ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2025年12月15日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

総務省ITS研究会における国交省プレゼンの要旨
  自動運転の普及・拡大に向けた取り組み

 総務省は2日、自動運転時代の次世代のITS通信研究会(座長=森川博之・東京大学大学院工学系研究科教授)の5回目の会合を開き、構成員からのプレゼンテーションなどを聞いて意見交換した(交通界速報・関東版12月6日号)。本稿では、国交省物流・自動車局技術・環境政策課の家邉健吾・自動運転戦略室長が当日行ったとされるプレゼンの要旨についてもう少し詳しく紹介してみる。

 国交省のプレゼンでは、まず自動運転の意義について紹介。われわれ素人でも思うように、その意義の第一は「事故の削減」にあり、次いで産業政策上の要請としての「人手不足=ドライバー不足への対応」があげられている。特に前者については、「死亡事故の大部分は『運転者の違反』に起因する」と指摘し、自動運転の実用化により交通事故の削減効果が期待できるとしている。交通事故死者数は、ピーク時の1万6765人(1970年)から2663人(2024年)へと、約6分の1まで減少しているものの、政府の第11次交通安全基本計画(21年〜25年)での事故死者2000人以下という目標には到達していない。なお、米・ウェイモが公表している自動運転車両の走行実績によると、人間のドライバーと比べると大幅に事故発生率が低減しているとされ、重傷やそれ以上の事故は91%少ないとのデータを紹介している。
 次に地域公共交通の利用者数減少・担い手不足についても紹介しており、「長期的な利用者の減少、コロナの影響による急激な落ち込みもあり、公共交通事業者の経営環境は悪化しており、コロナ後も利用者数がコロナ以前の水準までには回復していない状況が続いてきたと説明。輸送人員で言えばタクシーの場合、改正道路運送法の施行直前01年の利用者を「100」とした場合、23年のそれは「48」に過ぎない。鉄道、乗合バス、旅客船と比べてもタクシーの輸送人員減は目立っている。担い手不足についても触れられており、とりわけバス・タクシーでは運転者不足は顕著であり、減便、供給不足が目立っているとする。
 こうした現状を紹介した上で、自動運転の実現に向かう「2つのアプローチ」を紹介し、@特定のルート・地域に限定して、「無人」自動運転を実現し、人手不足解消や移動手段確保に寄与(商用車)Aルート・地域を限定しないで、どこでも使える自動車として、自動運転のレベルを段階的に上げる(自家用車)―の筋道を描いてみせ、これらを同時並行して進めることで社会実装が進むとしている。その上で、これまでの制度整備の過程、自動運転と現行法制度を紹介するとともに、レベル4自動運転の実装地域が全国9カ所に広がっているとする。
 今後については、国内自動車メーカー(トヨタ、日産、いすゞ)の参入などに期待も表明するとともに、「27年度以降に自動運転車の量産化が見込まれ、これにより導入コストの低廉化が図られる」との見方を示している。また車両そのものだけでなく、自動運転移動サービスの普及に向けて官民で「レベル4モビリティ・地域コミッティ」を設置し、検討を進めていることなどを明らかにしている。あわせて経産省、警察庁とともに「自動運転移動サービス社会実装・事業化の手引き」(第2版)を策定、7月に公表していることも紹介した
(https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001901763.pdf)。
 すべてが関係する所管官庁の描き出した通りに進むかは分からない。また、自動車の動力源が将来的に電気なのか水素なのか、概ねこの2つに絞られてきているが、その行方を注視する必要があるし、自動運転化についても各国の自動車メーカーやIT系企業、各国政府の思惑が交錯しており、それぞれが保険を掛けつつ色んな手を打っている中で、タクシー事業者が損をしない選択を間違いなく行うことは簡単ではない。少なくとも、これまで以上にこの方面でのアンテナを高くしておく必要だけはありそうだ。
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No.1070 12月15日号   主な内容
トピックス
:近畿も「協会運営」を考える時期に
            〜近畿自動車無線協会が理事会を開催
:運改時の賃金分配率の見直しはどうなるのか?
            〜議論白熱 神奈川労務改善協議会
:USJ周辺の違法客待ち現場を視察
            〜大タ協幹部ら大運支局、タクセンメンバーとともに
:ウーバージャパンと楽天が戦略連携を発表
            〜配車アプリと楽天ポイントの統合で利用価値向上へ
:業種別個別相談ブースを出展
            〜奈タ協 就職説明会に参加
:「気づかぬ」ほど静かに進む新運賃
            〜尼崎の現場を歩く
:<Data>神戸市域運賃改定 公定幅設定運賃届出状況
:<Data>関運局 原計輸送実績(10月分)
:<Data>新型コロナによる営収の対19年同月比の変化(24年10月〜25年10月)
:ライドシェア反対宣伝行動、20回目に
            〜京都個タクと労働団体
:バックオフィスDXPO、有明GYM−EXで開催
            〜管理部門の業務効率化・DX推進
内外交差点
:パートナーとの連携で広がる地域交通の未来
            原 幸一郎氏(NearMe代表)
:ラクガキが変えた街の見え方
            成川 史華氏(扇交通社長)
東西往来
:慣れの中に事故の落とし穴がある / 「66年目」の感謝の気持ちを込めて
この人この言葉
:町田 栄一郎氏 / 行木 幸男氏 / 小川 敬二氏 / 藤井 浩一氏
シャッターチャンス
:EV以外の軽自動車でタクシー / 規制改革担当相とは10余年の縁
:100キロを超えるスピード性能 / 働いて×5まいりますの日々…
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
喫緊の課題は「2種免取得の容易化」
        横断的な課題も散見 見えぬゴール
                再生・進化推進特別本部 進捗状況
【東京】全タク連の新田慎二理事長ら事務局幹部は10日、正副会長会議終了後、記者ブリーフィングを開き、地方タクシー事業再生・進化推進特別本部のこれまでの進捗状況などを説明した。会合そのものは7月の設置以降、これまでに4回開かれており、次回以降は26年3月、5月、6月に予定されている。検討課題が多岐にわたるため、いつまでやるのかなどは今のところ検討されていないという。傘下の都道府県タクシー協会の要望の中でもっとも喫緊の課題とされたのが「普通2種免許の取得の容易化」とされ、対応が最も進んだものも同課題。教習所への入校が困難な場合には、全国指定自動車教習所協会連合会(全指連)に照会し、他県の合宿教習所を紹介すること、2種免許取得時に受講が義務付けられている「取得時講習」の予約が困難な場合には、全タク連から全国届出自動車教習所協会(全自教)に照会し、取得時講習と同一内容の「特定教習」を実施している特定届出自動車教習所の情報を提供することなどを決めている。
 このほか、優先順位の高い検討項目の選定については、▽労務委員会=経営効率を高めるための柔軟な働き方(中間休息と同様の働き方の検討)、ハローワーク求人票への歩合給を含む賃金の記載▽技術環境委員会=LPガススタンド整備支援等、LPガス容器の再検査期間の延長▽総務委員会=初任運転者登録時(新規講習会)における地理講習の廃止、申請手続きの適正化や補助メニューの拡大など補助金制度の改善▽広報サービス委員会=ハローワークの積極的活用と高齢者・女性採用の取り組み、ハローワークと地域公共交通会議の連携強化▽交通安全委員会=女性乗務員の安全確保について(防犯仕切り板の設置に関する補助)、都市型ハイヤー対策、白タク対策▽地域交通委員会=デマンドタクシーの運賃・料金等について、交通空白地について(データの共有)▽経営委員会=運賃・料金(配車アプリ手数料等)、営業区域(弾力的な見直し、運用)、ケア輸送委員会=UDタクシー車両導入補助、公共的割引等の見直し―があげられている。
 ただ、例えば「都市型ハイヤー対策」については交通安全委員会の分担と説明されているものの、必ずしも道路交通渋滞や安全性の問題などの観点だけで議論するというわけでもなく、都市型ハイヤーの参入基準やその運用など、経営委員会的な観点での議論を妨げるものではないという。また、準特定地域の指定のように「より指定を解除しやすく柔軟な運用を求める意見」がある一方、「できるだけ長く現状を維持したい意見」もあり、各専門委の場で意見集約できるとは限らないテーマも散見される。
 今後の開催予定については、次回(第5回)会合を26年3月11日(予算理事会終了後)、第6回を5月13日(定例正副会長会議終了後)、第7回を6月3日(同)で予定している。
〔12月13日号関東・関西統合版掲載〕  <Topへもどる>
2025年12月13日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】最賃引き上げ対応検討小委を新設/東タク協 労務委員会
【 東京 】安プラ30の考え方など示す/自動車運送事業安全対策検討会
【 東京 】日テレの報道番組に言及/東タクセン 専門紙記者懇談会
【 東京 】UD研修に11社・29人が受講/東タク協三多摩支部
【 東京 】8カ月連続で乗務員数増/全タク連 11月度充足率調査
【 東京 】制度上のNRS存続は異議なし/本州自動車G・藤原社長
【 東京 】供給不足補完が本来の目的/日興自動車G 山本社長
【 千葉 】ハロワ千葉で初の合同就職説明会/タク4社が参加 千タ協千葉支部
【 東京 】新たに22人が合格/東タクセン 英語検定
【 横浜 】119適正利用ステッカー進呈式/市消防局 神タ協横浜支部受領
【 那覇 】沖縄地区の運改要否判定へ/5割ルールをクリア
【 名古屋 】1月を「タクシーの集中監査月間」/中運局が監査実施を予告
【 東京 】筒井副委員長が退任/東洋労組 事務局5人体制へ
【 横浜 】みなとみらいにハイヤー営業所/国際自動車(横浜)が15日に開設
【 大阪 】大タ協と大タクセンに感謝状/万博輸送貢献で 近運局
【 大阪 】会期中の円滑な交通を目指して/GE 交通円滑化推進会議設置
 
2025年12月12日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】軽自動車を一般タクシーに/安い運賃設定しないことが前提条件/全タク連正副会長会議で奈タ協・池田氏
【 東京 】軽タクシーには5つの課題/国交省 重田・旅客課長
【 東京 】戦略的パートナーシップを提携/ウーバージャパンと楽天G
【 東京 】NRSを潰してはいけない/飛鳥交通G 川野代表
【 東京 】新年の目標は75歳定年の特例延長/全個協・櫻井会長インタビュー
【 横浜 】山梨地区の要請率は27.64%に/関運局 運改状況まとめ
【 横浜 】モニタリングシステム運用開始/逗子駅乗り場で会見 神タ協
【 東京 】2カ月連続の好転、やや減速感/内閣府 11月景気ウォッチャー
【 東京 】事故啓発マンガの第3弾/事業用自動車事故調査委員会
【 徳島・新潟 】タクステーション新潟がPCCに/電脳交通 3拠点目に
【 東京・大分 】大分と三重でサービス開始/DiDiモビリティジャパン
【 東京・群馬 】群馬クレインサンダーズと連携/相乗りサービス・ainori
【 東京 】DX活用で採用数4倍の具体例など/newmoがオンラインセミナー
【 京都・札幌 】他社よりも最大40%安くなる/札幌エムケイが17日、運改実施
【 横浜 】法人文警4件、車停1件/関運局 11月ハイタク行政処分
 
2025年12月10日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】自動運転で変わるRSの本質/S.RIDEとの連携は陣営の体制強化に/大和自動車交通 大恷ミ長
【 東京 】特区・武三は6万3957円/東タク協 10月原計輸送実績
【 東京 】道運法「能率的経営」軽視を批判/自交総連東京地連 徳永委員長
【 東京 】大手4労旗開き日程決まる/全自交東京地連が発表
【 東京 】交通関係優良団体大臣表彰/国交省 受章者を決定
【 東京 】次期総合安全プランで意見交換/自動車運送事業安全対策会議
【 東京 】公共RS導入支援専用サイト/ウーバージャパンが開設
【 横浜 】「適正価格」での販売に理解を/全L協スタンド委・宇佐美委員長
【 大阪 】万博経て「RS不要」に変わる認識/東大阪市が地交会議と活性化協議会
【 東京・金沢 】コスロシャヒCEOと加賀市訪問/ウーバージャパン・山中代表
【 名古屋 】OptiMindと連携開始/つばめあんしんネット
【 京都 】部落差別の現状を考える/京都人権問題啓発会議が研修会
【 東京 】第23弾のゲストは稲垣吾郎さん/タク内番組「ひみつのプライム」
 
2025年12月6日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】羽田空港では150両の都市型が滞留/新規許可時の実態調査強化を関運局と協議/全タク連労務委で武居副会長
【 東京 】NRSトライアル運行を開始/東急バス 品川、大田区等で
【 東京 】計1926人が受賞/東タクセン 優良運転者表彰
【 東京 】自動運転社会実装に向けて/ITS通信研究会が会合
【 東京 】共済契約車両7000両割れに/東京ハイタク交通共済協組 理事会
【 東京 】総合安全プランの目標などを審議/自動車運送事業安全対策検討会
【 東京 】英語検定 21人が合格/計2065人に 東タクセン
【 横浜 】賃金分配率めぐり議論白熱/神奈川労務改善協議会
【 東京 】行木議長を再任/全中労東京 定期大会
【 東京 】路上横臥者救護で感謝状/実用&国際自乗務員に四谷署
【 東京 】タクシー乗降など実地体験も/三幸自動車が「青空教室」
【 東京 】いいやまRSの実証実験/ニアミー&長野交通
【 大阪 】運営判断を考える時期に/近自無協が理事会開く
【 千葉 】第2弾は35歳の元自衛官/三ツ矢エミタスのYouTube
【 東京 】海外配車アプリと連携へ/S.RIDE 26年春から
【 福岡 】26年3月での解散を発表/宗像西鉄タクシー
 
2025年12月5日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】都市型ハイヤー事業者数3年で8割増加/違法行為の実態調査 これまでに12回/衆院国交委で石原・物流・自動車局長
【 東京 】パワハラ被疑に一般論貫く/金子国交相 定例会見で
【 東京 】労働時間規制緩和に/上野厚労相 定例会見
【 東京 】掲示板不貸与は不当労働行為/中労委が両当事者に交付
【 東京 】経営改善には通達の正確な理解を/全タク連 追加の経営委員会
【 東京 】改定増収率「一桁と聞いている」/乗務員指導委で野副会長
【 東京 】「12月は死亡事故ゼロ」と決意/東タク協事故防止委で坂本氏
【 札幌 】公共RS+タクシー応援隊/洞爺湖町で「全国初のケース」
【 横浜 】モニタリングシステム運用開始/9日から逗子駅乗り場で 神タ協
【 東京 】27人の新規加入申込を承認/途中脱退5人 東個協理事会
【 東京 】日交 スポンサー契約締結/プロサーファー 大原選手と
【 東京 】小学生がタクシー会社で「町探検」/大和保谷 2回目の受け入れ
【 横浜 】山梨地区の要請率11.66%に/関運局が運改状況まとめ
【 東京 】山三交通が山三に統合
【 大津 】「即戦力」の期待込め/滋賀で自衛官対象の就職説明会
【 東京 】エコドライブシンポを開催/エコドラ推進協&エコモ財団
 
2025年12月3日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】次期交通政策基本計画案をまとめ/社会資本整備重点計画案と「車の両輪」/社整審・交政審の両計画部会が合同会議
【 那覇ほか 】自動運転EVバス有償運行開始/豊見城市で第一交通産業ら5者
【 横浜 】京浜、3カ月ぶりに増加に転じる/11月末年齢別法人運転者証交付数
【 東京 】高い評価とサービス向上求める声/都個協 個タク利用者懇談会
【 東京 】「一番危険な事故をなくす」/中労協が定期大会
【 東京 】「大枠のルール協議は有り難い」/中労研・坂本会長があいさつで
【 東京 】P・Bとも3カ月ぶりに上昇/LPGの11月CP
【 東京 】路上横臥者救助で感謝状/渋谷署 Gキャブ、km乗務員に
【 東京 】どうする?ZOOする!/GOが「ズートピア2」とコラボ
【 東京 】独自AI活用のタクシーを運行/ニアミーと四国交通
【 東京 】ウーバータクシー全国展開完了へ/1日から富山など6県で運用開始
【 東京 】東都無線協組8社で「楽天ペイ」/1日から1816両で利用可能
【 東京 】1年で累計1万3400人が利用/eナスバ運行管理者等指導講習
【 横浜 】山梨でも運改要請がスタート/2月27日まで 関運局
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版
組合員減も当期純利は1567万円
            所属1091両に 関協が通常総会
【大阪】関協(古知愛一郎理事長)は14日、大阪市中央区の「アークホテル大阪心斎橋」で通常総会を開催し、事業報告および決算関係書類を原案通り承認した。今期の関協は、所属台数が前期比150両減の1091両となった。組合員数は4社(東京・日本交通、梅田交通第三、コスモオレンジキャブ大阪、梅田興業)が脱退し、新たに大阪バスが加入した結果、20社となった。無線車は独立採算制による事業終了に伴い、期末で0両(226両減)となった。
 チケット等の取扱高は、組合員数減少の影響で前期比8965万7000円減(1.5%減)の59億7228万8000円。無線配車回数は配車アプリ利用の増加を背景に前期比3000回減(36.9%減)の4000回となった。一方、決算面ではキャッシュレス決済手数料収入の増加と人件費など諸経費の削減により、事業利益は1587万9000円を確保。事業外利益は8万2000円で、法人税等を除いた当期純利益は1567万5000円となった。剰余金処分として2052万5000円を利用分量配当金に充当した。
 冒頭あいさつで古知理事長は、「タクシーを取り巻く環境は大きく変化している。大阪・関西万博を巡ってもライドシェア問題が取り沙汰されたが、万博ライドシェアや『なにわモデル』を含め、皆さんの協力で何とか凌ぐことができた。結果としてタクシーが(緊急時輸送にも)最も貢献したとして万博協会から感謝も受けた。『タクシーで賄える』という坂本会長の考えが証明された形で良かった」と振り返った。さらに「自動運転はすぐには来ないとしても、アプリ利用、キャッシュレス化は今後ますます進むだろう。事業協組の取り組みの中に取り込み、皆さんの協力を得ながら発展を期していきたい」と述べた。
 議長を務めた山根成尊・副理事長は、10月31日と11月17日にUSJ周辺で実施された府警の一斉取締りに言及し、「駐車違反検挙が多く出ている。すぐに解決できる問題ではないが、近隣住民に迷惑を掛けているのは事実で、古知理事長(大タ協副会長)とともに現場視察を行った。タクシーの利便性確保との両立を図る対策を協議しており、まとまり次第協力をお願いしたい」と語った。閉会に当たり、馬場毅・副理事長は「12月も半ば。きっと今日から忙しくなる。来年も引き続き協力をお願いしたい」とあいさつした。
〔12月13日号関西版掲載〕 <Topへもどる>
2025年12月13日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】事故防止徹底へ決意新たに/大阪交通共済協組が役員忘年会
【 京都 】厳しい状況に関する認識を共有/京タ協地交推進委・北部分科会
【 大阪 】街頭指導944件に増加/大タクセン、11月街頭指導結果
【 大阪 】11月の乗禁指導件数は21件/自主街頭指導検討会
【 大阪 】「生成AI、どう活用できるか」/商都交通 三野社長
【 大阪 】11月の総数は81件/大運支局 苦情申告件数
【 大阪 】大タ協と大タクセンに感謝状/万博輸送貢献で 近運局
【 大阪 】「お友達資本主義」批判/日本城タクシー 坂本社長
【 京都 】JR京都駅八条口周辺を清掃/京タ協参加の「まちの美化事業団」
【 京都 】京タ協の15社を表彰/事故防止コンとセーフティラリー賞
【 東京 】8カ月連続で乗務員数増/全タク連 11月度充足率調査
【 神戸 】兵協 選挙管理人を選任
【 大阪 】事故共済状況を確認/全大個協組が審査委員会
【 大阪 】自動車会議所の坂田会長が死去
【 大阪 】OMタク→OMタク第2に8両
 
2025年12月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】旅客輸送の貢献で万博協会が感謝状/年内最後の理事会開く 全大個協会
【 東京 】軽自動車を一般タクシーに/全タク連正副会長会議で池田氏
【 奈良 】運賃改定で意見交換も/奈タ協経営委員会
【 大阪 】タクシー事業者に参加呼びかけ/1月開催の地域公共交通ブロック会議
【 神戸 】神戸・阪神間は前年比増/兵タ協 9・10月の原計輸送実績
【 神戸 】「公共交通の意識持ち補助要請を」/荒井タクシー・信原会長
【 東京 】DX活用で採用数4倍の具体例など/newmoがオンラインセミナー
【 京都 】隣接の笠置町と広域連携運行/南山城村の公共RS「村タク」
【 大阪 】タク事業への生成AI活用も/大タクセン 指導主任者研修会
【 東京 】楽天と戦略的パートナーシップ/ウーバー 発表会にCEO出席
【 神戸 】「しおかぜ」の運行報告など/神戸市域公共交通活性化協議会
【 大阪 】年末年始の輸送安全総点検/局長視察は12月11日
【 大阪 】年末の交通事故防止運動実施中/大阪府交通対策協議会
【 大阪 】「失敗万博」パネルディスカッション/東宝・日本城G坂本代表らが12日
【 徳島・新潟 】タクステーション新潟がPCCに/電脳交通 3拠点目に
【 札幌 】下限運賃、5・3遠割継続/札幌エムケイ 冬季割増も実施せず
【 神戸 】神戸個人事業組がUDタク研修/来年2月 車いすでの試乗体験も
【 東京 】事故啓発マンガの第3弾/事業用自動車事故調査委員会
 
2025年12月10日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】万博経て、認識は「RS不要」に/東大阪市が地交会議と活性化協議会
【 大阪 】万博貢献の大タ協、全大個協会など/近運局と万博協会が感謝状
【 東京 】次期総合安全プランで意見交換/自動車運送事業安全対策会議
【 大阪 】建て替え、大規模改修の積み立て等/大タクセン評議員会で説明
【 横浜 】「適正価格」での販売に理解を/全L協スタンド委・宇佐美委員長
【 京都 】「個タクの日」街頭キャンペーン/京都地方協会が烏丸口乗り場で
【 神戸 】阪神個人協組は西宮北口で
【 大阪 】DX推進に向けた事業説明会/本省のオンライン配信を案内
【 大阪 】大阪交通共済協組が役員忘年会
【 東京 】公共RS導入支援専用サイト/ウーバージャパンが開設
【 東京・金沢 】コスロシャヒCEOと加賀市訪問/ウーバージャパン・山中代表
【 東京 】海外配車アプリと連携へ/S.RIDE 26年春から
【 大阪 】グループ会社社長に畠山氏/日本交通G関西
【 京都 】北川専務が退任、相談役に/弥栄自動車が役員変更届
【 京都 】部落差別の現状を考える/京都人権問題啓発会議が研修会
【 大阪 】新大阪タク→達磨交通へ譲渡譲受
【 神戸 】富士タクシーが車庫増設
【 京都 】京都で新たに都市型の許可申請
 
2025年12月6日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】USJ周辺の違法客待ち現場を視察/大タ協幹部、大運支局、タクセンと
【 奈良 】「担い手不足」解消が喫緊の課題/局長懇談会で奈タ協・池田会長
【 大阪 】相変わらず恒常的車両ぎれなし/大タクセン 11月輸送実態調査
【 大阪 】個タクをめぐる最近の情勢/近運局の西野・自交部長が講演
【 京都 】新議長に兼元副議長/未来創造会議が持ち出し総会
【 和歌山 】運賃改定の進捗状況など報告/和タ協 正副会長会議
【 京都 】配車アプリ待機の注意文書発出/京都業セン 金閣寺郵便局前
【 奈良 】公共RS実証運行を正式に告知/大和高田市 市民に対し
【 和歌山 】「物流Gメン」集中監視/和運支局 京奈和道で
【 神戸 】日交G関西 定額運賃開始/神戸市域と関西3空港
【 大阪 】北大阪急行乗り場の運用再開/10日から 箕面船場阪大前駅
【 東京 】自動運転社会実装に向けて/ITS通信研究会が会合
【 東京 】総合安全プランの目標などを審議/自動車運送事業安全対策検討会
【 大阪 】騒音の不正改造を7台摘発/近運局 夜間の特別街頭監査
【 和歌山 】紀北交通が「サクラ交通」に
【 神戸 】三田観光バス本社営業所を新設/三田タクシーとの合併に伴い
 
2025年12月5日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】運営判断を考える時期に/近自無協理事会 移動局1万割り込む
【 神戸 】「特定大型の車種区分変更は違法」/大成交通が行政訴訟
【 大阪 】法人運転者1万8977人/大タクセン 11月の運転者証等交付
【 大阪 】都市型ハイヤー事業者講習会の資料/近運局 ホームページで公表
【 大阪 】なんばゲストにDJ KOO氏/大タ協 飲酒運転撲滅キャンペーン
【 大阪 】産経朝刊に2段広告/全大個協会「個タクの日」PR
【 京都 】二条城乗り場の違反行為で処分/業務センターが注意文書
【 大阪 】都市型ハイヤーの現状など学ぶ/関西ハイタク女性会
【 大阪 】「中核リーダー」新たに27人/全個協近畿支部が認証
【 大阪 】適正化諮問委員の交代など/大タクセン 理事会承認
【 大阪 】近運局が事故防止セミナー/26年2月 点呼機器の展示会も
 
2025年12月3日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪市域、4万6千円台を維持/運改の11月に高まる期待
【 奈良 】タク事業者との連携で公共RS導入を/奈タ協幹部との懇談で奈良県
【 和歌山 】和歌山市域準特協、12日に書面開催
【 東京 】インボイス「2割特例」延長見送り?/一部「課税逃れ」で政府・与党
【 大阪 】「需要あっても入れない」/関空「その他ハイヤー」実験で山根氏
【 神戸 】神戸空港ICタグ中止を改めて説明/兵タ協 神戸・阪神間支部臨時総会
【 大津 】「即戦力」の期待込め/滋賀で自衛官対象の就職説明会
【 大津 】県下の交通事故死者数が倍増/滋タ協 年末年始へ注意喚起
【 大阪 】予告停電で全業務正午終了/大タクセン 12日午後は電話も不通
【 神戸 】新運賃、営収は順調に推移/神戸個人 「まさか」の初乗り下車も
【 大阪 】新たに9氏に認可書授与/全大個協会 事業開始説明会も
【 東京・大阪ほか 】車内汚損時の清掃料金請求/日交G関西 利用者向け告知
【 東京 】1年で累計1万3400人が利用/eナスバ運行管理者等指導講習
【 東京 】LPGの11月CP 3カ月ぶり上昇
【 大阪 】新たな組合専用アプリ導入/日タク労組 定期大会
【 那覇ほか 】自動運転EVバス有償運行開始/豊見城市で第一交通産業など
【 東京 】ウーバータクシー全国展開完了へ/1日から和歌山など6県で運用開始
【 東京 】独自AI活用のタクシーを運行/ニアミーと四国交通
【 京都 】奉天交通が運賃・料金変更申請
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