ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2026年1月1日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

GX、DXの潮流の中で使命を果たしエッセンシャルサービスの一翼を担う
   全国ハイヤー・タクシー連合会会長 川鍋 一朗

 令和8年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
タクシー事業は、地域の日常生活や社会経済活動を支える地域公共交通機関として欠かすことのできないエッセンシャルサービスの一翼を担い、地域社会の安心と便利を守る使命を果たしております。
また、タクシーの供給力向上について、2種免許取得の効率化等支援措置を活用して業界を挙げてタクシードライバーの増員を図っており、昨年11月末のドライバー数は、運賃改定の効果もありコロナ禍発生直後の令和2年3月末と比較して87.1%まで回復してまいりました。
加えて、交通空白地域において、乗合タクシーの普及促進、全国における日本版ライドシェアの展開、公共ライドシェアとの連携等公共交通機関の役割の補完を図るなど、国土交通省交通空白解消本部や自治体等の関係者と連携しながら、地域や利用者のニーズに応えて安全・安心かつ質の高いサービスを提供しております。
 私たちタクシー事業者は、少子・高齢化社会の急速な進展並びにGX(グリーントランスフォーメーション)、DX(デジタルトランスフォーメーション)の大きな潮流の中、地域公共交通機関として課せられた重要な使命を果たすため、
●利用者利便の向上及び需要拡大に向けたスマホ配車の普及促進及びキャッシュレス化の推進
●交通空白の解消に向けた人材確保対策の推進
●「事業用自動車総合安全プラン2025」に基づいた交通事故防止の徹底
●2050年カーボンニュートラル達成を目指し、電気自動車の普及促進等による環境対策の推進
●ユニバーサルデザイン(UD)タクシーの普及促進等によるケア輸送体制の整備
●妊婦応援タクシー・育児支援タクシーの普及促進による子育て支援の推進
●地方自治体、地域の観光事業者と一体となった観光地における二次交通ネットワークの充実
等諸施策を引き続き推進し、タクシー事業の進化に努めてまいります。
 一方、地方においては、経営の改善、乗務員不足、地域別最低賃金の大幅な引上げ等様々な課題があることから、当連合会に私が本部長となって「地方タクシー事業再生・進化推進特別本部」を設置し、主として地方事業者から寄せられた様々な意見・要望に取り組んでおります。
ところで、空港、観光地等における白タク及び都市型ハイヤーによる客引き、名義貸し等の悪質な違法行為がこのところ大きな問題となっています。関係機関との連携を強化して違法行為の撲滅に取り組んでまいります。
 また、いわゆる欧米型のライドシェアは、事業主体が運行及び車両整備管理等について、民事・刑事上の法的な最終責任を負わない点が最大の問題で、加えて、運転者を独立した個人事業主と位置づけ、厳格化する労働関係法令の規制を逃れようとするもので、ワーキングプア層を増加させ、交通渋滞や事故を増加させるとともに、CO2排出量を増大させ、2050年カーボンニュートラル実現にも逆行するものです。
 私どもハイヤー・タクシー事業者は、地方創生を担う重要な社会インフラであるという認識の下、今後とも国民に対する安全・安心な輸送サービスを確保すべく、業界一致団結し、労働組合、個人タクシー業界、バス業界、自動車メーカー、消費者団体、「交通の安全と労働を考える市民会議」そして全国の地方自治体と緊密に連携し、ライドシェア新法の制定に断固として反対してまいります。
 最後に、自動運転については、アメリカや中国ではドライバーが乗車しないタクシーが商用として実用化され、国内においてもタクシー事業者による自動運転タクシーの情報収集のための試験運行が始まっています。中長期的な生産年齢人口の減少を踏まえると、自動運転タクシーはタクシー供給力の確保のための有効な手段となるものと期待されることから、現在のタクシー事業と同等か、それ以上の安全性がタクシー事業者の責任において確保されることを基本として、タクシー業界における運行管理、整備管理等の経験の蓄積を還元できるよう、社会実装のための制度のあり方等についての検討に積極的に参画し、移動の未来を託すべき自動運転タクシーの実用化に向け、主体的に関与してまいります。
 結びに、皆様の益々のご健勝とご発展を祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
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No.1070 1月1・5日合併号   主な内容
年頭所感
:櫻井敬寛(全個協会長)
:寺岡洋一(全ト協会長)
:野公秀(関自無協会長)
:伊藤 宏(関東ハイタク協議会会長)
:坂本栄二(大タ協会長)
:筒井基好(京タ協会長)
:大久保恵美(兵タ協会長)
:池田英憲(奈タ協会長)
:田畑太郎(滋タ協会長)
:藤田礼子(関東運輸局長)
:服部真樹(近畿運輸局長)
:織田陽一(東京運輸支局長)
:本田泰彦(大阪運輸支局長)
:小川敬二(交通労連ハイタク部会長)
:溝上泰央(全自交労連委員長)
:庭和田裕之(自交総連委員長)
:町田 栄一郎氏(東京ハイタク交通共済理事長)
:信岡弘二(全大個協会長)
:渡辺佳英(東タクセン会長)
:川村泰利(全福協会長)
:中村晃一郎(ナスバ理事長)
:山田耕司(全L協会長)
:山田能成(都スタ協会長)
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
規制の緩和、強化、明確化を並列に」
        今後は新設の日本成長戦略会議と連携
                規制改革推進会議 本会議開く
【東京】政府は24日、規制改革推進会議(議長=冨田哲郎・JR東日本相談役)の本会議会合を開き、26年夏までをサイクルとして審議を進め、5月頃を目途に答申を取りまとめることを決めたほか、規制・制度改革の今後の検討課題案について審議し、「国民生活に密着し社会・経済的に重要性が高い分野について、時代や環境の変化、テクノロジーの進化に合わせて、規制の緩和・強化・明確化といった適正化も含め、必要となる利用者目線の規制・制度改革を徹底する」との方針を固め、政府が設置した日本成長戦略会議と連携して取り組むこととした。従来の規制の緩和一辺倒から、規制の「緩和」「強化」「明確化」との表現が並列で盛り込まれたことも同会議のスタンスの微妙な変化を窺わせる。
 規制・制度改革の今後の検討課題案については、重要性が高い分野について規制の「緩和」「強化」「明確化」を「適正化」と位置付けるとともに、「強い経済の実現」と「地方を伸ばし、暮らしを守る」を二本柱として取り組むとしている。具体的な課題として、強い経済の実現についての施策では、「AIの社会実装の促進」「労働時間法制に係る政策対応のあり方」「新技術(ドローン等)の社会実装の促進」「GX等への投資の促進」などをあげている。地方を伸ばし、暮らしを守る施策では、「暮らしの安全確保」「外国人との秩序ある共生社会の推進」「自動車関係諸手続き等の効率化と利便性向上」「全国における移動の足不足の解消(ライドシェア等)」などがあげられた。ただ、「全国における移動の足不足の解消(ライドシェア等)」については、他の政策項目と異なり、この1行が記載されているだけで具体的な取り組みの深掘りは一切記述されておらず、淡泊な取扱いにとどまっている。特にライドシェア問題をこれまで取り扱ってきた「地域活性化・人手不足対応WG」はこの日の本会議までに一度も開催されておらず、熱量の低下が窺えるとの見方もできそうだ。
 日本成長戦略会議との連携については、1月の規制改革推進会議中間答申や5月の本答申を日本成長戦略会議の議論に反映することとしている。来夏の答申後は新たな課題を掘り起こすなどした上で、互いの議論に反映し合っていくとしている。規制改革推進会議において当面想定される先行的な検討事項例には「労働市場改革関連」があげられており、労働時間法制等のあり方について審議するという。
 高市早苗首相は、「様々な検討課題について、スピード感を持って具体的な審議を進めていただき、来夏には規制改革実施計画を策定する予定なので、その前に答申を取りまとめていただきたい。可能なものについては、中間的な成果を早急に取りまとめてほしい」「日本成長戦略本部(戦略会議に先立って発足)とも連携しながら、労働時間法制の問題もあり、働き方改革関連法の施行から5年を経過しており、その施行状況や労働時間の動向を勘案しながら検討しなくてはならず、生産性の高い柔軟な働き方の推進につながるよう是非検討をお願いしたい」と要請した。
〔12月27日号関東版掲載〕  <Topへもどる>
2025年12月27日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】全国平均が再び100%割る/全タク連 対19年比サンプル調査
【 東京 】法人運転者3カ月連続で減少/三多摩 11月の運転者証交付数
【 東京 】検討体制、対応方向性など審議/日本成長戦略会議 第2回会合
【 東京 】ESは地域経済の基盤/地域生活維持政策小委員会
【 東京 】47都道府県への展開は通過点/GO・中島社長 本紙に語る
【 東京 】落とし物クラウドは順調に経過/東タク協 高林・広報委員長
【 東京 】交通事故防止の徹底など求める/東タク協 警視庁の要請受け
【 東京 】新規加入者、参事の就任を承認/日個連都営協 理事会
【 東京 】感謝込めてマスクを車内配布/東京ハイタク労働団体
【 横浜 】乗り場映像を期間限定で一般公開/神タ協 鶴見駅東口モニタリング
【 福岡 】普通車初乗り1キロ600円へ/宮崎ブロックの新運賃公示
【 横浜 】茨城、栃木でも「運改必要」/関運局 要否判定結果を公表
【 東京 】26年1月25日に旗開き/日の丸自動車労組
【 徳島・甲府 】業務後自動点呼の運用を開始/山梨・相互タクが「電脳点呼」導入
【 熊本 】官民連携の新運営管理組織に向け/熊本市 公共交通に関する特別委
【 東京・徳島 】宍喰地区で公共RSの実証運行/キヤノンビズアテンダら
【 東京 】「コンプラ壊国論」の再編集版/京大・藤井教授本 扶桑社が発売
【 東京 】川邊氏が会長退任へ/後任は未定 LINEヤフー
 
2025年12月25日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】環境性能割を26年3月31日で終了/エコカー減税は2年間延長+激変緩和措置/自民・維新 与党税制改定大綱を決定
【 東京 】5日に渡る特別街頭指導/東タク協 延べ90社90人を動員
【 東京 】特定技能の分野別運用方針案/補助要員で同乗など 有識者会議
【 東京 】事業者の指導に努める/堀川議員の質問主意書へ回答
【 東京 】にぎやかに餅つき大会/グリーン新町労組
【 東京 】地域住民の足を守るための方策/第一交通産業 田中社長
【 東京 】NRSは選択肢の一つとすべき/代々木自動車・西澤社長
【 東京 】26年度事業計画骨子案を提示/全個協支部代表者会議
【 横浜 】TDMの今後の進め方を協議/Gエキスポ 交通円滑化評価会議
【 横浜 】感謝と継承 創立40周年祝賀会/神奈川ハイタク経営研究会
【 さいたま 】埼乗協の三上会長らが出席/埼玉県 移動等円滑化評価会議
【 仙台 】冬季割増含め増収率11.64%/青森地区の新運賃公示
【 仙台 】秋田地区も「運改が必要」/東北運輸局 要否判断示す
【 名古屋 】福井地区でも運改スタート/第一号はケイカン交通
【 千葉 】菊池支局長が各乗り場を視察/千運支局 年末の街頭指導
【 大阪 】全大個協会、大タクセンらに感謝状/万博協会が授与式を開催
【 千葉 】京成ファミリーフェスタに参加/京成電鉄タクシーHD
【 千葉 】公式インスタとTikTok/三ツ矢エミタスHDが開設
【 静岡 】ゆびたくforLINEに予約機能/システムオリジンが実装
【 徳島 】郵便局80局で配車用QR実証/電脳交通×沖東協組×日本郵便
【 大阪ほか 】ひのまりんの弟がデビュー/日の丸HG 公式キャラ
 
2025年12月20日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】都市型問題「東タク協と課題は共有」/オンライン講習会等の実施も検討?/定例会見で 関運局・佐藤部長
【 横浜 】運行拡大を41社が実施/繁忙期におけるNRS
【 横浜 】管内初 都市型事業者の取消/違法行為等で90点超 関運局
【 東京 】白タクの摘発件数が過去最多/警察庁 102人中53人が外国籍
【 東京 】33駅・38カ所で一斉実施/東タク協三多摩支部 街頭指導
【 東京 】「違法営業なくてほっとした」/街頭指導を織田支局長が視察
【 横浜 】新年賀詞交歓会次第を承認/神タ協 定例役員会
【 横浜 】9割が運改ごとに賃金見直し必要/会員アンケート調査結果 神タ協
【 千葉 】業界全体への訴えが必要/客引き問題に千タ協・齋藤会長
【 横浜 】特区・武三は0.1%の微増/関運局 原計輸送実績11月分
【 東京 】観光局 訪日外客数11月分公表
【 京都 】新年度からの実施も視野に/京タ協が運賃検索実証実験
【 東京 】次期国会提出視野の4項目を指示/国交省「交通空白」解消本部
【 東京 】労政研が12月末日で解散/星野会長 報告書を発出
【 東京 】秋闘集約、来春闘方針骨子示す/自交東京が中央委開く
【 東京 】田無警察署から表彰/三和交通多摩・小平営業所
【 東京 】帝都自交の乗務員に感謝状
【 大阪 】「新時代のタクシー営業所」始動/夢洲交通森ノ宮営業所が営業開始
【 大阪 】タクシーでは大タ協と大タクセン/万博輸送に近運局が感謝状
【 仙台 】宮城地区運改 要否判断へ/申請率は53.8%に
【 福岡 】日新交通ら3者が口火/福岡市域での運改スタート
【 東京 】経済フォーラムで優秀賞/シェア乗りが評価 ニアミー
 
2025年12月19日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】「都市型の違法行為等は減少している」/安全総点検で自ら4カ所を視察/関運局・藤田局長が定例会見で見解
【 東京 】車いすの乗車拒否率は減少/東タク協ケア輸送委正副委員長会議
【 東京 】取りまとめ案で概ね合意/交政審 地域交通部会
【 東京 】法人運転者の3ケタ増続く/東タクセン、運転者証交付数11月分
【 東京 】都市型問題を喫緊の課題に/東タク協理事会で方針
【 東京 】大和株の大量買い付けなど説明/国際自動車 松本社長
【 東京 】高営収あげ順調 特定技能外国人/武居副会長 ビザ待機日数短縮へ
【 東京 】公共RSの運行管理共同化など/パイロット・プロジェクト第6弾
【 東京 】タク犯罪は減少傾向に/東タク防犯協力会 管理者等講習会
【 東京・札幌 】今期は計19社54両/「ニセコモデル」の取組結果
【 横浜 】山梨運改が66.23%に/5割ルールクリア 関運局
【 名古屋 】インボイス2割特例延長訴えたい/三嶋氏 日個連事業協組理事会
【 東京 】「ジェンダー主流化」を考える/女性タクシー経営者の会定例会
【 東京 】3部門計30社を公表/DRIVE CHART Award
【 徳島 】新幹線とタクシーの予約を連携/電脳交通ら3者 実証実験
【 東京 】台湾のスタートアップと提携/ティアフォーが発表
【 千葉 】元介護タクドライバーに密着/エミタス Youtube第3弾
 
2025年12月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】大阪府下、「特区民泊を終了したい」/29市町村+河内長野市の一部が回答/国家戦略特区等WGでヒアリング
【 横浜 】上限から14段階を刻む/関運局 実施は26年1月16日から
【 東京 】藤田局長が羽田空港などを巡回/関運局 年末特別街頭視察を実施
【 横浜 】関運局 山梨地区を要否判定へ/要請率54.33%に
【 東京 】休息期間11時間義務化の方向/武居副会長 労基法改正に言及
【 東京 】陣営強化に繋がるなら歓迎/グリーンキャブ・野社長
【 東京 】大和自交王子を分割し豊島を新設
【 名古屋 】初のブロック基幹団体が誕生/日個連事業協組 理事会
【 東京 】落とし物の横断検索が本格始動/findチャット内にて
【 横浜 】原・神タクセン会長の講演聴く/神タ協横浜支部が特別講演会
【 千葉 】グループ就職合同説明会に出展/京成タクシーセントラル
【 東京・秋田 】B1群馬に続き秋田とも連携/相乗りサービス・ainori
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版
1年単位の許可延長にも「慎重な検討必要」
            国政 全大個協会に一定の回答
【大阪】全大阪個人タクシー協会(信岡弘二会長)は先ごろ、立憲民主党大阪府総支部連合会(森山浩行代表、尾辻かな子・企業団体委員長)から、同府連主催の「政策・制度意見交換会」(8月21日)で要望した事項について、国政(国交省、財務省)から「一定の回答が届いた」として、その内容を取りまとめた文書を受け取った。全大個協会側が要望した内容および国政からの回答(現状維持の理由、もしくは見直しを行っている場合の検討状況)は次の通り。
 @要望=ガソリン税の旧暫定税率廃止後も沖縄県におけるガソリン税軽減措置(リッターあたりマイナス7円)を維持すること→回答(財務省主税局税制第二課)=ガソリン暫定税率廃止後の沖縄県の軽減措置の取り扱いについては、今般の与野党6党間における合意において「沖縄県については、これまでの経緯や実情を踏まえ、本則税率の軽減措置を講ずる」とされており、具体的な軽減措置の内容については、今後、これまでの経緯や地域の実情を踏まえた検討が必要となるが、政府としては丁寧に検討を行っていくA要望=自家用自動車によるライドシェアは導入しないこと→回答(国交省物流・自動車局旅客課)=有償で旅客を運送するサービスについては「適切な運行管理・車両整備管理によるドライバー・車両の安全の確保」「事故時をはじめとした運送の責任」「ドライバーの適切な労働条件の確保」が大変重要だと考えているB要望=75歳定年制は維持しつつ、一定の要件を満たした事業者については、1年単位の事業許可期限の延長を認めること→回答(国交省物流・自動車局旅客課)=今年4月に業界団体より、一定の要件(脳血管疾患等のスクリーニング検査受診等)を満たした事業者について、1年単位の事業許可期限の延長について要望があった。提案にあった要件について、業界団体とともに、その有効性等を検証し、安全性の担保が可能かどうか慎重に検討する必要があるC要望=地域の事情を勘案し、個人タクシー参入の運転経歴要件を柔軟に短縮すること→回答(国交省物流・自動車局旅客課)=個人タクシーを認めるに至った目的のひとつが、長年、自動車運転の業務に従事した者に経営者となる夢を与える点にあったこと。(また)運転技能が十分であるためには、相当、長期の運転経験が必要であるという2点から、法人タクシーでの運転経験10年を基準としているところである。(加えて)タクシーの運転者の平均勤続年数は約10年であり、この点から見ても優秀適格者としての個人タクシーの運転者に、少なくとも平均勤続年数程度の経験年数を求めることは適切であると考えているD要望=個人タクシーの新規許可の申請期限を法人タクシーと同様の通年受付とすること→ 回答(国交省物流・自動車局旅客課)=個人タクシーの新規許可の申請期間は毎年9月の年1回としていますが、業界の要望を踏まえ、申請者の利便等を考慮し、2026年4月より、年1回から年3回に拡充することにしている。
〔12月27日号関西版掲載〕 <Topへもどる>
2025年12月27日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「万博特需」は約20%か?/大タ協 11月輸送実績を公表
【 大阪 】「万博に始まり、万博に終わった」/全大個協組理事会で信岡理事長
【 大阪 】3月から市内全域にエリア拡大/大阪市 AIオンデマンド検討会議
【 大阪 】「質の向上図り、完成型に」/ワンコインG・町野代表
【 大阪 】「大阪のタクシーを守る闘い」/大タ協・坂本会長
【 和歌山 】「地域と協働で移動の足確保を」/和タ協 豊田会長
【 京都 】八坂神社参道にライブカメラ/京都市と市観光協会 年末年始に
【 京都 】100年時代の労働環境を/京タ協 高齢者雇用促進GL説明会
【 大阪 】1月からDサイネージ広報/大タ協 梅田・難波で展開
【 神戸 】理事6人で活動を展開/神戸個人協組が街頭指導
【 大阪 】1月16日に代表者新年会/大阪交通共済協組
【 大阪 】春闘職場討議案討論集会開催/私鉄関西ハイタク労連
【 大阪 】四條畷署の年末警戒部隊発隊式/ダイトタクシーGが参加
【 札幌 】「一般他社より26%安い」/空港定額宣伝の札幌エムケイ
【 奈良 】無線配車受付終了を午後5時に/カイナラタクシー 21日から
【 静岡 】ゆびたくforLINEに予約機能/システムオリジンが実装
【 徳島 】郵便局80局で配車用QR実証/電脳交通×沖東協組×日本郵便
【 徳島・甲府 】業務後自動点呼の運用を開始/山梨・相互タクが「電脳点呼」導入
【 東京 】「コンプラ壊国論」の再編集版/京大・藤井教授本 扶桑社が発売
 
2025年12月25日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「和をもって尊し、まずそれが一番」/梅田交通グループ 古知代表
【 大阪 】全大個協会、大タクセンらに感謝状/万博協会が授与式を開催
【 京都 】京都市域は4万1578円/京タ協 11月分原計輸送実績
【 和歌山 】「オーバーツーリズムが課題」/和タ協・田中副会長
【 大阪 】100人以上が故人を偲ぶ/坂田喜信氏 告別式
【 大阪 】合同街頭指導 1月の予定
【 和歌山 】運賃改定に対し特段意見なし/和歌山市域準特協 書面開催
【 奈良 】書き入れ時に休業の選択も/求められる「多様な働き方」
【 大阪ほか 】ひのまりんの弟がデビュー/日の丸HG 公式キャラ
【 大阪 】26年の活動予定を決定/全自交大阪地連が執行委員会
【 神戸 】26年2月に兵タ協と労使懇/全自交兵庫 執行委員会
【 大阪 】26年1月から英語試験を開始/大タクセン グローバル化睨み
【 京都 】五条通で夜間の特別街頭検査/不正改造車7台を摘発
【 大阪 】交通労連関西地総、1月10日年賀会
 
2025年12月20日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「万博対応と運改がWトピック」/大タ協忘年理事会で坂本会長
【 大阪 】トランクサービスの料金設定要望へ/山根委員長が全タク連経営委報告
【 大阪 】デジタルサイネージ活用で広報展開/大タ協・広報サービス委員会
【 京都 】「会費見直し」を正式承認/京タ協が忘年理事会
【 京都 】新年度からの実施も視野に/京タ協が運賃検索実証実験
【 京都 】高齢者ガイドライン説明会/京タ協が26日に開催
【 神戸 】神戸・阪神間は前年比で微減/兵タ協 11月の原計輸送実績
【 京都 】京タ協・未来創造会議 新役員
【 大阪 】タクシーでは大タ協と大タクセン/万博輸送に近運局が感謝状
【 大阪 】都市型問題や遠隔点呼学ぶ/女性部会&関西ハイタク女性会
【 東京 】白タクの摘発件数が過去最多/警察庁 102人中53人が外国籍
【 神戸 】ブロック統合、「バランス難しい」/兵タ協 河合副会長
【 大阪 】「働く人がいる限り」変化が必要/交通労連 小川・ハイタク部会長
【 京都 】個タク部会立ち上げの経緯等説明/自交京都 執行委員会
【 神戸 】財政部長に成田氏を選任/全自交兵庫 執行委員会
【 大阪 】「新時代のタクシー営業所」始動/夢洲交通森ノ宮営業所が営業開始
【 大阪 】過剰設備「嫌な時代になった」/壽タクシー・浦木山社長
【 大阪・神戸 】受験生ハイヤー送迎パック/日交G関西 販売開始
【 仙台 】宮城地区運改 要否判断へ/申請率は53.8%に
 
2025年12月19日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「全国個人タクシー部会」発足へ/自交総連 1月12日に発足式
【 京都 】往路利用は1便平均2.23人/京タ協「高台寺・清水シャトル」
【 神戸 】「取り組んだ事業が道半ば」/続投宣言の兵タ協・大久保会長
【 神戸 】「交通空白」解消にタクシーが全力/兵タ協・大久保会長インタビュー
【 神戸 】運転者証の新規交付70件/神戸市域 兵タクセン11月実績
【 東京 】インボイス特例、当面「3割」に
【 名古屋 】2割特例の延長訴えたい/日個連事業協組・三嶋理事長
【 神戸 】「バス運転士の魅力体験会」/三田市と神姫バス、担い手共創PJ
【 神戸 】合同で「個タクの日」イベント/神戸個人&全兵庫
【 和歌山 】串本タクシーが夕方・夜間の乗合/共創モデル実証運行事業に採用
【 大阪 】体制強化し本格体制へ/そらとぶタクシーが事業進捗報告会
【 大阪 】公共RSの問題点もアピールへ/自交大阪 個タクとの街宣で
【 京都 】RS反対、21回目の街宣/京都個タクと労働団体
【 東京 】都市型問題を喫緊の課題に/東タク協理事会で方針
【 東京・札幌 】今期は計19社54両/「ニセコモデル」の取り組み結果
【 大阪 】全大個協組 傘下の2支部が解散へ
【 徳島 】新幹線予約とタク配車連携/電脳交通 高崎駅で実証実験
【 松山 】近傍連が新年度役員選出
【 京都 】療養施設にHV車寄贈/エムケイHDのチャリティ活動
 
2025年12月17日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪府下の特区民泊「終了したい」/国家戦略特区等WGに29市町村
【 京都 】インボイス「2割特例」継続を訴え/全京総代会で家段理事長
【 大阪 】都市型ハイヤー11両、法令違反なく/近運局 11月の抜き打ち街頭監査
【 京都 】全京 永年功労者28人表彰
【 奈良 】処分規程など明確化/奈タ協が定款一部改正
【 神戸 】JR三ノ宮駅等で乗り場調査/兵サセンと兵陸部が合同で
【 大阪 】中華系事業者が増大する理由/大タ協・坂本副会長
【 大阪 】「タク未稼働枠の暫定活用継続を」/南タクシー・大岡理人社長
【 大阪 】全大個協組 事業委員会開く
【 東京 】休息期間11時間義務化の方向/26年労基法改正で 武居副会長
【 名古屋 】初のブロック基幹団体が誕生/日個連事業協組 理事会
【 大阪 】25人の加入「認可条件」で承認/全大個協組・総務委員会
【 訃報 】洲見・互助協組前理事長が死去
【 訃報 】坂田・大ト協会長の葬儀 20日に
【 大阪 】K2ジャパン 全車両譲渡で廃止へ
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