ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2025年4月7日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信
「交通空白」は解消しているのか?
          ―国交省と内閣府 現状認識の違い
 国交省は3月19日、「交通空白」解消・官民連携プラットフォームの2回目の会合を開き、同省「交通空白」解消本部設置後のこれまでの取り組み状況などを報告した。その中では、全国の自治体において交通空白解消のツールを活用した課題の解決が前進しつつあるとし、日本版ライドシェア・公共ライドシェアの浸透を評価してみせた。一方、内閣府では地域住民や観光客、宿泊・飲食業者などを対象としたアンケート調査を年明けから実施し、「移動の足不足」は昨年中と比べて解消へと進んでいないとする結果を3月28日開催の規制改革推進会議・地域活性化・人手不足対応ワーキンググループに報告している。委員からは早速食い違いを指摘する声もあがっているが、移動の足・観光の足不足解消の現状はどういったものか、国交・内閣両府省の報告内容を対比して紹介してみたい。
 石破茂首相は24年10月4日の国会における所信表明演説で地方創生について、「地域交通は地方創生の基盤だ。全国で『交通空白』の解消に向け、移動の足の確保を強力に進める」と力説してみせた。
 そもそも、全国津々浦々で人口減少トレンド解消の見込みもない中で交通空白解消など実現できるのかという突っ込みドコロは満載だが、それはさておいて、内閣としてのこうした大方針に沿って国交省には大臣を本部長とする「交通空白」解消本部が設置されており、「地域の足対策」と「観光の足対策」に取り組む方針が示され、具体的方策の中核として、NRSや公共RSのバージョンアップと全国普及が掲げられている。
交通空白自治体が622→24に激減
 先月の官民連携PFでは、昨年7月の本部設置以降全国10か所の地方運輸局及びその傘下の運輸支局等により、603の自治体首長等への訪問、1318の自治体での事業者への橋渡し(課題認識の共有の場の設定など)、26の都道府県との連携した取り組み(運輸局と都道府県共催の説明会の実施など)など、自治体や交通事業者のトップから現場担当レベルまで重層的な伴走支援が行われたと報告されている(別掲1)。
 また、昨年7月時点では公共RS・NRS未着手の自治体=交通空白のある自治体は622あったものが、同年12月時点では24まで減っているとし、「全国の自治体において『交通空白』解消のツールを活用して、課題の解決に向けた動きが前進しつつある」と強調している(別掲A)。
 一方、内閣府では訪日外国人、生活者、旅行者、ホテル・旅館業者、飲食店などを対象としたアンケート調査などを年末年始に実施し(実施時期は24年12月から25年3月にかけて。対象によりまちまち)、「移動の足不足の改善状況についての検証及び25年3月時点の利用者目線での検証結果の評価」としてまとめる予定とされている(アンケート結果部分については3月28日の会議で報告、公表済み)。
 このうち、地域住民らを対象とした「生活者」へのアンケートは人口100万人以上の大都市11自治体1600件、同20万人以上100万人未満の中都市100自治体2800件、同5万人以上20万人未満の小都市383自治体2800件及び東京23区23団体800件のインターネットによる調査が民間調査会社に委託して実施されていること、調査期間が2月26日〜3月11日となっており、もっとも大規模かつ直近であること、地域に根差した普通の生活者の実感とみられることから本稿ではこれを取り上げてみる。
8割が「変化なし」と回答
 大雑把なところでは、別掲Bの通りであるが、それによると人口規模に関わりなく3カ月前(年末頃)と比べて移動の足不足の状況は「変化なし」との回答が8割を占めている。中小都市でNRSを実施している都市としていない都市に分けてみても、「変化なし」はいずれも8割近くを占めており、NRSの有無による顕著な差はないと指摘している。こうした調査結果を基に、WG委員からは国交省調査結果が現実を見ず、供給者目線だと糾弾することに繋がっているようだ。
 とは言うものの、国交省が直接に所管し、コントロール下に置いているのはタクシー事業者など供給者であり、一定の期間内に結果を出すための施策として供給者目線に陥りがちなのはやむを得ないところでもある。また、ツールとしてのNRS・公共RSであり、自治体や事業者からの申出があって、その後の事業者意向調査、事業許可申請・処分、実際の車両調達や人員の確保、運行開始等のタイムラグが生じるのは必然であり、その点を無視して利用者アンケートのみをもって糾弾されても、「それはもともとわかっていたこと」というしかない。
 また、今回の内閣府の調査ではタクシー乗務員やNRSドライバーへの調査も実施しているが、タクシー乗務員には「RSドライバーをやってみたいと思うか」「その場合、業務委託契約と雇用契約どちらで働きたいか」などの設問を行っていること、NRSドライバーに対しては、「NRSの勤務体系を選べるとしたら、どのように働きたいか」と聞き、「フレックスにより自分の都合に応じて柔軟に働きたい」との回答が75%を占めたとし、また、「雇用契約か業務委託契約のどちらかを選べるとしたら、どちらで働きたいか」と聞き、7割強が業務委託を選んだなどとしている。
 これまでの規制改革推進会議での議論では委員らの大半が業委託契約を絶賛推進中であることは明らかだが、今回の内閣府のドライバーアンケートの設問や回答からも、委員らは米国型RSの国内早期解禁をただ推進しているだけでなく、「RSを解禁したとたんにどっとドライバー候補が湧いて出てくると考えるのはなぜか」という素朴な疑問に対して、ドライバー候補は現役のタクシー乗務員を条件次第では大量にRSドライバーに引き抜けるということを調査を通じて確認したのではないかということも透けて見える。一方で、現役のNRSドライバーはフレックス制により柔軟に働きたいという者が75%を占めており、委員推奨の業務委託によるドライバー、すなわち供給者側の都合で働きたい時間に働く=供給不足が生じる時間帯であるか否かに関わらず自分の都合で供給したいということも明らかになってきた。
 アンケートはそもそも設問次第でどのようにも結論を誘導できるものではあるが、回答の読み方次第では、設問が中立的であっても恣意的に解釈もできるものである。
 今回のWGに国交省側は欠席したが、それでも公開された議論、公表されたデータからは上記のように学びはあったと言えるだろう。(了)
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No.1044 4月7日  主な内容
巻頭人物
:村澤 儀雄氏 / 東京無線協組理事長
気になる数字
42.8%
  経産省が公表した、2024年の民間の総支出におけるキャッシュレス決済の比率。
  10年の13.2%から24年には42.8%に達した。
トピックス
未着手自治体622→24に減少などを報告
             〜「交通空白」解消官民連携PF 第2回会合を開催
:「2年サイクル」は当たり前のこと 京タ協
              〜執行部が語るこの先の運賃の取り組み
:5割ルールでの運賃改定初挑戦へ
               〜大タ協 運賃改定手続等の説明会を開催
:乗り場の自主管理運営に妙案は? 宙に浮いたままの入構禁止処分
               〜神戸・三ノ宮高架下北行き乗り場
:アプリで健康管理と重症化予防 オンライン再受診と薬配送サービス
             
〜ヤマト運輸のMY MEDIA社
:兵タ協、自民党・神戸市会議員団に要望
              〜神戸市予算編成に対する要望懇談会
<Spot>水素タクシーの導入説明会 / 著者の横顔(内外交差点)
<シリーズ> 2025春闘―産別・労組はいま
              〜全中労
タクシー乗務員ら4人に感謝状
              〜渋谷署がスタートダッシュイベント
内外交差点
小泉進次郎氏はなぜ、総裁選の時にライドシェアをあれだけ主張したのか?
             
藤井 聡氏(京都大学大学院教授)
:買い物のプロである主婦が「安い」と唸った 「観光タクシー」が届ける特別な時間
             
西川 丈次氏(観光ビジネスコンサルタンツ代表)
東西往来
:女性が活躍するワーク・ライフ・バランス  / 業界からはユニオンが3年連続で受賞
この人この言葉
:冨本 哲哉氏 / 溝上 泰央氏 / 大南 昌彦氏 / 本田 泰彦氏
シャッターチャンス
:熱気冷めた議場に響いた遠吠え / 外国人乗務員とのカベは食文化
:運賃競争が生んだ事故の可能性 / タクシー選別は公益に資するか
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
先行トライアルに計8社が名乗り
       バス・鉄道事業者によるNRSへの参画
                国交省 交政審自動車部会の会合開く
【東京】国交省は3日、交通政策審議会陸上交通分科会・自動車部会(部会長=塩路昌弘・京都大学名誉教授)の会合を開き、「バス・鉄道事業者による日本版ライドシェアへの参画(先行トライアル)について」を議題とし、同トライアルへの参画意向を示している東急バス(東京)、東京バス・沖縄営業所(沖縄)、全但バス(兵庫)、いわさきコーポレーション(鹿児島)、伊予鉄グループ(愛媛)からヒアリングを実施、意見交換を行った。24年12月の前回会合で示された先行トライアルに向けてNRSにバス・鉄道事業者が参画する場合には「タクシー事業の許可を受ける場合」として東急バス、東京バス、全但バス、いわさきG傘下の鹿児島交通、種子島・屋久島交通が、「タクシー事業者とパートナーシップを組む場合」として、伊予鉄バス、伊予鉄道、伊予鉄タクシーがそれぞれ名乗りをあげた。先行トライアルの結果については今秋頃を目途に自動車部会で報告する。会合は冒頭部分以外非公開だった。
 交政審自動車部会では24年8月、10月、12月の会合でバス・鉄道事業者等によるNRS参入についてヒアリング、現地調査なども行い、前回会合では論点整理を行うとともに、先行トライアル実施の方向性を示していた。NRSへの参入については、バス・鉄道事業者がタクシー事業の許可を受けるパターンとバス・鉄道事業者がタクシー事業者とパートナーシップを組むパターンに類別。前者については、東急バス、東京バス、全但バス、鹿児島交通、種子島・屋久島交通が、後者については伊予鉄バス、伊予鉄道、伊予鉄タクシーが先行トライアルへの参画意向を示した。
 東急バスの場合、既存のオンデマンドバス運行エリアでNRSを活用した相乗り運行を行うこととし、都内の乗合バス運行エリアで、バスで対応できない輸送ニーズを補完するという。タクシー事業の許可に当たっては、最低車両数、実施時間帯等の要件緩和を求める。バス事業者としてタクシーを保有しないままタクシーの事業許可を取得し、ドライバーはバス会社の従業員を充てる。東京バス(沖縄営業所)の場合は、インバウンド需要等繁忙期の旅行者増にNRSで対応するもので、貸切バスの閑散期を中心にバスドライバー、バスガイド、事務職員等を活用する。また、沖縄本島での現行のNRS運行可能の曜日・時間帯の拡大を求める。全但バスでは豊岡市竹野地域における交通再編に合わせてNRSの導入を検討。朝夕を中心とした通学・通院とそれ以外の時間帯で移動需要が変動することを踏まえ、同一の自家用車を活用してNRSや乗合型RSの提供も検討していくとしている。バス事業者としてタクシーを保有しないままタクシーの事業許可を取得し、役所等の施設を休憩施設などとして運用、NRS・乗合型RSともにこれまでの公共RSドライバーを雇用する計画。いわさきGでは、ホテル・飲食店への移動の足を確保するためNRSを活用するとし、同グループ傘下のバス事業者がタクシー事業の許可を取得。バスの営業所とホテルが離れている種子島・屋久島では、ホテルを営業拠点(営業所、休憩施設)として活用する。ドライバーにはグループのホテル従業員やバス会社の従業員を起用する。
 伊予鉄グループ各社の場合には、タクシーの運転者が不足する時間帯(夕方以降)にNRSを活用することとし、タクシー事業許可は取得せずにタクシー事業者とパートナーシップを組む。バス・鉄道事業者とタクシー事業者との間でドライバーをシェアし、車両の使用権原に関する事項をパートナーシップ協定に盛り込む。
 今春から今夏にかけて、今回の部会会合ヒアリングに参加したバス・鉄道事業者でNRSの先行トライアルを実施。秋頃を目途に部会の会合で結果を報告する。物流・自動車局では、これらのトライアル結果を踏まえた上で、必要な制度改正を行うとしている。
〔4月5日号関東版掲載〕  <Topへもどる>
2025年4月5日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】十全交通→大和自交府中/大和自交が子会社の商号を変更
【 東京 】特区・武三は6万218円/東タク協 2月原計輸送実績
【 東京 】燃油価格激変緩和措置/延長の要望書 全タク連
【 横浜 】25年度事業計画・予算案承認/神タ協定例役員会
【 東京 】自動運転の管理の受委託/国交省が通達を制定
【 東京 】死傷事故が大幅に増加/東京ハイタク交通共済協組
【 東京 】「標語」募集のポスター選定/交通共済・事故防止対策委
【 東京 】減少幅、8年ぶりに4%割れへ/都個協の会員事業者数
【 東京 】ハイヤー賞与2万円増、表彰制度も/大和自交労組、25年春闘妥結
【 東京 】計22人の新卒者が入社/大和自交が25年度入社式
【 仙台 】東北局 人事異動(1日付)
【 名古屋 】中運局 人事異動(1日付)
【 福岡 】九運局 人事異動(1日付)
【 東京 】東タクセン人事異動(1日付)
【 東京 】グループ各社の役員人事を決定/国際自動車が取締役会
【 名古屋 】わずか1週間で5割超達成/名古屋地区の運改申請事案
【 横浜 】広島市域、広島両地区で運改開始/各2社が要請 中国運輸局
【 札幌 】帯広地区で運改要請スタート/7月1日まで受付 北運局
【 東京 】日交労、27チームで野球大会
【 東京 】月45時間、年6カ月上限が問題/東タク協 清水・労務委員長
【 東京 】滋賀地区全体で5割の壁を突破/北部地区の運改申請率68.60%に
【 東京 】7〜9月の広告枠受付開始/NT社「GROWTH」
【 東京 】次世代技術活用の新たな実証実験/ソニックス、日交観光タク
 
2025年4月4日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】登録実施機関が「うっかり失効」/既遂の登録事務等は調査の上、有効に/関運局が神タクセンに厳重注意
【 東京 】地域交通DXMaaS2.0/国交省がプロジェクトスタート
【 横浜 】4月以降も試行運行を継続/1日平均3.7回 かなライド
【 東京 】渋滞対応には機動的対策が必要/定例会見で中野国交相
【 東京 】国交省人事異動(1日付)
【 横浜 】関運局人事異動(1日付)
【 東京 】旅費規程を一部改定/宿泊費高騰のため 全個協理事会
【 東京 】総営収は8.4%増/東タク協 1月全社輸送実績
【 東京 】「率先して動いて」と訓示/東京無線が合同入社式
【 東京 】G経営認証20年制度をアピール/エコモ財団 ラッピングトラック
【 千葉 】舞浜駅でAI活用カメラ運用開始/千タ協京葉支部&タクシー運営協
【 千葉 】タクドライバー合同説明会開催/千葉県タクシー協会京葉支部
【 東京 】都内ハイヤー1万円ベアなど/日交労 25春闘を妥結
【 東京・福岡 】交通空白把握解消へ協業/WillSmartとゼンリン
【 東京 】プロパン・ブタンとも横ばいに/LPGの4月CP
【 神戸 】自民党女性党員の集いに参加/兵タ協・大久保会長
【 和歌山 】「働きやすい職場認証」拡大/和タ協 事業計画に追加へ
【 和歌山 】金・土の夜で平均約50回/和歌山市NRSの現状
【 東京・大阪 】newmoに勤怠サービス導入/LayerX「バクラク」
【 東京 】終電後でも帰れる方法を検索/S.RIDE、駅すぱあとと連携
【 東京 】大阪のナスバ病床16床を移転/1日から受入開始 ナスバ
【 東京 】新MCに山下健二郎さん/NT社のHEADLIGHT
 
2025年4月2日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】29年までの5年を集中取組期間に/「省力化投資促進プラン」を5月目途に策定/新しい資本主義実現会議で石破首相
【 東京 】交通空白解消パイロットP実証事業/国交省が実施者の公募を開始
【 東京 】地交計画等のアップデート/国交省がガイダンスを公表
【 東京 】大阪・兵庫で計1679両に/日交が大バスGの2社を買収
【 東京 】新卒者141人が入社/日本交通が計15カ所で入社式
【 東京 】計120人の新卒者が参加/国際自動車 25年度入社式
【 横浜 】京浜、3カ月ぶりに増加/3月末 年齢別法人運転者証交付数
【 横浜 】戸塚駅東口で新乗り場が供用開始/駅出口至近に バリアフリー実現へ
【 東京 】1年で配車要請は確実に増加へ/東京無線 藤本・副理事長
【 東京・神戸 】共同で防犯対策を強化に寄与/GOと兵タ協、兵庫県警の3者
【 岡山 】「点字ブロックタク」運行再開/両備Gの岡山交通
【 東京 】5月7日から家族慰安券配布へ/東洋交通労組と共済組合
【 徳島 】フューチャーサミット2025/創業10周年記念も 電脳交通
【 横浜 】介護タク配車アプリを認定/ME―BYOブランドに 神奈川県
【 京都 】韓国のスタートアップと業務提携/DRT導入へ エムケイ観光バス
 
2025年3月29日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】手配しやすさに改善見られずと評価/国交省の欠席に「抗議すべき」の声も/規制改革推進会議 地域活性化・人手不足WG
【 東京 】NRSのタク補完の役割を評価/中野国交相が定例会見で
【 東京 】健康起因事故防止の講演など/全タク連交通安全委員会
【 東京 】約350人が出席/事故防止責任者講習会
【 東京 】4月23日に第1回UD研修/東タク協三多摩支部
【 東京 】国交省 ソフトメーター認定3社に
【 横浜 】モニタリングシステム説明会/神タ協 供給力確保対策特別委
【 東京 】メーター非連動決済端末導入を承認/暫定措置として 都営協理事会
【 東京 】会員事業者が2か月連続で増加/特区・武三地区 都個協調べ
【 東京 】事故映像の提供続行希望の声/東個交通共済協組 支部長会議
【 横浜 】運改の申請率は35.56%に/関運局 東京島しょ地区
【 名古屋 】刈谷交通が要請書を提出/尾張・三河地区運改状況
【 東京 】新規講習予約もオンラインで/東タクセン 接遇研修・英語検定
【 大阪 】75歳定年制への要望書提出へ/全個協近畿が近く近運局を訪問
【 東京・大阪ほか 】4月から通年で認可申請受付へ/「働きやすい職場認証制度」
【 東京 】「DiDiスペシャル」で予約機能/24日からサービス提供開始
【 東京 】ひみつのPRIME 第14弾/TOKYO PRIMEで31日から
 
2025年3月28日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】職場環境、外国人対応など細分化/新たに防犯協力など加点措置/東タクセン「タクシー評価制度」
【 東京 】全国平均では93.0%/営収対19年比 2月分
【 横浜 】タクシー事業者への立入点検は8社/関運局 年末年始の輸送安全総点検
【 東京 】公共交通の「ジェンダー主流化」/国交省懇談会が最終とりまとめ
【 東京 】受け取り手決まらぬ廃業餞別金/全個協 1年経過で処理可能に
【 東京 】支部解散と合併など承認/東個協理事会 「城東支部」誕生
【 東京 】東タク協 支部役員の定数3人減に/1減の東部支部、近く協議へ
【 東京 】全社で「みまもりタク110番」/東タク協 女性、高齢者も対象に
【 東京 】後部座席も着用可能に/東タク協など シートベルト調査
【 福岡 】第一交通産業 役員人事
【 東京 】京自労春闘 一時金1万5千円で妥結
【 東京 】タク生産協力金平均5万円/国際労組 生活総合改善が決着
【 名古屋 】名古屋地区の運改申請スタート
【 千葉 】将来は運行管理者にも/タク運転者等の魅力アピール
【 大阪 】二葉計器 ソフトメーター認定
【 東京 】窓口業務に「AIさくらさん」/運輸支局等での導入広がる
【 東京 】大阪で1500両超に/「S.RIDE」配車
【 東京 】車内放映のビジネス番組販売
 
2025年3月26日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】交通空白解消で観光の足確保/5月にも取り組み方針を策定/第5次観光立国基本計画へ国交省
【 東京 】且ゥ動車会館社長に東都自動車・宮本氏を選出
【 東京 】革新と進化で次の時代へ/国際自動車が創業105周年式典
【 東京 】事業者間の遠隔点呼導入へ/パブコメ募集 4月18日まで
【 東京 】3両→5両の同時乗車へ/八重洲乗り場 拡充終え本格運用
【 横浜・甲府 】小田原、山梨の労働条件改善状況/関東管内 運改全地区の公表完了
【 東京 】換金資金借入金を10万円増額/東個協 20万円一括納入へ
【 東京 】東京無線がおえかきタクシー18両/新宿署等の交通安全パレード参加
【 金沢 】公共RSによる「貨客混載」/日本初 加賀市で実証実験へ
【 東京 】タクシー乗務員ら4人に感謝状/渋谷署がスタートダッシュイベント
【 東京 】基準告示改正後、労基監査が増加/全中労セミナーで特定社労士
【 東京 】GOと渋谷区が連携協定/移動の利便性向上を目指し
【 東京 】介護タクシーの専門会社/ウエルシア薬局 坂戸市で展開
【 東京 】「ノッカル」のシステム活用/能美市の公共RS「ノルノミ」
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版
滋賀地区全体で5割の壁を突破
         北部地区の運改申請率68.60%
【大津】滋賀地区(旧運賃適用地域=大津市地区、滋賀北部地区)における運賃改定で大津市地区に約1カ月遅れる形で、滋賀北部地区で4日、申請率が「5割の壁」を突破、ひとまず運賃ブロックの見直し(1本化)にかかる要件を満たしたことになる。この日、運賃改定要請(申請)を提出したのは同地区の最大手である滋タ協(田畑太郎会長)の副会長会社・近江タクシー(磯谷淳社長、彦根市、263両)。申請率は68.60%(520両)となった。
 近畿運輸局旅客第二課は本紙の取材に、今後の流れとして「旧運賃適用地域で審査するのか」、あるいは「滋賀地区1本として審査するのか」については、統合する地区の運賃格差等の問題も踏まえつつ、要否判定を行い、その結果の公表段階で明らかにするとのこと。近江タクシーの主な申請内容は次の通り(滋賀北部地区=現行運賃は普通車初乗り1.0キロ500円、加算236メートル100円)。▽近江タクシー=普通車初乗り0.9キロ500円、加算192メートル100円、時間距離併用1分10秒100円、時間制運賃60分までごとに6200円。
〜滋賀地区では71.03%に
 近運局は4日、滋賀地区のタクシーの運賃改定要請(申請)について、2月28日に要請(申請)があった法人事業者の車両数合計が法人全体の総車両数の5割を超えたとホームページで公表した。
 今回、同日付で5割を超えたのは滋賀北部地区だが、近運局では統合した滋賀地区として公表。最初の申請日とされる2月28日から3カ月を待たずして基準の50%を超えた。要請件数は9件(事業者)で、要請車両数は760両、地域全体の総車両数1070両(内訳=大津市地区312両、滋賀北部地区758両)に対し、71.03%の要請割合となった。
 今後、近運局では、運賃改定要請(申請)の期間として定められた「3カ月の到来」を待たず、直ちに運賃改定の手続きを開始するとしている。
〔4月5日号関西版掲載〕 <Topへもどる>
2025年4月5日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】車両番号、現金に加え、今度は「登録証」/淀川左岸線開放で大阪市・阪神高速
【 大阪 】常態的な供給不足確認されず/大タクセン 3月度主要乗り場調査
【 大阪 】大阪自動車関係団体を歴訪/大運支局 本田・新支局長
【 神戸 】神戸空港乗り場の運用説明会/神戸・阪神間支部 兵サセン委
【 京都 】ささえ合い交通、運行区域拡大/運営NPO「ようやく実現した」
【 神戸 】「マイナ免許証への対応準備を」/荒井タクシー・信原会長
【 京都 】公式インスタを開設/新たな観光ツアーも 興進タクシー
【 大阪 】2社が6期で最長/バスの無事故局長表彰に17社
【 大阪 】5月に大阪で持ち出し幹事会/交通労連ハイタク部会
【 大阪 】ナンバープレートが値上げ/5月1日から 近運局が発表
【 京都 】春の全国交通安全運動スタート式/京タ協&業務センターも参加
【 東京 】合同採用イベントにnewmoも/本田圭佑氏のX&KSKが開催
【 大阪・神戸 】運転中の携帯電話使用が端緒/近運局 阪神バスに車停処分
【 大阪 】民間車検場を指定取り消し処分/検査員名の虚偽記載で 近運局
 
2025年4月4日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】11月新運賃なら5月中に5割突破を/近運局が運改のスケジュール感
【 大阪 】駅前乗降場の取り扱いで会談/大タ協・暮部支部長と箕面市長
【 大阪 】大タ協が立て替え払い/淀川左岸線(2期)供用で
【 大阪 】交通の安全と労働を考える市民会議/5月10日 エルおおさかで開催
【 大阪 】大阪市域等の法人男性は24人増/3月の運転者証等交付
【 神戸 】小林鷹之議員にRS等で意見/女性党員の集いで兵タ協・大久保会長
【 大阪 】国交省UD補助等の変更点
【 京都 】京都芸大の「京クルー」PR動画
【 大阪 】大阪バス 新路線バスの出発式
【 京都 】アオイ自動車が認証取得/「京都モデル」ワークライフバランス
【 京都 】おもてなしコンシェルジュ任命式
【 京都 】第26回京都検定「3級試験」
【 大阪 】大タクセンGW中の講習日程
【 東京・大阪 】newmoに勤怠サービス導入/LayerX「バクラク」
 
2025年4月2日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大バス太平、米運の2社を買収/大阪・兵庫で1679両体制に
【 大阪 】きょう運賃問題説明会/大タ協 次回の改定方法は?
【 大阪 】大阪市域はほぼ4万円/大タ協 2月の輸送実績
【 和歌山 】「働きやすい職場認証」拡大/和タ協 事業計画に追加へ
【 和歌山 】金・土の夜で平均約50回/和歌山市NRSの現状
【 東京・神戸 】防犯対策強化で協力/GOと兵タ協、兵庫県警
【 京都 】日本国内でDRT導入目指す/エムケイ観光バスが韓国PFと提携
【 大阪 】24年度新たに100両導入/大阪第一G JPNタク314両に
【 大阪 】大運支局長に本田・奈運支局長/監指部長は田辺・兵庫陸運部長
【 大阪 】車検 2カ月前から可能に
【 大阪 】万博中のタクシーが通行可能に/工事中の阪神高速淀川左岸線
【 奈良 】奈良近鉄タクが万博定額タクシー
【 大阪 】大タクセン HPリニューアル
【 大阪 】タクシー乗り場2カ所再開
【 大阪 】基本給日額に52円増額/阪急タクシー春闘妥結
【 大阪 】近運局人事(1日付)
【 東京 】地交計画等のアップデート/国交省がガイダンス公表
【 大阪 】日本城・坂本社長「交通計画ない」/万博「行ってはいけない」府民集会
【 徳島 】「次の選択」見つける未来会議/電脳交通 徳島市で4月10・11日
【 大阪 】近運局 車庫の移転等認可
 
2025年3月29日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】神戸・阪神間は84%、県地区は65%/兵タ協 運改意識調査結果
【 大阪 】運改に対する意見交換も/兵タ協幹部 近運局訪問
【 大阪 】75歳定年制への要望書提出へ/全個協近畿支部が近く近運局を訪問
【 神戸 】60歳以上が62.5%に/兵庫県 2月の運転者証交付
【 大阪 】万博乗り場視察好評/大タ協と考える会が実施
【 大阪 】ロッジ舞洲とパームガーデン/北港緑地に2カ所の待機場
【 大阪 】府警の免許返納体験に協力/大タ協 共通乗車券を提供
【 大阪 】AIオンデマンドの追加・変更/大阪市地交会議が書面通知
【 大阪 】空飛ぶクルマの離着陸場が竣工/港区に 大阪メトロ・大阪市
【 大阪 】各団体へのあいさつ/4月3日に 新大運支局長
【 東京・大阪ほか 】4月から通年で認可申請受付へ/「働きやすい職場認証制度」
【 神戸 】7月から高齢者割引を廃止/神戸相互タクシーに認可
【 京都 】「大覚寺と名宝を訪ねる旅」/ヤサカ観光旅行センターがPR
【 京都 】ユニオンが3年連続表彰/京都観光モラル優良事業者表彰式
【 大阪 】受験者87人中81人が合格/近運局 個タク試験結果を発表
【 大阪 】5人の新規個タクに認可書/全大個協会が授与式を開催
【 大阪 】「共に敵に立ち向ってもらいたい」/Rリムジンに日本城・坂本氏
【 大阪 】社内でUD研修を実施/JPNタク導入進む 敷島交通
【 神戸 】兵タ協の達成率は60.3%/24年度の「チャレンジ100」
【 神戸 】自動運転パートナー4者を公表
【 大阪 】乗り逃げ事案が多発中?/「荷物取ってくる」に要注意
【 大阪 】9月実施 平均改定率29.3%/阪神バスの上限運賃変更が認可
【 大阪 】定額制1回400円に/未来都が迎車料金変更
 
2025年3月28日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】万博NRSを北摂、泉州に拡大/大阪府・万博協会が要請 64両を配分
【 京都 】事業計画・収支予算案を承認/京タ協が予算理事会開く
【 東京 】大阪は10.4ポイント改善/対19年比の営収推移 2月分
【 京都 】新運賃や京クルーなどについて/京タ協執行部が所見
【 神戸 】全自交兵庫地連が執行委員会
【 神戸 】「地域の困りごとのマッチングを」/タク活用の神戸市地域問題検討会
【 神戸 】全県では前年比増も一部が牽引/兵タ協 12月の県下輸送実績
【 大阪 】阪急三番街乗場前を中心に展開/大タ協 春の交通安全キャンペーン
【 大阪 】忘れ物情報案内、31日で休止に/大タクセン 対応法をHPに掲載
【 大阪ほか 】ICクレカは番号入力が必要に/阪急タクが利用者に事前告知
【 京都 】京タ協が8項目にそれぞれ回答/障害者団体と書面で意見交換会
【 大阪 】「万博、電車が止まったらどうする」/東宝・日本城G 坂本代表
【 京都 】I・Uターン制度の見直し要望書/地方協会で提出 全京理事会
【 福岡 】第一交通産業 役員人事
【 名古屋 】名古屋地区の運改申請スタート
【 大阪 】「おりひめバス」が路線定期運行/交野市が23日から開始
【 富山 】公共RS「なんモビ」本格運用/24日には出発式も 南砺市
 
2025年3月26日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】万博NRS第4期への応募を要請/坂本会長、来場者需要に期待
【 大阪 】第3期(105両)に15社が応募/近運局 万博NRS許可事業者を公表
【 大阪 】非公表はルール悪用を怖れて?/西野部長「公表必須の情報でない」
【 大阪 】従業員用乗り場、VIP送迎/万博協会が法個両協会に説明
【 大阪 】26日に万博夢洲乗り場を視察/運行管理者120人が参加予定
【 大阪 】需要喚起で入構登録料を減額へ/関西エアポートが各所に説明
【 大阪 】自動運転バス実験、28日に再開/大阪メトロ「特殊な条件だった」
【 京都 】京都市域は3万3905円/京タ協 2月原計輸送実績
【 大阪 】次年度もUDタク導入補助を継続/予算採択が前提 大阪府・市
【 京都 】利用者懇談会を4月16日に/京都市域の運賃改定に向けて
【 大阪 】使用講習に10人参加/全大個協組 新AED引き渡し
【 大阪 】9割近くがビーボーン導入/全大個協組が事業委員会
【 神戸 】淡路島と丹波・但馬で総営収減/兵タ協 2月の原計輸送実績
【 神戸 】人材確保補助支援を要請/兵タ協 自民県議団と意見交換
【 神戸 】期待のかかる新名所/ジーライオン・アリーナ・神戸
【 大阪 】「大阪は白タク推進の街」/壽タクシー・浦木山社長
【 大阪 】管理職向けコミュ力向上講座/2回目の開催 大タクセン
【 東京・京都ほか 】偏向メディアへ毅然たる対応を/全タク連が注意喚起の事務連絡
【 大阪 】南地は11日、北新地23日/4月の合同街頭指導
【 京都 】公式サイトで混雑状況等を配信/京都市と観光協会 20日から
【 大阪 】珊瑚タクシー第二を買収/「OMタクシー第2」へ
【 京都 】NuVeの事前確定運賃/近運局が申請認可
【 大阪 】国交省の認定取得を公表/二葉計器のソフトメーター
【 大津 】滋賀バスに20日車の処分
【 大阪 】近運局 法人1社を車停処分
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