太氏は副社長に 昭栄自動車
【 東京 】142人に認可書/全個協関東支部で関運局
【 横浜 】95%以上の会員事業者が参加/インボイス制度に 神個協総代会
【 東京 】赤字体質からの脱却を/都スタ協通常総会で山田会長
【 東京 】新宿・品川地区など/7月以降の街頭指導計画
【 東京 】契約車両が6万両突破/GOの「ドライブチャート」
【 東京 】後方サイドガラス広告等/大幅更新、新規メニューも
【 仙台 】秋田県B地区の新運賃を公示
【 福岡 】九運局 大分ブロック新運賃を公示
 
2023年6月16日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「人材紹介会社の規制が先決」/紹介料高騰で採用進まぬ現状/2種免緩和策を批判
【 東京 】東京が「コロナ前営収」上回る/対19年同月比 全タク連サンプル調査
【 東京 】7〜9月CPは大きな動きなし/LPG先物 原油相場も軟調続く
【 福岡 】約1000人が哀悼の意/故黒土始氏「お別れの会」
【 東京 】法人運転者、前月比5人増/多摩地区の運転者証交付
【 東京 】「ミラクルきらきら」発売開始/kmGオートアシスト
【 東京 】川鍋氏ら4氏など支局長表彰
【 大阪 】青森県今別町を再訪へ/東宝・日本城G 坂本代表
【 東京 】イオンペイでの支払い可能に/S・RIDE
【 横浜 】法人の車両停止5件/関運局 5月のハイタク行政処分
 
2023年6月14日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】東タク協 専門委員長を全員留任/「1種免許拡大問題」で意見交換も/川鍋会長不在で会議は踊る?
【 東京 】「基本的には事業者の問題」/2種免不要論先行で業界が混乱とも
【 東京 】限定2種免緩和案に危惧の念も/野党系・タク議連総会
【 千葉 】青年部の役割が重要に/千タ協総会で渡辺・タク議連会長
【 東京 】4月に続きハイタク新規はゼロ件/グリーン経営認証5月分
【 東京 】第一交通などからヒアリング/ラストワンマイル検討会
【 大分 】災対型スタンドが40カ所に/全L協が15年ぶりの地方総会
【 横浜 】高齢者の移動ニーズに応えて/河崎委員インタビュー
【 東京 】乗務員証デザイン案アンケート/国交省 22日まで実施
【 東京 】八王子交通事業社長に高山氏
【 東京 】東京23区・期間限定走行/ミュージカル仕様タクシー
【 東京 】初のEV車両6両導入/国際ハイヤー
【 東京 】横須賀周遊促進事業/ウーバージャパンが参加発表
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版

供給不足対策の乗合タクシー第一弾  
                今秋 JR京都駅〜金閣寺の片道運行

【京都】京都府タクシー協会(筒井基好会長)は23日、京都市伏見区の京都タクシー業務センター講習室で未来創造会議(水野憲一議長)を開き、秋の繁忙期における「乗合タクシー」の実証実験に係る企画書をまとめた。第一弾はJR京都駅から金閣寺までの片道運行で、前日の22日には筒井会長と足立高広・専務理事が京都市「歩くまち京都推進室」を訪ね、支援協力等も含め、意見交換を行ってきた。28日開催予定の経営委員会(北川賢持委員長)で承認が得られれば、ジャンボタクシーを所有する加盟事業者を中心に参加企業を募っていく予定にあるようだ。まだまだ実証実験の段階とはいえ、にわかに現実味を帯びてきた京都駅での乗合タクシー。今月30日に開かれる通常総会では、筒井会長からどのような発表が行われるか。その内容が注目される。
 未来創造会議が実証実験に係る企画書を立案するに当たっては、事前に希望する行き先(観光名所およびその他の場所)に関する「利用者への実態調査も行われた」とのことで、その中で多かったのは四条河原町、清水寺、嵐山だったようだが、その地域については、「秋の観光シーズンと言うことで、毎年、京都市側がさまざまな交通規制も行っており、そんな場所に(いかにニーズが高くても)わざわざ乗合タクシーを投入するわけにもいかないので、その次に人気もあり、路線バス(205系統)もあるが、大体往復で1時間の距離にある金閣寺が良いのではないかとされ、今回の(最終)候補地とされた」(協会事務局)という。実証運行に係る具体的な日にちは「11月の土・日・祝日」とされ、「昨年もこの時期、乗り場には多くの利用者によるタクシー待ちの列ができ、今年は中国からも(出入国の緩和に伴い)多数の観光客が訪れる可能性もある。そうした中で(昨年同様)、業界としてもただ黙って見ているわけにもいかないし、やはり何らかの姿勢、改善に向けたアクションを行っていかなくてはいけない」との使命感から「この時期になった」と説明。また片道運行としたのは、「実証実験とはいえ、金閣寺で待機するその他のタクシーの営業に配慮してのこと」(協会事務局)とする気遣いも聞かれた。
〜「タクシーフェア」の調整も
 このほか当日の会議では、今年は「イオンモール京都桂川」を会場に開催される8月5日の「タクシーフェア」(2023年度)に合わせて製作することになった人材確保に向けた動画や冊子、開催告知のチラシやタクシー利用のアンケートの質問等について、企画立案で協力を求めている学情(中井大志社長、大阪市北区)の関係者を交えて改めて協議。7月18日か、28日で日程調整されている次回の「未来創造会議」で最終決定することにした。さらに委員持ち回りによる勉強会も行われ、今回は奥村知史会計(弥栄自動車総務部長)が講師を務め、MaaSをテーマにさまざまな事例を紹介・説明した。
〔6月24日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2023年6月24日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】2カ月で延べ861人が利用/泉北ニュータウン オンデマンドバス
【 和歌山 】県が最大約47億円支援か?/和タ協総会で藤山顧問
【 神戸 】淡路島地区が63.33%に/兵庫北部地区は9.09%
【 大阪 】アフターコロナで諸課題克服へ/大阪自動車会議所、社員総会
【 神戸 】「10年前はタブー視、ようやくか」/川鍋・全タク連会長提案に信原氏
【 奈良 】奈良近鉄タクシーが参加/奈良県の若年求職者イベント
【 大阪 】新社長に向井有希子氏/大阪自動車交通
【 京都 】14人は免税事業者継続/互助支部のインボイス参加意向
【 大阪 】阪急タクシー 二つ星を取得
【 京都 】京都検定「虎の巻」を寄贈/弥栄自動車 今年で8年目
【 大阪 】2人目講師は坂本篤紀社長/全自交関西地連・活動家学習会
【 京都 】DPに筒井会長がコメント/22日付日経新聞に
【 大阪 】譲渡譲受認可申請提出/新大阪タクシーと猪山タクシー
【 大津 】滋賀エムケイ 運送約款変更
【 東京 】「とりまとめ案」を大筋了承/ラストワンマイル検討会
【 京都 】日産EV車両贈呈式挙行/エムケイホールディングス
【 和歌山 】有田市でも運賃設定/野鉄観光、冨士交通(和歌山市域)
【 大阪 】大阪旅行が営業所、車庫等移転

 
2023年6月23日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 和歌山 】和タ協 新会長に豊田・前副会長/副会長は大野(泰)、畠山、田中の3氏
【 大津 】滋タ協は田畑会長再任/副会長は磯谷氏1人体制に
【 大阪 】インボイス制度の対応協議/全大個協組・事業委員会
【 和歌山 】「業界が良くなるなら」/和タ協の豊田・新会長
【 和歌山 】運賃設定届 続々と/和歌山県下4ブロック
【 京都 】前年実績からは回復/京都市 22年観光客動向調査
【 大津 】運転者証交付数20%超の減/滋賀業界 19年→22年
【 神戸 】淡路島地区で2件目の運改申請
【 和歌山 】和タ協総会で来賓が代表祝辞
【 和歌山 】懇親会で小森支局長があいさつ
【 大津 】労働局主催の法制度説明会/滋タ協が案内 7月28日開催
【 大阪 】大タクセン UD臨時研修に25人
【 大阪 】インボイス対応について協議/全大個協組 総務委員会
【 大阪 】支部名称・住所変更届提出/全大個協組・西三国支部
【 徳島 】新たに「アンバサダー制度」/電脳交通が設立発表
【 大阪 】北新地街頭指導、悪天候で中止
【 東京 】DiDiジャパン 新役員体制
 
2023年6月21号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「福祉タクの運賃改定」の声も/大福協総会で森会長が報告
【 大阪 】優良乗務員・永年勤続者表彰/大福協 3氏に賞状と記念品
【 神戸 】安全タクシー新社長に大城政司氏
【 大阪 】暮部支部長・森副支部長再任/大福協・大阪支部
【 神戸 】運改に向け本格的に始動/兵庫北部地区
【 神戸 】検証には1〜2カ月必要/運改効果、扇弘興産・青田社長
【 大阪 】5・5遠割の9・1変更効果/大阪市内の中小事業者
【 京都 】業務センター 総務委員会開く
【 大阪 】東亜交通 役員交代あいさつ/16日 大タ協を訪問
【 大阪 】交通・観光連携型事業計画公募/近運局 7月3日から
【 奈良 】7月に「創立記念号」運行/63周年の奈良近鉄タク
【 大阪 】福芯が大阪旅行に名称変更
【 大阪 】華瀛国際タクシーが代取交代
【 大阪 】松竹タクシー、第三車庫追加
【 大阪 】珊瑚交通、空港専用車5両に
【 大阪 】やめよう!いらち運転/スピード違反取り締まり強化
【 大阪・大津 】グリーン経営認証取得講習会/近運局 8月8日開催
 
2023年6月17日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「稼げる職場」で乗務員不足解消を/大タ協 坂本栄二会長インタビュー
【 大阪 】山根氏を副理事長に選出/出資配当の実施も 大阪交通共済
【 大阪 】山根氏をはじめ3氏が新任/大阪交通共済協組 役員人事
【 大阪 】三和交通らが特別優良事業者/大阪共済協組 延べ32社を表彰
【 大阪 】森・旅客課長が講演、質疑応答/交通労連ハイタク部会・全国討論集会
【 神戸 】淡路島、兵庫北部地区で運賃説明会/ブロック統合も含め流れ聞く
【 神戸 】淡路島地区で運改申請スタート
【 大阪 】表示灯に「9・1」を大きく表示/壽タクシー・浦木山社長
【 大阪 】日産・リーフを2両導入/CN対応として 国際興業大阪
【 大阪 】乗合を増やす無料キャンペーン/大阪メトロのオンデマンドバス
【 大阪 】大江氏が新社長に 東亜交通
【 大津 】新社長に近藤氏 桜タクシー(滋賀)
【 大津 】情報発進拠点とのコラボ企画/近江タク「びわ得タクシーチケット」
 
2023年6月16日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】テレビCMで求人に反響あり/珊瑚タクシーグループ 山根代表
【 大阪 】青森県今別町を再訪へ/東宝・日本城G 坂本代表
【 東京 】京都が急激な回復見せる/対19年比 全タク連サンプル調査
【 大阪 】理事長代行に谷充氏/大協 7月以降に臨時社長会か
【 東京 】ピーク時から輸送人員4割減/全タク連 専務理事会議
【 大阪 】郡部で配車アプリは無用?/トータルで配車回数減のケースも
【 大阪 】若返りと組織維持に向けて/全大個協組 総代会開く
【 大阪 】インボイス制度参加を呼びかけ/全大個協組総代会で櫻井会長
【 大阪 】「永年在籍組合員」35氏を表彰
【 京都 】中高生の無償チャレンジを支援/京都エムケイが200万円寄付
【 京都 】近運局が移転を認可/加茂タクシー京田辺営業所
【 大阪 】大阪日日新聞が休刊
 
2023年6月14日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】チケット手数料、事故弁償金等の存在を確認/自交総連関西ブロックが機関紙通じ公表
【 和歌山 】コロナ禍後でも需要回復なく/長期留め置きによる減車も
【 大阪 】近運局 プレスリリース実施/燃料価格激変緩和対策事業
【 大阪 】運賃改定で「さあ、これから」/大タ協・古知副会長に聞く
【 東京 】「女性が安心できる職場環境」を/山手モータース・大久保社長
【 東京・大阪ほか 】新運転者証のアンケート/22日まで 国交省
【 京都ほか 】一括サポート手配サービス開始/12日から エムケイとANA
【 大阪 】大阪エムケイ 北営業所を移転
【 京都 】グルテンフリークッキーを販売/エコロ21の「京峰石」
【 大阪 】未決7単組の進捗等を確認/自交大阪 拡大闘争委員会
【 神戸 】兵タ協が街頭啓発活動を15日に
【 東京・大阪 】フランスの相乗りサービス紹介/NHK番組「あさイチ」
【 大阪・東京 】チャデモ絶滅確定か?/自動車評論家・国沢氏投稿
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