ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2024年3月25日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

「覚悟なき者たち」への問いかけ
    ライドシェアの問題点を多面から斬る
        参院予算委員会での質疑

 昨夏から本格化したライドシェア国内解禁要求の高まり。それを受けて昨秋からは政府のデジタル行財政改革会議、規制改革推進会議での公式な議論が始まっている。政府部内での議論に加え、並行して年明け後の国会でも論戦が盛んにおこなわれている。タクシー関連の国会質疑と言えば通常は衆参両院ともに国土交通委員会が舞台になるものだが、ことライドシェア問題については同委員会だけでなく、予算委員会での論戦も繰り返し行われている。予算委ともなると答弁者に岸田文雄首相が引っ張り出されることもしばしば。中でも8日開催の参院予算委(桜井充委員長、自民)における立憲民主党・森屋隆氏の行った質疑に注目し、その詳細を紹介したい。

森屋 4月20日・参院国交委でRS問題について斉藤国交相に質問した。何が大事なのか。
斉藤国交相 質問の趣旨はお客さんがお金を払って移動サービスを受ける場合に何が一番大切なのかというご質問だった。わたしの答えは、1つにはクルマ、そしてドライバーの安全。2番目に事故が起こった際の責任。3番目に適切な労働条件。この3点が大事だと答えた。
森屋 次に8月19日に菅(義偉)前首相が長野市内でRSについて発信した。岸田首相には菅前首相からRSについて働きかけがあったのか。
岸田首相 菅前首相とは定期的に会い、意見交換を行っている。その意見交換の中でRSという課題についても、意見を伺ったことがあったと記憶している。
森屋 そういったことがあったからかもしれないが、10月23日に臨時国会の中で所信表明演説があり、「RSの課題に取り組む」との表明があった。「わたし自ら奮闘する各分野の方々のナマの声を聞いて制度設計する」と述べられたかと思う。首相はタクシー事業者と何回くらい車座になって意見交換したのか。
岸田 RSについて意見を伺ったのは事実だが、その意見を伺ったからこういった問題に取り組んでいるものではないということはしっかり確認しておかなければならない。地域において移動の担い手、足の不足。こうした課題に対してデジタル行財政改革の一環としてこの問題に取り組んでいかなければならない。わたし自身がそういった問題意識で取り組んでいる。その上で、その業界と車座対話を行ったかという質問だが、いろんな業界の方と車座対話をやっているが、福島県会津若松市では配車アプリを使った相乗りタクシーの取り組み、これを視察したといったようなことはあった。これを含めて政府として、国交大臣あるいはデジタル担当大臣、それぞれがタクシー事業関係者の話を聞いている。こうした対応をとっている。
森屋 相乗りタクシーではなく、都内でも走っている普通のタクシーだが、そのタクシー会社に行って話をしたか。行ったか行かなかったかで答えてほしい。
岸田 タクシー業界の関係者、そして会社にはわたしも政治家としてこれまで何度となく足を運んでいる。ただ、内閣総理大臣として関係者の方々と車座対話等を行ったのは、先ほどの例の通りだ。
森屋 行ってないということだろうと思う。10月23日に所信表明をして4日後の27日に小泉進次郎・衆院議員が衆院予算委で質問している。岸田首相はデジタル行財政改革会議を立ち上げると答え、河野担当相も議論をスタートさせると言っている。そして、規制改革推進会議がどんどん進んで、本年1月30日に岸田首相が施政方針演説で一般ドライバーを活用した新たな輸送サービスを4月から始めると言い、6月には法制度に向けて議論をすると表明した。結果的に、このスピードで進んでいる。そして現場にも行くと言ったけど行っていない。スタートありき、6月ありきで現場視察と検証なしだ。4月から行われる日本型RSとはどういうものなのか。
鶴田・物流・自動車局長 新制度はタクシーが不足する地域、時期、時間帯において、その不足分を補うためにタクシー事業者の管理の下で地域の自家用車、一般ドライバーを活用する運送サービスだ。
森屋 不足するところを補うためにあるのだと思う。道運法78条3号だと思うが、首相は所信表明でもそうだったが移動の足が不足しているからこういうことをやると言っている。不足しなくなったら、一旦止めるということで良いのか。
斉藤 4月から始める試行について、現在制度設計を行っているところだが、基本的にタクシー不足がある地域、時間帯等で行う予定だ。タクシーが不足するということはいまあるいろいろなアプリを使ったデータからきちんと出して、この地域、この時間帯にはこれくらい足りないというデータを科学的にしっかり出して、その不足分を補うという形でやらせていただく予定だ。いま、制度設計を行っている。
森屋 78条3号には「やむを得ない場合に限って」ということがあり、やむを得ない場合とはタクシーが不足しているということであり、充足してくればやむを得ない場合ではなくなると思う。その点はしっかり検討していただきたい。パブリックコメントの募集は明日(9日)までだと思うが、どんな状況になっているか。
鶴田 2月9日から実施しており、現在3000件弱の意見をいただいている(*最終的には約6000件)。内容としては、タクシー事業者ごとに使用可能となる車両数、制度の対象地域、タクシー事業者とドライバーの関係などについてさまざまな意見が寄せられている。

覚えていない?「なんちゃって」発言
森屋 河野大臣、「なんちゃってパブコメ」とはどういったパブコメか。
河野・規制改革担当相 かつてパブコメをやって、終了と同時に原案通りでいきますというようなことがあったのは事実だ。今回のパブコメはそういうことではないよということだ。
森屋 なんちゃってパブコメもあったという認識で良いか。
河野 いつの何だったかは忘れたが、自民党の部会の中でもそういう議論をした覚えがある。
森屋 松本総務相に聞く。なんちゃってパブコメというのはあるのか。
松本総務相 行政手続法42条で、意見公募手続きで提出された一般の意見に対する取扱いの適正を確保し、命令等を定める過程における公正の確保と透明性の向上を図るため、意見公募手続きを実施した案について、提出された意見を十分に考慮しなければならないと定めている。国交省においても、この規定に基づいて提出された意見を十分に考慮した上で命令等を制定されるものと考えている。
森屋 答えになっていないが、05年からパブコメがスタートしており、20年くらいやっている。それによって政省令を定めていると思うが「なんちゃって」というようなことで制定してきたのであれば、これは問題だと思う。「なんちゃって」というようなことはあるのかないのか。
松本 法令に定めた通り、行政は運営されており、提出された意見を十分に考慮しなければならないと定めた通りに行われていると理解している。
森屋 ないと思うし、あったらまずい。ないのか。あるのか。
松本 承知をしている限り法令に定められた通り行われていると理解している。提出された意見を十分に考慮しなければならないという定めに従って行われていると理解している。
森屋 経済同友会の規制改革委員会(間下道晃委員長)から意見書の提出があった。副題が「なんちゃってライドシェア」というものだという。そういうものがあったのか。
河野 経済同友会から提言をいただいている。
森屋 なんちゃってライドシェアという副題があったかなかったかと聞いている。
河野 正確に覚えていない。
森屋 委員長、あったかなかったかを委員会として諮っていただきたい。
桜井 後刻、理事会で協議させていただく。
森屋 命が掛かっている。今日も朝は雪だったが、そういった時にタクシーやバスを使いたい。なんちゃってだとか、そういうおふざけのような茶化したようなこういった姿勢で良いのか。
岸田 先ほど総務大臣から答弁があったように法令に従ってパブコメは行われているわけで、その参加者の意見が尊重されなければならないというのは当然のことだ。
森屋 法令に従ってということはわたしも分かっている。真剣にこれで働いている人がいる。しっかり家庭を守って、今日のような雪の日でも朝3時に起きて、職場へ行き、そういう仕事をしっかりしている人がいるから移動ができる。それを首相が発信したRSは、「なんちゃってライドシェア」だとか、そんなおふざけのようなやり取りをするものなのか。そしてこういうやり取りが政治の中であって良いのか。
岸田 RSを巡っていろいろな意見や発信があるのかもしれないが、委員の言う通りこの問題は地域の足といった社会問題にかかわる、そして命や暮らしにかかわる重要な課題であると認識している。パブコメについても、法律に従って厳正に行われなければならないし、関係者の意見はしっかりと受けとめ、反映されなければならない。これは当然のことだ。政府としてはいま申し上げた姿勢で取り組み手続きを進めていく。
河野 同友会の提言のタイトルは正確には覚えていないが、内容は「やったふりをしない」「きちんと国民の移動の自由が確保できるようにしてくれ」という内容だから、いい加減なことをやれというのではなく、その真逆で、いま全国各地で国民が移動ができない、病院にも行けない、命にもかかわるような事態が起きている。それを解消するために国民の移動の自由を確保しろという内容の提言なので、いい加減なことをやれという提言ではない。
森屋 その通りだ。だからなんちゃってパブコメということは好ましくないということだ。

利害関係者の出席、情報流出の可能性…
2017年、RSプラットフォーマーについてEU最高裁でPFは通信事業者ではないという判断がされている。規制改革推進会議にはこのPFは入っているのか。首相が任命権者だと思うが。
岸田 IT事業者の方はメンバーとして入っていると承知している。
森屋 利害関係があるということはないのか。
河野 規制改革だからさまざまな分野の有識者に入ってもらい、さまざまな方面から議論していただくということで、何も利害関係者が議論しているわけではない。タクシー・ハイヤー関係者の方にも入ってもらっている。
森屋 利害関係者も入っているということで良いのか。
河野 さまざまな方に入っていただいて、タクシー会社を運営している方も招き、意見を聞いたり、あるいは地域で78条2号の運送事業に携わっている方にも来てもらい意見をいただくというようなことはやっている。
森屋 3月5日(火)、新聞に出ているものだが、LINEヤフーで個人情報が51万件流出し、総務省から行政指導があった。同社の会長が規制改革推進会議に参画しているが、RSをやるのにアプリを使うということだが、こういった個人情報の流出や国益を損なう危険性はないのか。
岸田 さきほど河野大臣からあったように、規制改革を議論するわけであり、さまざまな立場の関係者が議論に参画することは重要な点だと思う。その中でいろんな関係者が参画するわけだが、議論の方向性として、危険性もまた重要な課題になると思う。その点も含めて会議としてどう判断するか。そして政府としてどう判断するか。これは適切に対応する。

所管外理由に…ノーコメントは「貫く」
森屋 さまざまな危険性がある、いろんなことを認知、理解しているので10月17日に盛山文科相が「安易なRSを認めるわけにはいかない」と、「それが国民のためだ」と、さらに「今だけを見て判断すべきではない」と自民党タクシー・ハイヤー議員連盟の中で発言があったようだが、どういった思いで発言したのか、今もその思いを貫いているか。
盛山文科相 昨年10月のタク議連の会合には議連のメンバーとして参加し、お尋ねのような発言をしたことは事実だ。一方、文科相としてわたしの所管外のことについて答えることは差し控えたい。
森屋 一会員ではなく、議連の幹事長だろう。
盛山 その通りだ。
森屋 ということは、その思いは貫いているんだということで良いか。
盛山 文科相として所管外の事項についてコメントすることは差し控えたい。
森屋 派閥は解消したとしても、首相がよく言う政策グループとしての宏池会の方がそういう思いであるということなのだと思う。 2月5日衆院予算委で公明党の高木陽介議員が自家用車活用事業の効果をしっかりみた方が良いと言っている。わたしもその通りだと思う。同8日の衆院予算委でも自民党の城内実議員が、自家用車活用事業とタクシー事業者以外の者によるRSはまったく違う、まさに白タクだと言っている。こうした発言を首相はどう受け止めるのか。
岸田 ご指摘の発言、質疑についてはRSの議論に当たっては安全管理やドライバーの労働条件の観点を踏まえるべきであるといった指摘であると受け止めている。RSの課題については、先ほどからの議論に出ているように4月から実装する予定の地域の自家用車や一般ドライバーを活用した新たな運送サービスにおいても、ご指摘の安全の確保、労働条件に係る課題を含め制度の具体化を図るとともに、導入支援を実施することにしている。それらの施策の実施効果を検証しつつ、タクシー事業者以外の者が行うRS事業に係る法制度について6月に向けて議論を進めていく。その際にもユーザーの利便性の向上や地域交通の担い手の確保とともに、安全の確保や労働条件に係る課題について、デジタル技術の活用を含め議論をする必要があると認識する。
森屋 わたしは国会議員になる前にはバスの運転手をしていた。そういったことでこだわりが強いのかもしれない。バスの規制緩和で16年1月15日、長野県軽井沢でスキーバスが転落し、大学生が15人死亡した。26人が重軽傷を負った。事故から8年が経った。22年4月23日、知床遊覧船KAZU1(カズワン)の問題。26人が死亡した。これも規制緩和、経験が足りず天候悪化の見極めができなかったこと、整備不良などもあり重大死亡事故になった。こういった事故があり、だからわたしはこだわっている。だからわたしはなんちゃってだとか、そういったことに憤りを感じてしまう。岸田首相は「新しい資本主義として、新自由主義からの転換、規制緩和、構造改革等の新自由主義的な政策は確かにわが国経済の体質の強化と成長をもたらしたが他方で、富める者と富まざる者の分断を生んでしまった」と言っている。「成長のみ、規制緩和、構造改革のみでは現実の幸せには繋がっていかない。公共や公益、格差是正、配分を重視する姿勢を打ち出していく」と首相自身が言っている。ということは、6月でデータをとってやるというのはあまりにも拙速で、また同じ事故が起きてしまうのではないか。こういう事故をまた起こしてはいけない。そこを良く判断してほしい。
岸田 委員が紹介した発言はまさにその通りであり、わたし自身これまで経済政策を考えるに当たり、マーケットや競争に委ねるだけでは社会課題の解決に繋がらない。だからこそ、新しい資本主義、官民の連携が重要である、そして成長と分配の好循環を実現しなければならない、こういったことを言っている。そして委員からいくつか事故の例をあげられ、「こんなことがあってはならない」というのはその通りだと思う。事故を繰り返すことがあってはならないということだが、これらの事故についても運輸安全委員会等において客観的、専門的な調査において事業者が当時の法令を遵守せず、必要な運行管理を実施していなかったこと、そして運転者や操業者に十分な指導教育を行っていなかったこと。これは事故調査報告書の中で指摘をされている。要は当時の法令を遵守していなかった。これが指摘をされている。安全にもしっかり配慮した上で規制緩和を行うという議論と、法令違反を行ったことは同一に論じることはいかがかな―と思っている。重大事故の防止に向けては法令の遵守状況をしっかり確認することが重要であり、いまの議論においては安全性もしっかり配慮して、あるべき規制緩和を考える。これは整理して議論するべきことだと考える。

車いすの利用も議論の俎上に
森屋 ぜひ、安全性についてはしっかり吟味していただきたい。そして最終的に首相が描いている6月以降の法改正があるのかどうか知らないが、法改正はしないとわたしは感じたが、首相の言う自家用車のRS、これは4月1日から改正障害者差別解消法が施行され、事業者による合理的配慮が義務化されるが、車いすの方が乗れるのか。
岸田 これから議論を進めていくが、国民の皆さんの生活を支えるわけであり、さまざまなニーズに応えなければいけない。多様な車種を想定されるものであると認識する。
森屋 自家用車のRSでは自分のクルマを使うのではないのか。
斉藤 4月からの自家用車活用事業、日本型RSとも言っているが、現行法制における78条2号、3号によって行うものだ。この中で自家用車として車いすを乗せることができるクルマを持っている方が参加できる、そういう制度設計も可能であり、いまのようなご意見も含めながら今後、制度設計をしていきたい。
森屋 国交相がフォローされたが、本来のRSはみんなそのようには捉えていないと思う。いまこういう話になって、そういう答えだったが、これまでの議論はそういう話になっていない。この合理的配慮の話も含めて。交通弱者の方、高齢者の方や障害者の方、妊産婦の方が使えるタクシー、UDタクシーが9万両ある。その乗務員は研修もしている。だから安心して乗れる。4月からそういうふうになるということで良いのか。
斉藤 4月から試行するものは、基本的にタクシー不足が現実に起きている。それに対応するものだ。UDタクシーが現実に使えない、そういう地域、時間帯もある。そういうところにはきちんと対応できる制度設計もきちんと考えていく。
森屋 今日は雪が降った。4月から6月のデータの調査、2カ月間ではなく、1年とか2年とか、しっかりデータを採ってやるべきだ。いまタクシーが足りていないという心配もあるのかもしれないが、トラックもバスもドライバーがなぜ足りないのかというのが、もともとの話だ。そこを首相が考えてくれないと、いくらこうしたものを用意しても働く人の労働条件、賃金を考えてもらわないと堂々巡りになる。いま春闘であり、首相も旗を振ってもらっていると思うが、そういったことをしっかり考えていただくことをお願いして質問を終わりたい。
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No.996 3月25日  主な内容
巻頭人物
藤井 聡氏(京都大学大学院教授)
気になる数字
12%〜84%
  
規制改革推進会議・地域産業活性化WGに提出された「タクシー不足の現状〜
  配車マッチング率の状況(配車数/配車依頼数)」での、マッチング率の幅。
トピックス
:タクシー事業に全身全霊尽くした / 熱いぞ!!大阪のタクシー
:4月から自家用車活用事業が始動―
               〜実証実験中に神奈川版ライドシェアが本格稼働?
:「京クルー」説明会を実施
               〜不足車両地域に指定された京都市域
:東大阪RS導入に関する意見交換会
               〜大タ協経営委員会が主催
:「2種ドライバー」の矜持を保て
               〜死亡事故多発で東タク協・交通事故防止委員会
:総額3327万円のメリット割引承認
               〜大阪交通共済協組臨時総会
:「設立10周年」を盛大に祝う
               〜日本交通グループ関西
内外交差点
:新たなサービスの創出を     清川 晋氏(X Taxi 代表理事)
:採用市場を2倍にすることは可能 関根 コウ氏(求人広告ライター協会代表理事)
覆面タクシー
:業界の発展、生活向上のために
東西往来
:利用者は安心・安全の輸送を望んでいる / 諸問題の解決に向け邁進する決意
この人この言葉
:秋山 利裕氏 / 太田 宏氏 / 大久保 恵美氏 / 竹島 斉昭氏
シャッターチャンス
:自家用車活用事業のドライバー   /  神タ協幹部4人が前首相に面会
:RS解禁勢力はどこから襲撃?  /  活躍の場を迎える新年度だが…
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
自家用車活用事業の参入意向を集計中
       ハイヤー運改、コロナ休車廃止等にも見解
              関運局定例会見で内田・自交部長

【横浜】関東運輸局の内田忠宏・自動車交通部長は21日、定例会見を開き、自家用車活用事業の対象エリアが管内においても東京都特別区・武三交通圏、神奈川県京浜交通圏の2地区あることを踏まえ、事業者の意向調査を実施し、19日に締め切ったものの、現在集計中でどのくらいの参入意向があるのかは把握できていないと述べた。このほか、管内におけるハイヤー運賃改定申請事案の進捗状況、コロナ臨時休車廃止後の見通し、迎車専用タクシーの増加などについて記者の質問に答えた。
 管内における運賃改定については、山梨A地区の運改事案が8日付で新運賃公示、4月8日に実施となること、特別区・武三地区の都市型ハイヤー運改事案についてはなおも審査中だとするにとどめた。また、東京都島しょ地区の運改については具体的な進捗はないと説明した。特別区・武三地区のタクシー運改後の乗務員の労働条件改善状況調査については結果はまとまっていないとし、具体的な公表時期の明言も避けた。
 自家用車活用事業については、制度設計の作業を継続中だとした上で、4月からの事業開始に向けて対象エリア・時間帯・タクシー不足数などが13日付で公表されたとし、管内における2地区については19日で事業者意向調査を締め切ったものの、現在集計中だとして詳細は明らかにしなかった。公表されたタクシー不足数を意向調査による事業者の希望車両数で埋め合わせることが可能か否かについても明言は避けた。また、道路運送法78条3号に基づく許可申請事案の標準処理期間は1カ月だとしながらも、事業主体が既存の法人タクシー事業者であることから審査そのものにそれほどの時間は必要ないとの見方を示した。
 コロナ禍による臨時休車は3月末で終了することになっているが、事業者の意向調査は23年12月27日で終わっており、関運局管内合計では臨時休車からの復活増車希望は1849両、譲渡は224両、減車は363両だったという(タクシー及びその他ハイヤー)。ただし、実際には3月末を迎えて復活増車、譲渡、減車がどうなったかを精査する必要があるとしている。減車相当363両については一定の条件の下で希望する事業者に増車枠として配分するが、具体的な基準等について本省からの通知はまだだとしている。
 地理試験の廃止については、2月29日付でタクシー業務適正化特別措置法施行規則が改正されたこと、地理試験の廃止等によって乗務員確保が進捗することに期待感を表明する一方、「地理の知識が不要ということではなく、各事業者において日常の乗務員教育をお願いしたい」と呼びかけた。また、神奈川における街頭指導会議での資料中に「カーナビの操作ができない乗務員がいた」との記述があったことを紹介し、地理試験廃止はそもそもカーナビの普及が理由の一つになっており、操作ができないのは論外だと強調した。
 迎車専用タクシーの増加については、運用上の留意点として、わずかに生じる空車表示のタイミングで乗車を希望する利用者には適切に対応してほしいと要望するとともに、それ以外は基本的に各社の経営判断だとのスタンスを示した。
 個人タクシーのUターン・Iターン開業に関する申請、問い合わせ状況は前月と変わらないと説明した。全個協関東支部との意見交換会で要望のあった「屋号」の使用については、要望理由にプライバシーの観点のみがあげられている点にやや違和感を持っているとしつつ、「個人タクシーは雇われているのではなく、事業主としての責任は重い」と強調した。ただ、他の地方運輸局管内で認められている例もあるとし、そうした例やトラブルはないのかなどを確認した上で判断したいとの考えを示した。また、他の地方局と関東管内の違いとして個人タクシーの数が圧倒的に多いことをあげた。
〔3月23日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2024年3月23日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】自家用車活用事業の意向調査を締切/4月8日に出発式 東タク協
【 東京 】会費4、5月分を減免へ/東タク協 理事会で承認
【 横浜 】申入れに明答は得られず/神タ協幹部が菅前首相と面会
【 東京 】特区武三の総営収は7.6%増/東タク協 2月原計輸送実績
【 東京 】特区武三の総営収は3.4%増/東タク協 1月全社輸送実績
【 横浜 】自家用車活用事業の悩ましさ/伊藤会長が語る
【 東京 】ニーズに対応したサービスを確保/定例会見で斉藤国交相
【 東京 】個タク議連総会で特措法緩和を要望/冨本理事長 都営協理事会
【 東京 】23年度配当、正副理事長に一任へ/RS保険説明も 東京交通共済協組
【 東京 】2万件以上の乗車で今季終了/「ニセコモデル」8社11両25人派遣
【 広島 】RS議論の迷走に危機感/ナンバーワンNWの集いで田中社長
【 東京 】新和自動車を経営傘下に/国際自動車が104周年式典
【 東京 】自治体向け支援サービス開始 GO
【 東京 】自動運転開発へデータサービス/S.RIDEが事業化
【 東京 】ウーバーPの予約 23区全域対象に
 
2024年3月22日号 関東・関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】ギグワーカーの労働者性について審議/労基法と労働組合法で異なる「労働者の定義」/規制改革推進会議 働き方・人への投資WG
【 ブリュッセル 】ギグワーカー労働条件改善指令案採択/EU 雇用・社会政策担当相理事会
【 横浜 】伊藤会長ら菅前首相に陳情へ/神タ協横浜支部 理事会
【 千葉 】運転者の「生の声」公表 千運支局
【 東京 】ドライバーにできること/全自交東京地連 チラシ作成
【 東京 】千葉県内で約900両に拡大/エミタスアスカ導入のS.RIDE
【 東京 】春闘に向け5つの視点/交運労協 賃上げ=人への投資
【 東京 】24年度事業計画・予算案承認/都個協理事会
【 横浜 】総営収減収地区はなし/関運局 2月分原計輸送実績
【 横浜 】コロナ休車2305両へ/関運局 2月29日現在
【 横浜 】「請負」では訴訟に耐えない/ITF 浦田・政策部長
【 訃報 】佐藤清二氏が死去
 
2024年3月16日号 関東・関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】確定版通達の発出は「最短で25日」/自家用車活用事業案に6000件のパブコメ/交政審自動車部会で国交省が報告
【 東京 】NRS関係規定例集案を配布/就業規則など 東タク協労務委
【 東京 】台数ベースで5割基準に算定/国交省 森・旅客課長
【 東京 】雇用の有無での安全性を議論/交政審自動車部会
【 横浜 】25人がドライバー募集に応募/三浦市 神奈川版RS実証実験
【 東京 】全国の充足率は80.3%/2月末タクシー乗務員数
【 東京 】配車方式の実態把握など/関自無協 組織強化へ取り組み
【 東京 】「持込は請負も可」の恐れあり/武居・全タク連副会長
【 東京 】優良表彰制度が復活へ/シンセツタク労組の春闘妥結
【 福岡・徳島・東京 】地方の課題解決へ業務提携/第一交通×電脳交通×NEC
【 横浜 】4社に車停、2社に文書警告/関運局 2月のハイタク行政処分
 
2024年3月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】対象は4エリアのみにとどまる/今回は第1弾、大都市先行で順次追加へ/国交省、供給不足地域・時期・エリアを公表
【 東京 】尼崎、つくば市長にヒアリング/地域産業活性化WG会合で
【 東京 】「情報のアップデートを」/全タク連正副会長会議・理事会
【 東京 】1年目から「みつ星」表示の特例/理事会提案へ 全個協
【 東京 】足立区でデマンドタク「足タク」/6月スタート、区内事業者が運行
【 東京 】25日に「事故防止責任者講習会」/東タク協など、受講300人を予定
【 東京 】19人が英語検定に合格/東京タクシーセンター
【 東京 】地域公共交通の担い手不足は/名大・加藤教授が講演
【 東京 】NRSでRS解禁は止められない/城・自交総連書記長
【 東京 】小人数講習形式に変更/警視庁高齢ドライバー教室
【 東京 】自家用活用事業参入を表明/S.RIDE 特区・武三で
【 東京 】得票93.3%でスト権確立/自交東京臨時大会
【 大阪 】猶予の社保料返済、督促厳しく/関西中央G 債権者説明会
 
2024年3月13日号 臨時号 ニュースヘッドライン
【 東京 】「なんちゃって」はタクシーへの侮辱?/拙速なRS国内解禁議論に多角的な質疑/参院予算委で立憲民主・森屋議員
【 東京 】「対象エリア、時間帯次第」/自家用車活用事業に 田中社長
【 金沢 】加賀市版RS本格運行開始
【 東京 】LINE予約システムを採用/ニアミー 山形で
【 東京 】プロ運転者としての矜持浸透を/東タク協交通事故防止委員会
【 東京 】実利得られる春闘を/自交東京臨時大会で徳永委員長
【 東京 】法人運転者が今月は243人増/東タクセン、2月分運転者証交付数
【 東京 】ライドシェア反対でエール/消費者も丁寧な議論を ハイタクF
【 東京 】春の事故防止運動実施要領を承認/東個交通共済協組理事会
【 横浜 】求人・採用テーマに講演会/神タ協横浜支部で関根コウ氏
【 東京 】「仁丹タク」期間限定運行開始/S.RIDE × Nテクノロジー
【 大阪 】関西中央G9社が民事再生/大阪タクシー業界に激震
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版

RSの「一部解禁」ではない
       京タ協「京クルー」発表会見で筒井会長

【京都】京都府タクシー協会(筒井基好会長)は22日、京都市伏見区の自動車会館5階会議室で、タクシー不足解消のための供給力アップに向けた取り組みと、タクシー会社による安全・安心な「京都版ライドシェア」(通称=京クルー)開始についての記者会見を開いた。当日はライドシェア(RS)解禁と受け止める一般マスコミの関心も高く、新聞、テレビ等17社から取材の申し込みがあり、急きょ会見場を変更して行われた。会見で筒井会長は、「(RS)一部解禁」と報じられる京都業界を含む日本型ライドシェア(NRS)の取り組みについて、「私は全く解禁とは考えていない。道路運送法78条3号の新たな運用方法がタクシー会社に課せられた。それを自らの使命としてこなしていくだけのこと。京都で『RS解禁』などと思っていない」と強調。タクシー事業者としての矜持を示しつつ、6月以降の「全面解禁」にも断固反対の姿勢を示した。
 供給力の向上について筒井氏は、地理試験や法定研修期間など各種規制緩和を最大限に活用した乗務員の増加、不足時間帯に合わせたシフト変更、JR京都駅タクシー乗り場の効率化―などによる、既存のタクシーの供給力の最大化を「第一の取り組み」と位置付けた上で、「京クルー」の運行計画を披露。「道運法78条3号に基づく自家用車による有償運送」と、明確に位置付けた上で、@タクシー事業者によるタクシーと同等の運行管理・整備管理A配車も支払いもアプリのみB運賃は事前確定運賃C点呼は対面・遠隔を予定―などと説明した。国交省が不足車両数を示した各時間帯のうち、「月・水・木の午後4時台〜午後7時台」については、既存乗務員のシフト変更で対応可能だとして除外。「火曜〜金曜の午前0時〜4時台」「金・土・日の午後4時台〜翌午前5時台」のみの運行とした。ドライバーの条件(@普通免許または2種免許保持者A20歳以上65歳以下B普通免許取得2年以上Cタクシー会社とパート等の雇用契約を締結Dタクシー会社による初任教育と継続教育を実施)、使用車両(@自家用車両もしくはタクシー遊休車両A定員5人以上10人以下の車両B衝突被害軽減ブレーキ、通信型ドラレコ等の搭載車両が望ましい)に関する説明も行った。
 多くの一般マスコミを前に筒井氏は、「運転の仕事は(皆さん方が思うほど)簡単なものじゃない。現場で働くタクシー乗務員は皆一様に使命感をもって仕事に臨んでいる。その点をきちんと世の人たちに評価してもらえるよう、引き続き(業界労使で)事業に邁進していきたい」と述べたほか、今回の取り組みを契機に、バスや鉄道など「他の交通モードや京都府・市とも連携しながら、新たな京都における交通体系を築いていくことができれば」との期待も示した。
 会見には筒井氏のほか、粂田晃稔、多田精一、仲辻正憲―の各副会長も出席。それぞれ、自社グループでの準備状況を説明したが、4月1日の運行開始は困難視。筒井氏は、「やはり時間がかかる。かかるが迅速に対応していきたい。いずれにせよ通達が出てこないと、具体的にこのように始めるということにはならないので、それを確認してからのスタートになる」と述べ、具体的には4月中旬の運行を示唆した。
〔3月23日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2024年3月23日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】理事推薦委と支部検討特別委を設置/大タ協が理事会開く
【 大阪 】大タ協が記者ブリーフィング
【 京都 】京タ協が正副会長・専門委員長会議
【 大阪 】「新王個人タクシー協会」発足へ/全大個協組 新和、四天王寺支部合併
【 名古屋 】名古屋交通圏でもNRSへ動き/名鉄タクHDがプレエントリー開始
【 神戸 】全地区での増収基調が続く/兵タ協 2月度県下原計実績
【 大阪 】新乗り場の運用を変更/北大阪急行延伸2駅で
【 大阪・神戸 】名塩・生野高原ふれあいバス/阪急タク 4月から本格運行
【 東京 】大阪のグループ2拠点統合へ/国際自動車 タク事業進出も検討
【 京都 】「全車ZEV化」計画に弾み/エムケイがクラウンFCEV導入
【 大阪 】基本給日額に50円増額/阪急タクシー、春闘妥結
【 京都 】ケイテイ→近畿 京都相互→MN/グループ間の譲渡譲渡を認可
【 大阪 】日交G関西 グループ内再編
【 大阪 】相互、大阪相互→MNへの譲渡認可
【 大阪 】新日本ツーリスト 代表に馬場氏
【 京都 】歩行者優先意識の徹底など/春の全国交通安全運動
 
2024年3月22日号 関東・関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪、神戸も「外れたわけではない」/近運局定例会見で北川・自交部長
【 神戸 】78条2号・3号への対応で注意喚起/兵タ協3月理事会を開催
【 大阪 】「Iターン、Uターン」 申請なし
【 京都 】第2弾は「高台寺東山シャトル」/観光シーズンに向け 京タ協
【 京都 】利用者に新運賃を告知/京都北部地域で18日開始
【 大阪 】大タ協、ラジオまつりに出展
【 大津 】17人の関係者が受講/滋タ協「ゆりかごタク」実務研修
【 京都 】京タ協 総務委員会開く
【 神戸 】来年度も特別賦課金無料へ/兵協で財務、総務委員会
【 大阪 】成長率では東京を圧倒/日交G関西 設立10周年式典
【 大阪 】業界関係者が多数列席/故三野文男氏の「お別れの会」
【 京都 】繁忙期は烏丸口の末尾制限解除/京都業務センターが各団体に通知
【 大阪 】定時総会を6月26日に開催/大阪自動車会議所 予算理事会
【 京都 】観光シーズンの交通対策を検証/嵐山交通対策研究会
【 和歌山 】3カ所の観光地へ運賃の半額/和歌山県田辺市で運賃補助
【 大阪 】田中委員長ら現役員を再任/都島自動車労組 定期大会
【 大阪 】全自交関西地連が執行委員会
【 大阪 】「路上のラジオ」に3回目の登場/東宝・日本城Gの坂本代表
【 大阪 】ワースト16交差点を公表 大阪府警
 
2024年3月16日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】「京クルー」の説明会を開催/車両不足地域に指定された京都市域
【 神戸 】RS特別委員会初会合/兵タ協 神戸・阪神間支部
【 大阪 】総額3327万円のメリット割引/大阪交通共済、臨時総会で承認
【 大阪 】「関中騒動」を陳謝/大阪共済 山根・副理事長
【 京都 】全13社が上限で設定/京都北部 18日から新運賃
【 奈良 】理事候補の推薦依頼呼びかけ/6月総会に向け奈タ協
【 京都 】GWの乗合タクは高台寺行き/京タ協 19日に説明会
【 神戸 】兵タ協 総務委員会を開催
【 神戸 】兵協 通常総会は6月3日
【 大阪 】譲受8人の加入を承認/全大個協組 総務委員会
【 福岡・徳島・東京 】地方の課題解決へ業務提携/第一交通×電脳交通×NEC
【 京都 】下限運賃から上限運賃へ/京都エムケイ 4月から値上げ
【 大阪 】阪急タクが健康経営優良法人に
【 東京ほか 】飲酒運転防止の講師養成講座/今年もASKが実施
【 京都 】春の観光シーズンを前に/安全輸送で協力要請 京運支局
【 京都 】基礎および一般講習/NASVA京都 日程公表
【 京都 】乗り場を使った地域イベント/京都・竹田駅で22日開催
【 神戸 】アロハタクシー社長に松下氏/東宝・日本城Gがフクユに売却
【 和歌山 】明和タクシー、社長に川村氏
【 京都 】KT運輸、特別清算開始/負債6億 旧「京都タクシー」
【 大阪 】タクシーメーター、ドラレコなど/負債2億 森下商会が自己破産へ
 
2024年3月15日号 関西版 臨時号 ニュースヘッドライン
【 大阪 】猶予期間の社保料返済、督促厳しく/民事再生申請の関中G 債権者説明会
【 東京 】NRS対象に京都市域など指定
【 大阪 】関中G9社の民事再生申請/自交総連・福井委員長「寝耳に水」
【 大阪 】ライドシェア騒ぎの風評被害も/日本城タク・坂本社長
【 京都 】営収の回復状況など報告/京都市域準特定地域協議会
【 大阪 】 東大阪支部 ≠ナ情報共有/大タ協 RS導入提案で意見交換
【 大阪 】何を根拠に2200両不足?/万博RSめぐり 日本城・坂本社長
【 京都 】GW中の乗合事業で協力要請/京タ協 昨秋に続く「乗り場改善」
【 大阪 】全大個協会 理事補充の臨時総会も
【 大阪 】全大個協組 コンプラ、審査両委員会
【 神戸 】乗務員募集にも影響/兵サセンが防犯講習会
【 神戸 】資料購入カットで予算縮小/兵タ協労務委員会
【 神戸 】チャレコン関係費用など増額/兵タ協事故防止・サービス委
【 神戸 】兵タ協・東播支部が予算総会
【 大津 】良質なサービスと労働環境を/滋タ協 優良運転者等表彰式
【 東京・大阪ほか 】全個協 Web支部代表者会議
【 神戸 】鳥取協会・澤会長の訪問受け懇談/兵タ協・大久保副会長
【 京都 】京都市域準特協 構成員
 
2024年3月13日号 関西版 臨時号 ニュースヘッドライン
【 大阪 】関西中央グループ9社が民事再生/大阪のタクシー業界に激震走る
【 大阪 】適正化事業負担金等を決定/大タクセンが評議員会開く
【 大阪 】乗り場から利用が46.6%で最多/大タクセン 利用者アンケ公表
【 大阪 】新駅乗り場設置を業界団体に説明/地下鉄延伸に伴い箕面市
【 奈良 】総会は6月17日に開催/奈タ協が正副会長会議
【 神戸 】道運法78条2号対策で増額/兵タ協・地域交通委員会
【 神戸 】UD研修を年6回に/兵タ協・ケア輸送委員会
【 神戸 】運行管理の必要性の発信を/「全国運行管理勉強会」発足準備
【 京都 】予約100人+多数の希望者/京タ協ら出展のバスタク就職相談会
【 大津 】滋タ協が14人に表彰状を授与/「功労者・優良運転者表彰式」
【 京都 】「臨時手荷物預かり所」/京都市が関係機関と20日から
【 京都 】加茂タク→プラス 10両譲渡/京運支局に8日、認可申請
【 京都 】嵐山での啓発活動は雨天中止
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