ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2026年1月19日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

特区・武三の運賃改定は「継続審議」に
   ― 消費者委・公共料金等専門調査会

 東京都特別区・武三地区のタクシー運賃改定を巡る、消費者委員会の公共料金等専門調査会(座長=野村宗訓・福山大学経済学部教授)の会合が1月14日、オンラインも交えて開催された。結論から言えば、複数の学識者委員から「総括原価方式」そのものへの異議が提起され、改定増収率10.14と%が提示された国交省(関運局)の運賃改定案そのものは了承されず、継続審議となった。次回会合の日程はまだ決まっておらず、同調査会としての了承が得られたとしても、消費者委員会本会議での承認、物価問題に関する関係閣僚会議への付議なども勘案すると、東京の運賃改定にはある程度の遅れが見込まれる。実を言えば、同地区では前回の運賃改定でも公共料金等専門調査会で総括原価方式への異論は出ており、委員のメンバーはかなり入れ替わりがあり、今回問題提起した委員は前回改定時とは違っているものの、議論そのものは同じことの蒸し返しであり、その意味で同じ問題提起がされたことへの準備不足もなかったとは言えないだろう。
 今回の調査会には消費者庁の茶谷晋太郎参事官、国交省の重田裕彦・旅客課長、関運局の佐藤直人・自動車交通部長らが行政側から、東タク協の川鍋一朗会長が事業者代表として出席した。
 消費者庁からは公共料金の改定等についての仕組みについて説明し、タクシーについては東京都特別区・武三地区のみが消費者委員会の意見を付して、物価問題に関する関係閣僚会議に付議するという枠組みになっていること、公共料金の変更認可に当たっては政府の閣議決定した「消費者基本計画」において、「決定過程の透明性の確保、消費者参画の機会の確保及び賃上げが適正に見込まれているかといった点も含めた料金の適正性の確保の観点から確認を行う―との基本的な考え方が示された。国交省からは重田課長が、タクシー運賃改定の手続きなどを説明し、「5割ルール」「標準能率事業者の実績年度の収支が赤字であること」などの要件を満たした場合、原価計算書に基づき査定、審査を行うことなどの手続き面を説明したほか、特別区・武三地区の原価計算対象事業者30社の構成などについても紹介した。
 また、業界としてのサービス改善努力や乗務員確保の取り組み状況などについても説明した上で、今回の運賃改定案については、普通車で初乗り1.0キロ500円(現行1.096キロ500円)、加算232メートル100円(同255メートル100円)で、改定増収率は10.14%となっていることが説明された。東タク協の川鍋会長からはわが国でタクシーサービスが始まって114年目となること、この間にサービス改善に取り組み、DX化、インバウンドへの対応、乗務員採用の拡大、安全・安心への投資などを積み重ねている一方で、最低賃金や社会保険料の上昇、LPガス価格の上昇などが経営を圧迫する要因となっていることなどを訴えた。

適正利潤は「自己資本の1割」
 この後、委員らからの質問を受ける形で進行するが、最初に質問に立った太田康広委員(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)が査定原価の計算方法などについて質問し、原価に含まれる「適正利潤の計算方法」を質した。これに対して重田課長が「適正利潤は自己資本の1割」(*正確な通達上の表現では、適正利潤=乗用換算自己資本×資本利子率(0.1)÷(1−法人税等税率))と答えたことから議論は査定案から脱線し、総括原価方式の適正性へと変質していった。
 太田氏は重ねて昨今トラックからタクシーへとドライバーが流れているという現象をとらえて「儲かっているからではないか?人件費が7割を占めるというが、適正利潤も高い」とした上で、自己資本を都合よく調整すれば適正利潤も大きくなると指摘。「総括原価方式ではコスト削減インセンティブが働かない」と述べ、改めてその欠点を強調してみせた。また、城所幸弘委員(政策研究大学院大学教授)も、これまでの特別区・武三地区の運賃改定における時系列の改定増収率を取り上げ、前回改定においても14.24%の値上げがあったことについて、「物価上昇率とはかけ離れた値上げではないか」と指摘。重田課長がこれについても「検証の必要はあるかもしれない」としつつも、道路運送法など関系法令に基づいて定められた方法で査定したと説明し、「ルールに基づいた査定値が適正か否かを判断してほしい」と要請した。消費者委の事務局からも、現在のルールに沿って適正に算定されているか否かを議論する場だとの補足説明があったものの、太田委員からは、「それでは国交省の計算が正しいかどうかのチェックだけをするのか?消費者の視点で、ルール自体が適正か否かの議論ができない。タクシーは緑ナンバーで事業を独占的に営んでおり、基本的には消費者にとって害のある話。今の計算方法自体が消費者にとって害のある話だ」と主張した。
 国交省(関運局)が示した査定案そのものよりも、総括原価方式の適正性に話がどんどん脱線していったことで野村座長は、総括原価方式は過剰投資を呼び込みやすいと太田委員の主張をくみ取りつつ、将来的には自動運転タクシーなど人件費の掛からないものも出てくるだろうとの期待感も示しながら、「今回については、基本ルールの問題点は脇へ置き、別の機会に議論する」として議論の収束を図った。ただ、予定した時間を過ぎても委員の意見を集約して結論を得ることはできなかったため、次回の調査会で検証案をまとめることを提案して了承された。次回日程は決まっておらず、別途事務局から通知される。これにより、同地区の運賃改定には少なからず遅れが出る見込み。また、特別区・武三地区に隣接する運賃ブロックでの改定の実施は、特別区・武三地区の動向に合わせるのか否か、関運局としても判断を迫られる。
 適正利潤は自己資本の1割という議論は実は、前回運賃改定時の公共料金等専門調査会でも委員の1人から提起されている。その際の委員は今回の太田氏のような強硬な主張でもなかったため、「自分はこう思う」という意見として受け止めてほしいとしただけだったことから、軟着陸に成功しているが、少なくとも国交省では総括原価方式を今後も堅持していくのであれば、そのための説得力ある説明を準備しておくべきだ。前回改定と今回改定では委員の入替により違う委員が同じような主張を繰り返しており、その準備は必要だろう。重田課長自身、今回の質疑の中で「タクシーを公共交通と位置付けるならば、運賃は安ければ安いほど良いということにはならない」と話しており、そうした考え方を含めて説得力ある説明が必要ではないか。
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No.1070 1月19日号   主な内容
トピックス
:自交総連 全国個人タクシー部会設立総会を開催
            〜産別組織に個タク事業者の全国組織がいま誕生することの意義
:大タ協、年賀交歓会「今年も団結」
            〜「支部制の積極活用を」坂本会長
:政策実現、労働条件向上へ組織拡大
            〜結成80周年の交通労連関西地総が年賀会
:<Photos> 各団体が近運局に新年あいさつ
:より良い自動車業界の未来を築くために
            〜兵庫県自動車関係団体が新春名刺交換会
:(一社)新王個人タクシー協会が新年会
            〜全大個協組最大支部、2度目の春
:人材確保へともに種蒔き
            〜千タ協千葉支部が合同就職説明会
:史上最低から劇的に増えた来場者数
            〜京成電鉄グループ合同就職説明会
:数字で見る繁忙期直前のタクシー業界
            〜各地輸送実績まとめ
内外交差点
:規制緩和至上主義を招いた「コンプライアンス根性」
            藤井 聡氏(京都大学大学院教授)
:検討から実装のフェーズへ移行
            原 幸一郎氏(NearMe代表)
:街に溶け込み、寄り添うという選択
            成川 史華氏(扇交通社長)
東西往来
:単組旗開きに異例の連合会長 / 白タク・RS問題に必ず終止符
この人この言葉
:若林 泰治氏 / 水野 潔氏 / 坂本 篤紀氏 / 桐原 正明氏
シャッターチャンス
:物言いで遅れる特区・武三運改 / ライドシェアの次は自動運転か
:大タ協の奮闘が万博レガシー?  / 想起される「不確実性の時代」
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
「いよいよ勝負の3年となる」
        1万両構想加速、海外PFとの連携拡大も
                  kmグループが賀詞交歓会
【東京】国際自動車(松本良一社長、グループ本社・港区)は16日、中央区のロイヤルパークホテルでkmグループ賀詞交歓会を開き、国際自動車及びkmパートナーズ各社代表、幹部らのほか、関係取引先代表ら多数が出席した。松本社長は25年を振り返り、安全対策が進捗したことを評価してみせるとともに、26年には独自アプリ「フルクル」のリニューアルやハイヤー新拠点の開設などの施策を披露するとともに、今春の運賃改定を機に分配率の見直しや労働環境を含めた抜本改革に意欲を示したほか、海外アプリプラットフォーマーとの連携拡大についても検討していく考えを示し、「km1万両構想」に繋げていくことにも意欲を示した。
 松本氏は25年の取り組みを振り返り、「kmプロフェッショナル安全」を掲げ、着実に安全輸送のレベルを上げることができたとし、有責事故20%削減や路上横臥者の救護活動等が「東京の街の安全・安心に大きく貢献できた」と強調。25年11月のナスバ安全マネジメントセミナーにおいて自社の取り組みを発表できたことは非常に大きな出来事だったと評価した。資本提携面では4月に電脳交通に出資、11月には現・おおもりタクシー(旧東京ヤサカ自動車)をМ&Aでグループ入りさせたこと、S.RIDEの取り組み強化として、大和自動車交通とも提携していることに触れ、「今後も様々な可能性を広げていきたい」などと述べた。
 26年からは、「いよいよ勝負の3年となる」と強調。タクシー事業では2月9日の「フルクルの日」に合わせて、独自アプリ・フルクルの大幅なリニューアルを行いたいとの考えを示し、「不確かで緩いマッチングだったが、確実なマッチングに変えるという改修を行い、利用者利便に貢献していきたい」とした。また、配車アプリ「S.RIDE」では、海外プラットフォーマーとのインバウンド連携を始めるとし、「訪日観光客が年間4000万人を超える中、海外の方々の交通の利便性をどう上げていくかは、日本の課題でもある。さまざまな海外PFとの連携をS.RIDEがしてくれるということであり、タクシーについては利用者、ドライバー双方に喜んでもらえるものと思っている」と強調した。
〜運改を機に抜本的改革を進める
 また、今春実施が見込まれる運賃改定にも触れて、「この運賃改定を好機と捉えて労働分配のあり方やタクシー事業を巡る諸問題を解決させていきたいと考えている。労組との協議もしっかり進め、労働環境も含めた抜本的な改革をしていきたい」との方針を示した。km個人タクシーが今年で10周年を迎えることにも言及し、「今年も新たに9人が加わる予定だ。規模も大きく膨らんでくる」とした。また、ハイヤー事業では、4月に中央区の日本橋箱崎町に新拠点を開設することを明らかにし、「新拠点では全車ムーンルーフ仕様の新型アルファードを導入し、最終的に100両規模とすることを計画している。エグゼクティブの皆さまに相応しいクルマを提供し、新たな事業所としてスタートする」と説明。「それらを支えるバックオフィスについては、さらなる効率化に向けて『kmAI』が新年からスタートしている」と紹介した。
〜産業の垣根を超えた連携
 自動運転領域では新規プレーヤーの台頭や多様な関係者が参入してくるとの見方を示し、「PF間の横連携やこれまでになかった動きが加速していく年になる。グローバル規模のタクシー会社なるものも登場しつつある。東京にもすでに参入してきているというようなことも起きている。私たちは新たに登場してきたプレーヤー達と競合し戦うのか?ということだけではなく、共存の可能性もしっかり見極めていかなければならない。どのようなパートナーとどのような形で協力し合っていくか、しっかり見極め、新たなkmグループとして、1万両構想も掲げておりこれを現実的なものに形作っていきたいと思っている」との考えを示し、「もはやタクシー事業者、タクシー業界というものではなく、産業の垣根を超えた連携を図ること、挑戦をおそれないで形づくりを目指していきたい。お集まりの皆さんとともに未来のモビリティを作り上げていく1年としたい」と述べた。
 続いて新たに買収され傘下に収まったおおもりタクシー(大田区)の渡邉啓幸社長(国際自動車副会長)が幹部職員を紹介。乾杯の発声はkmパートナーズを代表して弥生交通の雨宮和義社長が行った。締めくくりには、西川洋志会長が昨年10月から新役員体制になったことに触れ、メンバーが自己紹介を行った。賀詞交歓会の開催に先立って、港区の青松寺で役員・幹部職員らが新年の安全祈願を行った。
〔1月17日号関東版掲載〕  <Topへもどる>
2026年1月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】RS導入の熱気は冷めたか/地域活性化・人手不足WG
【 東京 】「人口減少の危機を好機に」/金子国交相 定例会見で
【 さいたま 】「埼玉県ハイヤー・タクシー協会」/総会上程へ 埼乗協の名称変更
【 さいたま 】三上氏「RS反対を貫く」/埼乗協 賀詞交歓会を開催
【 さいたま 】次の100年も公共交通を担う/交歓会で全タク連・川鍋会長
【 さいたま 】人手不足へ「県として努力」/来賓あいさつで大野知事
【 千葉 】タクシーの魅力伝える情報発信も/千タ協 公式HPを全面改修
【 横浜 】2種免ドライバーの募集を開始/かなライド@みうら 23日から
【 東京 】高幡不動で新年交通安全祈願/東個交通共済協組
【 東京 】西新井大師で安全祈願/日個連東京都交通共済協組
【 横浜 】全自交神奈川地連が旗開き
【 東京 】労使協調で業界を守る/日交労、26年旗開き
【 東京 】国際自動車 一律2万円を徴収/汚損時の損害金など
【 東京 】「ともに未来を見据えて進もう」/川鍋氏がメッセージ
【 東京 】東都観光バスなど2団体を表彰/26日 安マネ優良事業者
【 名古屋 】ジェンダー主流化セミナー/中部運輸局が2月19日開催予定
【 横浜 】旧A地区のみ要否判定/B地区はまだゼロ 山梨運改
【 福岡 】長崎本土ブロックも運改必要
【 東京・札幌 】新富良野プリンスHと連携/ニアミーのモビリティ実証実験
【 東京 】新たに英語接遇検定で18人合格/東タクセン、計2149人に
 
2026年1月16日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】特区・武三の運改を継続審議に/「総括原価方式」の正当性に対して疑義/消費者委・公共料金等専門調査会
【 東京 】専門調査会 委員名簿
【 東京 】全国個タク部会設立総会開催/部会長に徳永氏 自交総連
【 東京 】タクセン幹部招いた研修会も/中労研・中労協、合同新年会
【 東京 】「中労協との集交は堅持」/中労研・坂本会長
【 東京 】一致団結すれば道は拓ける/大和自交G 賀詞交歓会
【 東京 】運賃改定の今年は「勝負の年」/全自交関東・東京地連、旗開き
【 東京 】努力が実を結ぶ飛躍の一年に/東洋交通労組・共済会、旗開き
【 東京 】協議会として初の新年会開催/都営協亀戸・ATU支部
【 東京 】「白タク問題は自然解消する」/S.RIDE橋本社長
【 東京 】正しい着用は95.7%に/シートベルト着用調査結果
【 東京 】「GOプレミアムセダン」/14日から順次開始 GO
【 東京 】前月踏襲で「持ち直し続く」先行き/12月景気ウォッチャー調査
【 東京・長野 】期間限定でNRSを開始/ウーバージャパン
【 和歌山ほか 】ニアミーが関空―高野山の直行便/41の観光拠点結ぶ実証実験
【 東京 】白タク容疑で経営者を逮捕
【 訃報 】野尻雅人氏、死去
 
2026年1月10日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】椅子取りゲームは既に始まっている/「今年が自動運転前夜」開始は27、28年?/東タク協新年賀詞交歓会で川鍋会長
【 東京 】電話配車にChatGPT活用も/東京無線賀詞交歓会 村澤氏が構想
【 東京 】FCV導入600両へ向けて/小池知事が東タク協へ協力要請
【 東京 】新年の重点課題を4つ列挙/現状報告 関運局・藤田局長
【 東京 】地域活性化・人手不足対応WG/規制改革推進会議 15日に
【 東京 】今月下旬に自民厚労部会長に要望/労基法改正 武居・全タク副会長
【 東京 】10・11月新規加入組合員を承認/日個連東京都交通共済協組
【 東京 】働きやすい環境実現に全力/大和自交労組、新春旗開き
【 東京 】「変化をポジティブに」/京自労旗開きで須藤委員長
【 東京 】23日に港区・汐留で新年会開催/女性タクシー経営者の会
【 東京 】「三木谷氏はRS推進の中心人物」/自交総連 城書記長
【 東京 】「心もとない運転者が増えている」/全自交東京 菊池・副委員長
【 福岡 】長崎離島地区 運改申請スタート
【 東京・札幌 】配車アプリのりば実証実験に参画/千歳空港でDiDi 15日から
【 東京・さいたま 】「オンデマンド交通」に協力/モネテクノロジーズ 熊谷市で
【 東京 】新社名は「ゆいかじ交通」/newmo沖縄が社名変更
【 大阪 】営業所内覧ツアーを開催/28日に 夢洲交通
【 東京ほか 】脱炭素交通創発セミナー開催へ/EST普及推進委&エコモ財団
【 福岡・大阪 】エムケイのスーパーで朝どれ苺/宗像市らと5者で協力
【 静岡 】静岡市でセミナー展示会を開催/2月26日 システムオリジン
【 徳島 】「自動運転遠隔監視センター」/電脳交通が8日、設立
 
2026年1月9日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】交通空白解消へ法改正も念頭に/共同化・協業化の推進など6つを柱に/交政審地域公共交通部会が最終とりまとめ
【 東京 】ウーバージャパンが経団連に加盟
【 横浜 】京浜は2カ月連続2ケタ増に/25年12月末年齢別運転者証交付数
【 東京 】一般会計は6兆749億円/26年度予算案を閣議決定
【 横浜 】関運局人事(1日付)
【 東京 】環境性能割は3月31日に廃止/26年度税制改正を閣議決定
【 東京 】特区・武三の運改議題に開催へ/消費者委・公共料金等専門調査会
【 東京 】徳永氏「RS解禁要望するな」/自交東京 楽天前行動で訴え
【 千葉 】シートベルト着用状況調査実施/千タ協 JR・京成成田駅で
【 東京 】新たに20人が合格/東タクセン 英語接遇検定
【 東京 】アプリと流しの二刀流を確立/アイティータクシー新年会
【 東京・札幌 】専用のりばでGOの注文可能に/新千歳空港での実証実験
【 東京 】ウーバーも乗車対応を開始
【 東京 】Gキャブ 一律2万円請求へ/車内汚損による清掃費用など
【 那覇 】沖縄地区 運改要否判定実施へ
【 新潟 】長野地区は運改要請開始
【 東京 】プロパン・ブタンとも続騰/LPGの1月CP
【 東京 】ゲストは齋藤飛鳥さん/「ひみつのPRIME」第24弾
【 名古屋 】静岡市内事業者の許可取消
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版
NRS継続に含み、運改効果に課題認識
            近運局会見で西野・自交部長が見解
【大阪】近畿運輸局(服部真紀局長)は15日、大阪市中央区の合同庁舎で定例記者会見を開き、西野光・自動車交通部長は、4月に2年の許可期限を迎える日本版ライドシェア(NRS)の制度継続について、「許可期限の到来をもってすぐさまに制度が終了するということは考え難いのではないかと思っている」との認識を示した。「本省から明確な方針は示されていない」と前置きした上で西野部長は、「例えば2種免ドライバーの養成期間にNRSに乗務させるなど、制度を活用しながら雇用につなげている事業者もいると聞いている」と述べ、NRSはあくまでタクシーを補完する制度として、当面は継続していく可能性が高いとの見方を示した。
 NRSに関連して西野部長は、営業区域ごとの不足車両数について「2年前とは状況が変化している」と指摘。配車アプリのマッチング率など、最新の実態を踏まえた見直しが必要との考えを示した。準特定地域における未稼働枠の暫定活用についても、「この枠を前提に乗務員を雇用した事業者もいる」とした上で、「早急に方針を示す必要があり、その旨はすでに本省に伝えている」と述べた。
 一方、昨年実施した運賃改定後の輸送実績については、「大阪・関西万博の影響が大きく、乗務員の増加により供給力も拡大しているため、現時点での分析は難しい」としながらも、「過去の運改に比べると、改定増収率に比して営業収入への効果が薄れてきている印象がある」と述べるとともに、運送収入の減少分を運賃改定による値上げのみで補う手法には限界があるとの認識を示し、今後は運賃・料金の在り方そのものを検討していく必要があるとした。
 万博閉幕後の北新地における二重駐車や、USJ周辺での違法駐車への対応については、「業界団体や事業者で検討・対策が進められている」とし、現時点で街頭監査やカイゼン作戦の実施は考えていないとした上で、「状況を注視していきたい」と述べた。また、大成交通(西井猛社長、神戸市中央区)が国と同局を提訴した件については、「係争中のためコメントは差し控える」と述べるにとどめた。
〜現在進行形で取り組みは進んでいる
 昨年を振り返って西野部長は、「やはり大阪・関西万博、そして運賃改定に尽きる。やり残したことというよりは現在進行形でさまざまなことが進んでおり、一つひとつきっちり精一杯務めていきたい」と述べた。
 田辺剛敏・監査指導部長は、「一番はハイヤー事業者への対応だった。これについての監査はこれまでも順次実施してきたが、報道等で法令違反の疑いがあるのではと取り上げられてから、関空で実態把握のため調査・街頭監査を実施した」と振り返り、今年は「昨年に引き続き都市型ハイヤー事業者への調査をさらに深掘りし、実態を解明していきたい」と抱負を述べた。
〔1月17日号関西版掲載〕 <Topへもどる>
2026年1月17日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】近畿からは京タ協・奈タ協会長が/「軽自動車タク」小委 近く初会合
【 神戸 】加算前倒しに相次ぐ慎重論/姫路・西播磨、東播磨合同準特協
【 大阪 】自総個タク部会「考え方は同じ」/近運局 西野・自交部長
【 大阪 】「京都つばきタクシー」を紹介
【 大阪 】「大阪のタクシーを守る闘い」/大タ協・坂本会長
【 大阪 】未解決件数1500件を目標/大阪交通共済協組 代表者新年会
【 大阪 】無事故で54社を表彰/事故発生も前年比減 大阪共済
【 大阪 】支部制加味した推薦方式を検討/改選にらみ 大タ協・総務委員会
【 大阪 】需給の現状報告、19日に贈呈式/大タ協 山根・経営委員長
【 大阪 】「大阪業界、一致団結の時代」/大タ協 大沼・交通安全委員長
【 大阪 】1月の決裁報告などを確認/全大個協組 審査委員会
【 京都 】累計1億3061万円に/エムケイHDが共同募金会に寄付
【 大阪 】「向き合う姿勢」等テーマに開催へ/地域公共交通活性化シンポin関西
【 京都 】今回タクは9社が出展/バス・タク就職相談会in京都
【 京都 】モタクがGMOのランク1位に/京都の第一交通グループが発表
【 大阪 】北営業所を豊中市へ移転/大阪エムケイ 大運支局に申請
 
2026年1月16日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】労働条件改善など三本柱を推進/結成80周年の交通労連関西地総
【 奈良 】ジャンボタクシーの活用で議論/奈タ協・経営委員会
【 大阪 】RS新法に終止符打つ/自交総連関西地連が旗開き
【 大阪・東京 】拡大執行委員会開く/自交総連大阪地連
【 大阪 】新大阪駅乗り場一時休止 17日深夜
【 神戸 】神戸市域の運転者証新規交付73件/兵タクセン 25年12月実績
【 京都 】府・市営の空き住宅を社宅に/バス運転者確保へ京都府・市
【 大阪 】全大個協組最大支部/新王個タク協会が新年会
【 京都 】「丹後版MaaS」の実証実験/「mobi」アプリに機能追加
【 和歌山ほか 】ニアミーが関空―高野山の直行便/41の観光拠点結ぶ実証実験
【 神戸 】阪神個人の2月理事会 7日に
【 京都 】久美浜タクシーが事業廃止
【 神戸 】本社営業所第二車庫を縮小/神姫タクシー
【 神戸 】ウイングキャブ社長に曽根氏/本社移転と代表交代の変更届
 
2026年1月10日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「支部制の積極活用」を呼びかけ/大タ協の年賀交歓会で坂本会長
【 大阪 】幹部へ新年あいさつ/全個協近畿 近運局訪問
【 大阪 】全大個協会から松本副会長が出席/大阪府警が年頭視閲式
【 大阪 】タクシー飛躍の一年に/大タ協年賀交歓会で服部局長
【 神戸 】人手不足など課題共有/兵庫自動車関係団体が名刺交換会
【 大阪 】奈タ協会長・副会長 近運局へ/局長・自交部長に新年あいさつ
【 大阪 】路上横臥者対応は先頭に/東宝・日本城G・坂本代表
【 奈良 】防犯訓練研修会の開催を協議/奈タ協 交通環境委員会
【 大津 】協会長表彰を3月10日に開催/滋タ協 事故防止・サービス改善委
【 大阪 】「TVタックル」の取材にも対応/東宝・日本城G・坂本代表
【 沖縄・大阪ほか 】沖縄の新社名は「ゆいかじ交通」/サイト公開なども newmo
【 大阪 】営業所内覧ツアーを開催/28日に 夢洲交通
【 福岡・大阪 】エムケイのスーパーで朝どれ苺/宗像市らと5者で協力
【 京都 】今年で3年目の取り組みに/「バスどらフェスin京都」
【 徳島 】「自動運転遠隔監視センター」/電脳交通が8日、設立
【 東京ほか 】脱炭素交通創発セミナー開催へ/EST普及推進委&エコモ財団
【 静岡 】静岡市でセミナー展示会を開催/2月26日 システムオリジン
【 大阪 】大規模警備に伴い交通規制/大阪府警 13、14日の両日
【 大阪 】大阪大同社長に田畑慎三郎氏
【 大阪 】NARDOが事業の全部譲渡/譲受は新設の大阪シティ交通
 
2026年1月9日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大変革期にFC加盟推進を加速/梅田交通グループが年賀会
【 大阪 】大阪市域等の法人は1万9030人/12月の運転者証等交付数
【 大阪 】坂本副会長「関係諸税の要望、今後も」/大阪自動車会議所が年賀交歓会
【 大阪 】12月も常態的な車両切れなく/主要駅乗り場待機状況調査
【 大阪 】滋タ協、京タ協が表敬訪問/近運局長 新年名刺受け
【 神戸 】新年合同祝賀会に兵タ協・大久保会長
【 京都 】個人団体に「乗り場指導」の権限を/全京 年賀あいさつで京運支局に要望
【 京都 】洲見雅義氏のお別れ会 25日に
【 京都 】「個タク連絡会」が正式スタート/会則承認 7団体が集結
【 神戸 】運改や人材確保で意見交換/兵個協が兵陸部を表敬訪問
【 大阪 】6人に認可書を授与/全大個協会 事業開始説明会
【 京都 】京都新聞に粂田氏の年頭あいさつ
【 大阪 】阪急タク乗り場 ホテル解体で終了
【 大阪 】3月試験へ35人が合格目指す/近畿個タク 譲渡譲受講習会開講式
【 京都 】タクシー行灯めぐるエピソード/京都新聞が特集記事
【 大津 】交通系ICカードなど/近江タク 決済方法多様に
【 大阪 】大タ協 定例理事会を休会
【 大阪・京都 】大阪バスタクへの15両譲渡認可
【 大阪 】八光商事が冨尾石油に全株譲渡
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